『シマフクロウ繁殖記~第1弾~』

最終更新日 2021年3月11日

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『シマフクロウ繁殖記~第1弾~』

 みなさんこんにちわ~  新人飼育員のあらきちと申します。

 今回は、繁殖シーズン真っ只中の『シマフクロウ』について書いていきます。

 現在「産卵期」を迎え、今日(3月9日)1卵目の卵を産みおとしました。それに伴い、オスも私も絶賛そわそわ中です。

 フクロウ1

「すごく分かりづらいけど、卵発見!」


フクロウ2
 「3月9日 卵を産んでいるメス、側から離れないオス」


 さて、お気づきの方もいると思いますが、こちらは新しい巣箱です。

 2018年繁殖時に使用したものではなく、それよりも低い位置に設置してあり、現在使用中です。

 虹別で保護活動をされているコタンコロカムイの会さんから譲っていただき、せっせと設置しました。野生下での繁殖実績があり、毎年改良を重ねているそうです。そのおかげもあり、無事メスのモコさんが気に入ってくれてホッとしてます。

 コタンコロカムイの会の方々の活動は、後日改めて書きます。フィールドに足を運んで感じたことをみなさんとぜひ共有したいです!

フクロウ3  「右上2018年使用 左下現在使用中」 


 メスが既に抱卵に入っているため、2卵目は確認できていませんが、順調にいけば4月中旬に孵化予定です。この繁殖記が1弾で終了せず、みなさんにいい報告ができるよう飼育員としてできる限りのことを努めていきます。

なぜ、新しい巣箱を設置したのか…?!は、『シマフクロウ繁殖記🌟~第二弾~』でつづります。ヒートアップしてきそうなので、今回はここら辺でドロン致します。


 と、その前にオフショットをどうぞ。


フクロウ4
「リアルタイムで抱卵状況がみれます。園内でもへき地にありますが、ぜひお楽しみください!」

 フクロウ5

 「見下ろすオス ロロさん」


 フクロウ6

 「のぞき込むオス ロロさん」


 それでは、どうぞみなさまご自愛ください。


フクロウ・てながざる館担当:荒木地 真美