冬ということで・・・

最終更新日 2018年12月10日

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冬ということで・・・

 皆さんこんにちは。ミカンの国出身のフクロウお世話係です。

 北海道に来てはや4年目、すでに冬本番・・・しかしこの早い冬にはまだ慣れません。春が恋しいです(笑)

 さて、北海道ではその寒さのために冬に展示できない動物も多いです。

 私がお世話をしているは北海道産のフクロウたちですが、渡りをするものもいるため一部を室内に収容し春を待っています。

 今回は、彼らの北海道産動物舎越冬室での様子を紹介します。

 現在越冬室に入っているのは、アオバズク、オオコノハズク、コノハズクです。

 室内には止まり木を設置し、暖房も完備されています。温度は基本的に春の気温を参考に野外と同じようにして昼夜で温度差をつけるようにしています。北海道の長い冬、室内というちょっと窮屈な環境ですが、翌年の春に健康で野外に出せるようにお世話しています。

 その他のフクロウたちは北海道の冬に対応できる種類です。特にシロフクロウは北海道では冬しか観察できないフクロウですので、これからの季節が本番のようなもの。夏とは違う表情が観察できると思います。是非観察しに来てください。

 では~

アオバズク

今のアオバズク

コノハズク

今のコノハズク

オオコノハズク

今のオオコノハズク

副園長・獣医師・フクロウ担当:池谷優子