旭山にゅーす・ぶろぐ

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2023年1月のすべての記事

2023年2月の壁紙カレンダーができました

2023年2月カレンダー

2月の壁紙カレンダーの動物はキングペンギンです。

2月のWEBカレンダーの動物はキングペンギンです。

積雪期に行っている「ペンギンの散歩」は主にキングペンギンが園内を約500m歩きます。

元々はペンギン達の冬期の運動不足解消のために始めましたが、現在では、ペンギンと同じ目線で観察できるということで多くの来園者に人気となっています。

ペンギン達はその日の気分で歩くので、歩くペース等に個性を見つけることができます。

また、キングペンギンの雛は、親と全く違う茶色い羽毛に覆われています。

ご来園の際にはぜひご覧ください。

 WEBカレンダーのダウンロードはこちら。

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
カレンダー2302_16:9(画像形式(JPG) 2,751キロバイト)
カレンダー2302_16:10(画像形式(JPG) 2,968キロバイト)

過去の壁紙カレンダー

過去のカレンダー
2023年1月分(エゾユキウサギ)
2022年12月分(ライオン)
2022年11月分(シセンレッサーパンダ)
2022年10月分(ヤギ)
2022年9月分(アビシニアコロブス)
2022年8月分(マヌルネコ)
2022年7月分(シマフクロウ)
2022年6月分(ホッキョクグマ)
2022年5月分(ホッキョクグマ)
2022年4月分(ダチョウ)
2022年3月分(キタキツネ)
2022年2月分(ライオン)
2022年1月分(アムールトラ)

「使用済みロウソクのリサイクル大作戦」を行いました(1月22日実施)

アイスキャンドル
【園内で灯るアイスキャンドル】

冬の風物詩として毎年実施している「雪あかりの動物園」を、今年も2月10日(金)から12日(日)までを会期として実施します。

会期中は、午後8時30分まで開園(入園は午後8時まで)し、夜になると、スタッフ手作りの雫型アイスキャンドルが灯ります。幻想的な光景が広がるなか、冬の寒さの中でたくましく生きる動物たちの息づかいを感じることができます。

アイスキャンドルの灯りには、ロウソクを使用していますが、途中で消えてしまうものもあり、一度火が消えてしまうと、なかなか火がつかず、その場合は、新しいロウソクを使用することになり、使用済みのロウソクが多く生じていました。


 

使用済みロウソク
【途中で消えてしまったロウソク】

この使用済みロウソクを有効に活用して廃棄物を減らし、次に繋げていけるような取組として「使用済みロウソクのリサイクル大作戦」を今回初めて実施しました。

この取組は、昨年度の「雪あかりの動物園」で生じた使用済みロウソクを細かく砕き、その砕いたロウソクを加熱し溶かします。そして、溶けたロウを型に流し入れて固め、リサイクルロウソクとして次の「雪あかりの動物園」の灯りとして使用するものです。

リサイクルロウソクには、誰が見てもわかるように、緑色のクレヨンを用いて着色しました。

 
大作戦には、旭山動物園くらぶスタッフと旭山動物園サポートくらぶ会員の5家族にご協力をいただきました。

砕く2
【ロウソクを細かく砕く】
溶かす
【砕いたロウソクを溶かす】
型に入れる
【溶けたロウを型に流す】

坂東園長、飼育スタッフの協力もあり、約200個のリサイクルロウソクを作ることができました。

園長
【坂東園長と飼育スタッフ】
完成ロウソク
【完成したリサイクルロウソク】

「雪あかりの動物園」会期中には、園内の約800カ所にアイスキャンドルを設置する予定で、約5,000個ものロウソクが必要となります。

今回、完成した200個と、スタッフが試作等で作成したもの合わせて約500個のリサイクルロウソクは、園内「オオカミの森」周辺から、えぞひぐま館外側の園路にかけて使用する予定です。ご来園の際は、是非、ご覧いただけたらと思います。

この取組を通じて、少しでも多くの方に、環境保全について考えてもらえるきっかけとなれば幸いです。

ご協力いただいたみなさん、どうもありがとうございました。

集合写真
ご協力いただいたみなさんとの記念撮影

「旭山動物園だより」&「どうぶつえんみにだより」の最新号を発行しました!

