しいくのぶろぐ「さようなら旭山動物園号」
3月30日に旭川駅で旭山動物園号の内覧会が行われました。翌日の新聞報道によると1,100人が見学に訪れたようです。この写真は旭山動物園号の最後尾車輌です。ホッキョクグマの大きなイラストが目を惹きます。
この車輌は「極寒の銀世界号」という名前がつけられています。
座席には動物のカバーが掛けられており、
テーブルの裏には車輌のテーマに沿った動物の解説が書かれています。
トイレの表示も各車輌ごとに異なっています。
次の車輌は「鳥たちの大空号」です。
各車輌には記念撮影スポットが設けられていて、この車輌はフラミンゴでした。
次の車輌は「北海道の大地号」、各車輌の床には動物あしあとクイズが描かれています。
これが旭山動物園の先頭車両です。ホームに並んでいて、この絵が近づいてきたらわくわくしますよね。
JR北海道によると旭山動物園号は2007年から運行し、のべ32万7千人の方が搭乗しました。会場には引退を惜しむ声もたくさん聞かれましたし、改めて旭山動物園号の勇姿に多くの方が感動していました。引退は寂しいですが、11年間お疲れ様でした。
(ぺんぎん館・獣医師:佐藤伸高)