コロブスベビー
5月1日に生まれたアビシニアコロブス「アビ」のこどもは順調に成長し、だんだんやんちゃになっています。
生まれたとき真っ白だった毛は、少しずつグレー→黒の部分が増えています。
(生後3~4ヶ月で大人と同じ毛色になります)
<5月4日>
アビシニアコロブスは同じ群れのメスが子育てを手伝うことがあり、前回の出産の際にはアビの義理の母である「カトリーナ」が手伝ってくれていたようなのですが、昨年カトリーナが亡くなり、今回はアビひとりでの子育てになるかと思っていました。
が、ヘルパーがいました!
アビの息子の「アル」です。
こどもを構いたいようで、さわってみたり、ときどきだっこもしています。
(こどもは落ち着かないようで鳴くことがありますが、母は慌てることなく子供を抱きにいきます)
こどもの父親は昨年秋に来園した「ギガース」です。
ギガースはこどもが近づくとどう扱っていいかちょっと戸惑っているようにも見えます。
<6月12日ギガースと母仔>
<6月12日>
こどもの様子だけでなく、個体同士の関係の様子を観察するのもおすすめです。
今のところ、展示時間は毎日13:30~16:30です。
日々の様子はSNSにも投稿していますので「#アビのこども」でチェックしてくださいね。
<6月20日 母の食事中にまわりで遊んでいます>
そうそう、お隣の仔ワオたちも順調に成長しています。
まもなく生後4ヶ月になります。まだまだおっぱいも飲んでいますが、大人たちに負けずによく食べます。
おいしいものをあげるときにも母から離れて取りに来るようになりました。
こちらも「#ナスカのこども」でチェックしてくださいね。
<仔ワオたち>
まだまだ「見に来てください!」と大きな声で言える状況ではありませんが、ご来園の際にはぜひご覧ください。
サル舎・北海道産動物舎担当:佐藤和加子