「飼育スタッフは本を読む!」

最終更新日 2018年1月10日

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「飼育スタッフは本を読む!」

 動物園で働く飼育スタッフの仕事は、動物を健康的に飼育する、動物がいろいろな行動ができるように魅力的な放飼場を作り上げる、来園者の方々に動物のことを知ってもらうために看板を書く、ガイドを行う、イベントを行うなど、さまざまな仕事があります。

 これらの仕事を行うために飼育スタッフは、動物の生態や飼育の方法、自然環境を伝えるための手法、などを常に学び続ける必要があります。

 私は子どものころ、勉強が嫌いで大人になったら勉強しなくてよくなると勝手に思っていたのですが、大人になってからのほうが猛烈に勉強するはめになってしまいました。


 ちびっこのみんな!勉強は大人になってからもすることになるから、今から頑張って勉強しよう!


 さて、勉強にもさまざまな方法があります。今回は〈飼育スタッフは本を読む〉です。

動物園参考書 

 動物園はなかなか特殊な世界ですが、参考書がいろいろと出ています。


 写真の中で一番分厚い本で厚さが3cm、重さが約2kg、ページ数は600ページを超えます。単純に重いので、持ち上げるとちょっとした筋トレになります。頭と同時に体も鍛えることができる優れものです。

飼育スタッフは、たくさんの本を読んで様々な知識を吸収し、飼育や展示に生かしていきます。本棚は、動物関連の本でいっぱいです。

 昨今、本離れが進んでいると耳にする機会がありますが、本はとってもいいです!自分一人では考えつかないことや自分が経験できないことなど、たくさんのことを知ることができます。

動物園には、動物図書館があり、たくさんの動物関連の本があります。動物のことを少し勉強してから動物を観察すると、たくさんの発見があるはずです。

 さぁ、みなさん、どんどん本を読んで、どんどん動物園に来て自然を知りましょう!


(あざらし館・さる山担当  鈴木 悠太)