たくさん着込んだり、カイロを使って温めたり、雪が降れば除雪をしたり、
地面が凍れば氷を割ったり、滑らないように砂をまいたり…、人間の冬対策は結構大変ですね。

動物たちを観察していてわかりやすいのが、アムールトラとホッキョクグマかもしれません。
暑さが苦手な動物は冬を楽しんでいるようにも見えます!
寒くても気持ち良さそうに見えますし、体に雪がのっていても全然気にしません。
雪の上でゴロゴロ転がることも日常です。


ザリア雪まみれ

(雪をかぶっても平気な「ザリア」)
寝転ぶザリア
(気持ちよさそうに寝ころぶ「ザリア」)
ホッキョクグマ
(はしゃぐ「ゆめ」と気持ち良さそうに眠っている「ピリカ」)
 

寒くても耐えられる、寒くても平気なニホンザルやシンリンオオカミ。
寒さや雪を自ら楽しむアムールトラやホッキョクグマ。
冬の旭山動物園は、いろんな動物のそれぞれの冬の暮らし方を観察できますよ!

 

さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。
2023年は卯年ということで、
「旭山動物園だより」ではウサギなぞなぞ、「みにだより」では園内で飼育している
「エゾユキウサギ」と「カイウサギ」の違いを紹介しています。干支をきっかけに、
それぞれのウサギをじっくり観察してみてはいかがでしょうか。
エゾユキウサギ

(エゾユキウサギは北海道小動物コーナーと北海道産動物舎で観察できます)

カイウサギ

(カイウサギはこども牧場で観察できます)
 

投稿者:動物図書館 北川裕美子

旭山動物園だより287号

内容:2023年は卯年。ウサギなぞなぞ ほか

だより287

「旭山動物園だより」はこちらからダウンロードできます(新しいウインドウが開きます)

 あさひやまどうぶつえんみにだより120号

内容:2023年は卯年。「エゾユキウサギ」と「カイウサギ」

  みにだより120
 

「あさひやどうぶつえんみにだより」はこちらのページからダウンロードできます。(新しいウインドウが開きます)

ずーっと77頭?

さる山担当の畠山です。
先日、1年ぶりに来られたという来園者の方に「ニホンザルはいつも77頭ですね。看板を更新してないのですか?」と聞かれました。
看板は春に書き換えました。(色褪せやカラスにつつかれるので毎年更新しています。)
ではなぜ?
実は数年前からニホンザルは繁殖の制限をしており、増えていません。
また、死亡もしていないので数に変わりはありません。
可愛い赤ちゃんザルを見たいところではありますが、現在のさる山の広さではしばらく制限を続けていかなくてはなりません。
適正な数になるまで、ニホンザルの数が増えることはありませんが、サルたちが快適に暮らせるようにしていきたいと考えています。

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さる山・飼料担当  畠山 淳

2023年卯年!冬期のリクガメ展示始まっています!

 年が明け、近頃ますます冬の寒さが厳しくなってきました。そんな寒さの中で、今年度はなんと、冬期期間もホルスフィールドリクガメを展示しています!
 夏には、モルモット・カイウサギのふれあいに引けを取らず、大人気のリクガメたち。
 リクガメに会うために動物園へ来てくださる熱烈なファンもいるほどです。

リクガメ展示

第一こども牧場内、ミニ図書館横にてリクガメの展示

 昨年度の冬期期間は、寒さと展示環境が整っていなかったのもあり、展示はせずにスタッフルームで飼育をしておりました。しかし、その人気ぶりから、冬期でも「カメいますか?」「カメに会いに来たんですが」というお声をたくさんいただいておりました。

