旭山にゅーす・ぶろぐ

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2023年2月のすべての記事

2023年3月の壁紙カレンダーができました

2023年3月カレンダー

3月の壁紙カレンダーの動物はシンリンオオカミです。

3月のWEBカレンダーの動物はシンリンオオカミです。

オオカミは寒帯から冷帯に分布し、大型のシカ類を主食とし、群れの大きさは獲物の種類、大きさによって変わります。

群れ全員による遠吠えでなわばりを主張します。近隣の群れの遠吠えに対し、遠吠えを返すことで直接衝突を避けます。

ご来園の際にはぜひご覧ください。

 WEBカレンダーのダウンロードはこちら。

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
カレンダー2303_16:9(画像形式(JPG) 1,644キロバイト)
カレンダー2303_16:10(画像形式(JPG) 1,773キロバイト)

過去の壁紙カレンダー

過去のカレンダー
2023年2月分(キングペンギン)
2023年1月分(エゾユキウサギ)
2023年1月分(エゾユキウサギ)
2022年12月分(ライオン)
2022年11月分(シセンレッサーパンダ)
2022年10月分(ヤギ)
2022年9月分(アビシニアコロブス)
2022年8月分(マヌルネコ)
2022年7月分(シマフクロウ)
2022年6月分(ホッキョクグマ)
2022年5月分(ホッキョクグマ)
2022年4月分(ダチョウ)
2022年3月分(キタキツネ)
2022年2月分(ライオン)
2022年1月分(アムールトラ)

冬期間中のクジャクたち

 「クジャクはどこに行ったんですか?」冬期開園中そんな質問をお客様からたくさん頂きます。
 旭山動物園のクジャクたち…もちろん居なくなった訳ではありません。旭山動物園のクジャクは、インドクジャクという種類で、その名の通り元々はインドやスリランカなどの暖かい地域に生息している動物です。
 そのため寒さはとても苦手…。冬の間は暖かい室内で過ごしており、展示は行っていません。

室内クジャク
 室内で過ごしているクジャクたち

 そんなクジャクたちですが、実は冬の間とっても面白いことが起こっているんです。
 クジャクのオスのトレードマークでもある美しい飾り羽。1年に一度生え変わっていることをご存知でしょうか?
 クジャクの飾り羽は9~11月にかけて抜け落ち、12~3月にかけて新しいものが生えてきます。そのため、今の時期は新しい羽がどんどん生えてくる頃。羽が伸びていく様子を観察するのはとても面白いです。

11月のクジャク
11月5日撮影(まだ飾り羽が少ししか生えていません)

12月のクジャク

12月11日撮影(羽の長さが長くなり、量も増えています)


2月のクジャク
2月11日撮影(とってもゴージャスになりました)


 このように、着実に羽が伸びてゴージャスになっていっているのが分かります。
 羽の生え揃っていく更に詳しい様子は、園内クジャク舎前のパネルにて写真で展示をしております。
 写真は随時更新していきますので、旭山動物園にお越しの際はぜひご覧になって下さい!

看板
園内クジャク舎前のパネル展示の様子

 ちなみに、現在の羽の長さはおよそ120cm。ピーク時には1番長いもので150~160cm程になりますので、完成する日も近いかと思います。
 4月29日からの夏期開園時にはゴージャスな羽が生え揃った姿を皆様にお披露目できるかと思いますので、そちらもお楽しみに!

こども牧場担当:永澤琴音

さすてなぶる・でべろっぷめんと・ごーるず

受験シーズンですね。
先日「飼育技師上級試験」というのを受験しました。動物園・水族館の勤務歴10年以上の人が対象の、今年から新設された資格です。
49才にして受験生。老眼をこすりながら鉛筆でマークシート100問を塗りつぶしました。結果が出るのは1~2か月後のようです。

新しく設けられた資格のため「過去問」や「傾向と対策」はありません。出題範囲の本5冊をひたすら読み込みます。この年になると記憶力もだいぶ鈍っているので「甘く見たら落ちる」という危機感から、受験生ばりに本気で勉強しました。

