旭山にゅーす・ぶろぐ

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2022年10月のすべての記事

昨年に引き続き「けん引式車椅子」を寄贈していただきました

2022車椅子単体 2022車椅椅子(乗車)

西門前で駐車場を営業されている「どうぶつえん西門前有料駐車場」様から、昨年に引き続き「けん引式車椅子(JINMIKI ジンミキ 防災仕様)」を寄贈していただきました。

起伏の多い本園において、通常時はもちろんのこと、緊急時には特に活躍することと思います。昨年分とあわせて2台を西門に配置しておりますので、是非、ご利用ください。

「どうぶつえん西門前有料駐車場」様からは、平成21年度から毎年継続して、これまでに3,600本超の雨傘や手洗い用消毒液、園内のトイレに設置しております温水洗浄便座(ウォシュレット)を寄贈していただき皆様にご利用いただいております。

また、平成13年度から冬期開園期間中、来園される皆様が無料で駐車場を利用できるようご協力いただいております。
これらの多大なるご貢献に対し、旭山動物園より深く感謝申し上げます。 

どうぶつえん西門前有料駐車場のホームページ

車椅子3

どうぶつえん西門前有料駐車場のホームページはこちらから

 URL:https://zoop.jp(新しいウインドウが開きます)

(結果発表)令和4年度旭川市旭山動物園動物画コンクール~中学・高校から大学の部~について

応募総数

20点

結果発表

入選作品は次のとおりです。受賞者の皆様には別途、通知いたします。

R4旭川市旭山動物園動物画コンクール受賞者一覧(金賞、銀賞、銅賞)(PDF形式 25キロバイト)

入選作品

R4 中学

中学生の部 金賞 川村 凪さんの作品

R4 高校大学

高校生から大学生の部 金賞 田中 楓さんの作品

表彰式

日時

令和4年11月3日(木曜日)

対象

金賞・銀賞・銅賞 計6点

場所

旭山動物園 やすらぎの森休憩所

旭山動物園展示会

日時

令和4年11月3日(木曜日)から令和4年12月11日(日曜日)まで

対象

全受賞作品 計6点

場所

旭川市旭山動物園内 やすらぎの森休憩所

その他

応募作品の返却を希望された方については、展示会終了後に返却いたします。

返却方法で、動物園での受け取りを希望された方につきましては、展示会終了以降にご来園いただきますよう、お願いいたします。

2022年11月の壁紙カレンダーができました

2022年11月カレンダー

11月の壁紙カレンダーの動物はシセンレッサーパンダです。

11月のWEBカレンダーの動物はシセンレッサーパンダです。

レッサーパンダは中国南部からヒマラヤにかけて生息、やわらかい赤茶色の体毛に、白いまだら模様の顔が特徴となっています。

昼間は樹上で過ごし、夜になるとエサとなる果実や木の実、昆虫などを探すため活動し始めます。

旭山動物園では、7月5日にレッサーパンダの「渝渝(ユーユー)」が2頭の子どもを出産しました。子どもの名前は、オス「菫菫(ジンジン)」、メス「茜茜(チェンチェン)」となりました。

ご来園の際には、ぜひ子どもの成長の様子をご覧ください。

 WEBカレンダーのダウンロードはこちら。

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
カレンダー2211_16:9(画像形式(JPG) 2,256キロバイト)
カレンダー2211_16:10(画像形式(JPG) 2,392キロバイト)
壁紙2211_iphone(画像形式(JPG) 697キロバイト)

過去の壁紙カレンダー

過去のカレンダー
2022年10月分(ヤギ)
2022年9月分(アビシニアコロブス)
2022年8月分(マヌルネコ)
2022年7月分(シマフクロウ)
2022年6月分(ホッキョクグマ)
2022年5月分(ホッキョクグマ)
2022年4月分(ダチョウ)
2022年3月分(キタキツネ)
2022年2月分(ライオン)
2022年1月分(アムールトラ)
2021年12月分(エゾシカ)
2021年11月分(シンリンオオカミ)
2021年10月分(イワトビペンギン)
2021年9月分(オオコノハズク)
2021年8月分(アビシニアコロブス)
2021年7月分(インドクジャク)
2021年6月分(ワオキツネザル)
2021年5月分(エゾモモンガ)
2021年4月分(フラミンゴ)
2021年3月分(オオワシ)
2021年2月分(キングペンギン)
2021年1月分(エゾユキウサギ)

新作おりがみ絵本と自己紹介

~新しいおりがみえほんを作成いたしました!~
先日新しい「おりがみえほん~マヌルネコ編~」を作成いたしました。
かわいいだけじゃない、マヌルネコの姿を「おりがみえほん」を通じて、
生息地ではどんな姿なのか想像してみてはいかがでしょうか。
そしてぜひ、マヌルネコ舎でマヌルネコをゆっくり観察していただき、
動物資料展示館2階の動物図書館にて新作おりがみえほんを作っていってくださいね!
絵本
おりがみ絵本
 

