レッサー担当者の最近の悩み

最終更新日 2017年10月6日

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レッサー担当者の最近の悩み
 

 

 すっかり続報を忘れていました、すいません。
 7月15日に生まれたレッサーの双子たちはすくすくと育っています。

 生まれた時は推定150gだった体重も、10月4日時点で約1.5kgと10倍ほどに成長し、最近は産箱の中から時々出ては室内を探検しています。
 順調に行けば11月ころから屋外に慣れていってもらう予定なので、皆さんにお見せできるまでもう少しお待ち下さい。

パック背中 

2017年生まれの兄弟

 ちなみに性別は今年もオスとメスでした。

 が、一つ困ったことがあります。

 それは2頭の見た目がそっくりなこと…。

 昨年の双子はオスの雷雷(レイレイ)がメスの雲雲(ユンユン)より一回り大きかったことや毛色も雲雲が薄い色だったので見分けが付きやすかったのですが、今年の2頭は大きさもほぼ一緒、毛色もほとんど同じで顔つきも今のところ違いがないように見えます。

 

キョンエリザベスカラー

2016年生まれの兄弟(雷雷と雲雲)

 もちろん性別が違うので、もちあげておしりを見ればわかるのですがぱっと見てわかる違いがないというのは困りもの。

 いつもはたくさんいるレッサーと個体紹介の看板を見比べて、個体識別に苦労している来園者の方に
「このレッサーは○○で、こっちが○○。全く違う顔つきですよ~、すぐわかるようになりますよ!」
「すごーい、さすが飼育係だね!」
 などという会話でどやっていたのですが、今年はこのままではまずい…。

 外デビューまでの残り1ヶ月ほどで違いが出てくるor違いがわかるようになることを祈るばかりです。

                                  小獣舎担当・獣医 中村