昨今の情勢を反映し、SDGsなど環境問題が多く出題されましたね。SDGsって何の略だか知ってますか?私は受験勉強するまで知りませんでした(あかんやろ)
環境に配慮した製品に付けられる「認証マーク」に関する問題も出題されました。
カフェに籠って勉強しながら、ふとドリンクのコースターを見ると、なんと認証マークが!
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「レインフォレスト・アライアンス」。カエルのマークがかわいい。「環境に配慮して生産されたコーヒー豆を使用しています」という事のようです。
他にも、年末に買った年賀状の包装にFSC(森林管理協議会)認証マークが付いてたり、家にあった紅茶の箱に「フェアトレード」と記されていたり。気を付けてみると、いろんな製品に認証マークが付いている事に気づきます。
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みなさんのお家でも、認証マークを見つけることができると思います。ぜひ探してみてください。

ちなみに、織田信長が本能寺の変で明智光秀に斃されたのが49才。え?オレが信長公だったら討ち死する年やんか!信長公は天下統一目前まで行きましたが、私が天下統一するまでの道のりは遠そうです。
いやいや、まだまだ若い者には負けませんよ。試験結果もきっと大丈夫・・でしょう!
学生のみなさんも、受験勉強がんばってください!
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動物たちは学校も試験もなんにもなくて気楽だなー。
 

ほっきょくぐま館・アフリカ水槽担当:大西 敏文

エゾシカを見れば四季が分かる

 「エゾシカの森は、いつ来てもきっと新しい発見があります。」
 これは、エゾシカのもぐもぐタイムでお客様にお伝えしている私の宣伝文句です。

 冬は、エゾシカの最も野性味あふれる勇ましい姿が観察できる時期だと思います。
 真っ白な雪を背景に、フサフサで褐色の毛で覆われたエゾシカが凜として立っていて、その頭には白くて固い大きな角がビシッと生えています。メスに角はありませんが、その目には力強さを感じさせ、分厚い毛のおかげで体もより大きく見えます。
 ライオンなどの他の多くの動物と違って、エゾシカにはもちろん寝室などはありません。時に-20度も下回る厳しい寒さの中でも、屋外で生活し、乗り越えることができる能力を持っているのです。さすが北国仕様の大きな体、日本最大の草食動物ですね。

 それでは、春と冬の写真を比べてみましょう。

冬

冬のエゾシカ

夏
春のエゾシカ


 こんなにも違うんですね。どうですか?かっこいいですよね。ちなみに、冬のエゾシカの毛は褐色ですが、これは冬の森林の樹皮の色に似ていて保護色となっているのです。
 一方で春のエゾシカは少し地味ですが、角が落ちて気性が落ち着いてくるとともに、新しい角が生えはじめ、毛も生え替わりはじめ、まさに春らしい新生活のスタート、新たな四季の始まりといった風情を感じさせてくれます。
 さて、ここで少しだけ寂しいお話をひとつ。写真のエゾシカのオス個体「ペペネロ」ですが、2月14日のバレンタインデーにおびひろ動物園への引越しが決まっています。これは、以前のブログでも書きましたが同園からやってきたメス個体「のぞみ」と交換となっているためです。もちろん、互いの園がエゾシカの繁殖を目指しての交換ということになります。
 そこで、うまくいけば、のぞみは今年の夏頃に赤ちゃんを産んでくれると思いますので、新しい命との出会いを楽しみにしたいと考えています。

