カバのペアはどうなった?

最終更新日 2018年8月31日

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カバのペアはどうなった?

 カバの百吉と旭子の繁殖目的で4月下旬から同居を始めて4か月がたちました。前回のブログから報告が遅れましたが、なんと5月と6月の旭子の発情期に百吉との水中交尾行動が見られました。15分から30分間にも及ぶカバのマウントする姿を、私たち飼育員たちも間近でみられたことは大変貴重な出来事でした。

カバの水中交尾行動

水中交尾行動の2頭


 しかし、発情期終わるといつものように主導権は旭子に戻ります。互いに距離感を保ちつつ大きな口を開けコミュニケーションをとったり、2頭寄り添って気持ちよさそうに寝たり、時にはテンションが高まるようで活発な泳ぎも見られます。先日、屋外のプールで旭子の左下の歯が百吉と互いの口を開けていた弾みでしょうか歯が欠けてキリンを見ていたお客さまにけがはなかったのですが当たったようです。


  さらに7月、8月と2か月以上旭子の発情期が途切れてしまいました。当然交尾行動が無く様子を見守るしかないのですが、たまに百吉が旭子に近づいていくこともありますが、これはひょっとして妊娠・・・と期待がふくらみます。とはいえ繁殖(ペアリング)に向けてスタートしたばかりです。皆さんもこの2頭の命の誕生を期待して仲の良い様子をぜひ見に足を運んでくださればと思います。なお、同居の展示がない日もありますご理解ください。

お昼寝

仲良くお昼寝

カバ・タンチョウ担当:高井正彦