 そして今年度、ついに!リクガメの展示を冬期期間もできるようになりました!
 野生ではロシア・西アジア・中国の一部などに住み、寒くなってくると土の中にもぐって冬眠するホルスフィールドリクガメですが、暖房や赤外線ライトのある室内では、よく動く姿や、野菜を食べる姿を近くで観察できます。

温まるリクガメ

ライトにあたり温まる、かめさん(大きいほう)とトロ(小さいほう)

 さて、2023年新年を迎えて、今年は卯年ですね!こども牧場には、カイウサギという種類のウサギがいます。
 雪の上にいるユキウサギとは違い、寒いのは得意ではありません。リクガメ同様、暖かい室内で過ごしていますが、寒い日はお互いに身を寄せ合いウサギ団子が出来上がっています。
 今年は、そんなウサギたちと来園者の皆様が再びふれあいができることを祈っています。

ウサギ

身を寄せ合って固まるカイウサギたち

こども牧場担当:大河原沙織

ゲンちゃん日記・令和5年1月「当たり前にすることの難しさ」

ライオン

ライオン親子の当たり前の姿に

来園者の多くが引き込まれます

おかしな言い方ですが、新しい年を前向きに迎えることができました。
皆さんはどんな初夢を見ましたか?って実はこの手紙を書いているのはまだ12月です。行く年来る年インスタライブなんてどうだろうなんて話をしています。
ここからは新年になった気分で。今年は海外での活動も含め、再始動ができる状況になってきました。できる限りのことをフルにやる年にしたいですね。この3年間カメのように粘り強くゆっくりと歩んで来ました。この歩みを継続しながらも、ウサギのように力強く跳躍もできる年にしたいなと強く思います。
去る12月は日中の気温が上がる日が多く、ツルツル路面の日が続きました。予想以上に海外からの観光客も多く、あちこちで転倒する人が見られました。滑り止めの砂利をまいてもまいてもすぐに湿った雪が積もり、多くの方がすり足で歩くのであっという間にツルツル路面になってしまいます。もう少し最高気温が下がってくれたらと天気予報とにらめっこの日が続きました。
ホッキョクグマ、ライオンの子たちも順調に成長しています。それにしてもライオンの子に関してはとても関心が高く連日多くの方がもうじゅう館に集まっています。先代のライラとレイラも四つ子が2回など何回も繁殖していたのですが今回のようには注目はされていなかったと思います。SNS、テレビでの特集での周知もあるのでしょうが、無条件に引き込まれてしまう親子の当たり前の姿の効果なのかなと思います。コロナ禍で動物園の動物たちに対しての見方が変わってきていると感じます。今までの当たり前を、今当たり前にすることの難しさ、そんな気持ちを投影しているのかもしれませんね。
今年はうさぎ年、脱兎のごとく過ぎてしまわないように充実した年だったねと言える年にしたいと思います!
 

                                  令和5年1月10

                                  旭山動物園 園長 坂東 元

モユク☆カムイ115号が完成しました!

115-2

 「モユク☆カムイ115号」が完成しました。

 今回の表紙は「動物画コンクール 中学・高校~大学の部 銀賞」。

 「モユク☆カムイ」は動物園東門管理事務所、園内サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場で配布しています。動物園にお越しの際は、手にとってご覧ください。

 モユク☆カムイ115号へのリンクは

モユクカムイ115号(PDF形式 213,153キロバイト)

もくじ

1・ぼくは動物大使 その76 北海道の身近なヘビ

2・特集 動物の歯~哺乳類・基礎~

3・飼育研究レポート ライオン成長期

4・飼育技師資格認定試験 動物園の飼育スタッフにも試験があるよ

5・主なできごと・編集後記・飼育動物数

入手方法

 モユク☆カムイは、園内(動物園東門管理事務所、サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場)での配布のほか、郵送での取扱いも行っています。また、在庫があればバックナンバーもお渡しできますので、詳しくは旭山動物園(0166-36-1104)までお問い合わせください。

 モユクカムイについての詳細はこちら