最終更新日 2018年5月4日
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ブタの飼育を始めました
今年から第2こども牧場では、ブタの飼育を始めました。まだ約2ヶ月齢のメスのブタ2頭が、4月の閉園中に来園してきました。開園初日は少し興奮気味でしたが、今は走ったり、穴を掘ってエサを探したり、寝たりと色々な姿を見せてくれるようになりました。家畜動物の中では、中々見ることがないブタ。そんなブタを知ってもらいたく、飼育を始めました。
走るブタ
「なぜブタ?」と思われるかもしれません。ブタはイノシシを改良して作られた動物ですので、習性は受け継いでいます。穴を掘ってエサを探すという動物らしさを見ていただくこと。
土を掘り、エサを探すブタ
来園したブタは、品種で言うと大ヨークシャー(オス)とランドレース(メス)の子どもになります。ちなみに、みなさんが食べているブタは生後約6ヶ月齢のブタの肉なのです。そして食卓に出てくるということ。
食卓に…というと、「かわいそう」という声も聞こえてきそうですが、ブタを見て「いただきます」という感謝の気持ちを持ってもらえれば…。そんな思いでブタを飼育しています。
「いただきます」という感謝の気持ちは他の動物でもあります。今年からこども牧場は、動物を「食べる」と「利用する」をしっかり伝え、動物から人は恵みをもらい続けていることを知ってもらうため、「いただきますパネル」というものを作成しました。
看板の大きさは大小ありますが、全部で8枚あります。こども牧場の色々な動物のところに掲示していますので、ぜひ探しながら動物を見て、感謝の気持ちを少しでも持ってもらえればと思います。
(こども牧場・教育活動担当:佐賀真一)