 夏や秋のエゾシカの姿は、その時期にブログを書く際に紹介したいと思いますので、こちらもお楽しみにしていただけると嬉しいです。

エゾシカの森・教育担当:上江昌弘

ゲンちゃん日記・令和5年2月「雪あかりの動物園ができるまで」

サル

冬の夜に、寒さを抱き合って

しのぐニホンザルの親子

さてこの手紙が届く頃には、旭川の雪まつりも終わっているでしょう。久しぶりに来場者を迎えての開催になります。冬の寒さを存分に楽しめたでしょうか?それとも極力外出しない習慣がついてしまった結果、体がなまってしまい寒さを楽しむどころでなかったでしょうか?動物園は冬祭り期間中の週末の金土日の三日間「雪明かりの動物園」として夜間開園を行います。
この手紙を書いているのは1月中旬。今は雪像やアイスキャンドル、ちょっとした子供たちの遊び場を制作したり準備をしています。閉園時間後に制作するので結構大変です。今年は最低気温が低めなのでアイスキャンドルの作成は順調に進みそうです。水道の蛇口から風船に水を入れ底が平らになるくらい地面につけ吊して一晩放置します。中心部まで全部凍らせないのが肝で、翌日キャンドルを入れる穴を開け中の水を抜きます。水滴型キャンドルの完成です。最低気温がマイナス15度以下になる予報の日に行うので、作業中は手袋やカッパが水で凍り付きます。たまに運ぶ途中で水風船が破裂してなんてことも起きます。今年はさらにロウソクの再利用を試みます。ロウソクは芯がなくなると消えてロウが残ります。昨年使い終わったロウ捨てずに集めて置いたものを再度溶かして型に入れ新たな芯を入れます。試行錯誤の結果安定した火が灯るロウソクができました。量産は手間暇がかかるのですがチャレンジしています。ロウにはパーム油が使われています。少しでも無駄をなくすことが環境保護の解決にも繋がります。
 ここ3年間は自分たち人類のことを考えるのに精一杯でしたが環境問題への取り組みもそろそろ本格的に再開しなければいけませんね。寒さと雪がテーマの「雪明かりの動物園」をしっかりとやりきらなければと思っています。
 

                                  令和5年2月10

                                  旭山動物園 園長 坂東 元

皆様はもう冬の猛禽類をご覧になりましたか?

 夏と違って木々に葉がない分、飼育している猛禽類も観察しやすく、真っ白な雪に凛々しい体躯がよく映え、夏とはまた違った印象の姿に思わず時間を忘れて見入るほど美しいです。

 冬季開園からは北海道産動物舎のオオワシケージにて、6羽同居という新しい形式での飼育展示を始めました。
 今までも非公開施設では3羽以上の同居飼育を行っていました。当園では現在オオワシを11羽飼育していますが、そのほぼ全てが非公開施設にいるのがもったいないなと思い、野生でもオオワシは複数羽が同じ木にとまり過ごしていることもあることから、よりオオワシの迫力を感じて欲しいと、これまでのペアでの展示から思い切って複数羽同居展示にシフトチェンジしました。
 6羽は同じ親から生まれた兄弟姉妹ではありますが、彼らには血が繋がっているという意識もないため、当初は喧嘩なども心配していましたが、現在まで怪我や衰弱する個体が出ることもなく、穏やかな日々となっています。

オオワシ

オオワシ

 北海道産動物舎で飼育しているオオワシ、オジロワシ、クマタカはどれも雌雄同色であり、個体を見分けるのが難しいのですが、どの種もオスとメスだとメスの方がひと回り大きく、並んでいるとその様子が分かります。
 たくさん同居しているので見比べやすいオオワシたち、体格差がはっきりしているオジロワシペア、仲良しでよく2羽並んで止まっているクマタカペア、と各ケージでそれぞれの色を出しています。
 猛禽類は警戒心が強いため、野生での近距離の観察は彼らにストレスを与えかねませんが、動物園の個体は安全な場所にいると理解しているのでリラックスした姿をしていることも多いです。

クマタカ

クマタカ

 そして、飼育員は繁殖期に向けての準備も始めています。鳥たちもそろそろ準備を始める時期ですので、タイミングが良ければペアが仲良くしている様子や巣材を運んでいる様子が観察できるかもしれません。

カバ・猛禽類担当:高橋ひな

動物の移動について

 以下の動物たちがブリーディングローンおよび動物交換で他動物園水族館に移動しますのでお知らせいたします。


アムールトラ 力(リキ)

リキ

生年月日:2020年2月1日

移動先:富士自然動物公園
移動予定日:2023年2月13日
ブリーディングローン

エゾシカ(ぺぺネロ)

ペペロネ

生年月日:2016年6月12日

移動先:おびひろ動物園
移動予定日:2023年2月14日
動物交換

キングペンギン(No.42、51、53)

キングペンギン

生年月日:No42 2017年7月11日
     No51 2021年6月17日
     No53 2021年8月29日

移動先:長崎ペンギン水族館
移動予定日:2023年2月16日
ブリーディングローン


移動は動物の体調や天候次第で変更になることがあります。
移動する動物は、予定日の数日前には展示を終了することがあります。