~自己紹介~
おくればせながら、4月より動物図書館にて勤務をしております中谷真弓です。
旭山動物園との出会いは、学生時代の右も左もわからない世間知らずの私を、大学の実習生として優しく迎え入れてくださったのは遡ること数十年前・・・。
生きものの強い生命力を肌で感じられた、何事にも変えられないこのすばらしい経験が私の基となり、漠然と環境保全活動にたずさわりたい・・・などと強いシンパシーを受け、その後海外へ渡り野生動物の保護活動に携わり、帰国後は子供たちへの環境教育や啓発活動など、いろいろな場所で経験を重ね、ついに念願だった旭山動物園で働いています。
旭山動物園の動物図書館での仕事は、どうやったら楽しくわかりやすく動物たちの魅力やすばらしさを伝えられるか、日々考えながら勤務しているところです。旭山動物園での時間は、私にとって改めて”いのち”について考える貴重な時間となっています。
ちなみに私生活では、やんちゃ盛りの男の子3人を育てている肝っ玉母ちゃんです。
園内は徐々に冬支度へと進んでいます。残り少ない紅葉を背景に、ぜひ動物たちに会いにきて下さいね!

投稿者:動物図書館 中谷 真弓



 

ブラッザグエノンが出産しました

ブラッザグェノンのこども
出産当日の様子

 10月20日にブラッザグエノンの「モモ」が出産しました。一昨年7月・昨年10月に続き、3年連続です。

 父親は「マキャベリ」です。性別はまだわかっていません。

 サル舎で飼育しているブラッザグエノンは5頭になりました。

 出産当日から放飼場へも出ています。

(気温が低い日は放飼場へ出る時間を短くしています)

カイコの学校、開校(カイコう)まもなく1周年

 去年のある夏の日のことです。

 「そうだ、こども牧場でカイコの展示をしよう!」

 もちろんただの思いつきではありません。なぜこども牧場でカイコなのかというと、理由は2つあります。

 1つ目はカイコ(家蚕)が家畜であるということ。こども牧場はウサギやヤギなどの家畜・ペット種を飼育しています。カイコ(家蚕)は移動能力が低く、幼虫はほとんど移動せず、成虫は羽があるのに飛べません。人の手がないと生きていけない動物、いわば究極の家畜なのです。

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 2つ目は学びの機会が平等にあるといいな、と思ったこと。本州などの一部の学校では授業でカイコの飼育をすることがあるそうですが、旭川の学校に通っていた私は存在もあまり知りませんでした。野生にいないので、機会がないとなかなか見ることができないカイコを、多くの人に見ていただきたいと思いました。

こうして始まったカイコ飼育計画。入手方法や飼育方法を調べ、去年の12月になんとか飼育展示を開始することが出来ました。

 飼育する中でも困ったことがいくつかありました。特に困ったのは温湿度の管理です。カイコは温湿度の管理がとても重要で、温度は25度以上、湿度が70%ほど必要です。しかも風通しは良くなければいけません。しかし、冬のこども牧場は20度ほどしかありませんでした。そこで、網とアクリル板で作った専用の飼育ケースを準備し、ヒーターや加湿器で温湿度をなんとか保てるようにしました。

 そしてまもなく、飼育開始から1年が経ちます。現在3代目のカイコが繭を作っているところです。展示を始めてみて、たくさんのことを学びました。例えば、カイコの繭は1本の糸で出来ていること。交尾後、人の手でオスとメスを離さなければいけないこと。思った以上にカイコが繊細な動物であること。学んだことを上げ始めたらきりがありません。

 1番の収穫は思っていたよりも多くの方がカイコに興味を持ってくださったということです。

 明治時代、日本は諸外国と対等になるために製糸業に力を入れ、たくさんのカイコが飼育されていました。そんな日本の発展に一役買っていたカイコについて、これからも多くの方に興味を持ってもらえるよう、飼育展示に取り組みたいと考えています。

 まだまだ私自身分からないことも多くあるので、皆さんと一緒に勉強していきたいです。もし詳しい方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい!

カイコ展示場

こども牧場での展示の様子

枝まぶし

枝蔟に作った繭

こども牧場担当:泉こはる

モユク☆カムイ114号が完成しました!

114

 「モユク☆カムイ114号」が完成しました。

 今回の表紙は「児童画コンクール 小学校低学年の部 旭山動物園賞」。

 「モユク☆カムイ」は動物園東門管理事務所、園内サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場で配布しています。動物園にお越しの際は、手にとってご覧ください。

 モユク☆カムイ114号へのリンクは

モユクカムイ114号(PDF形式 8,295キロバイト)

もくじ

1・ぼくは動物大使 その75 穴掘りの達人~ニホンイノシシ~

2・特集 卵いろいろ物語~鳥類の繁殖シーズン~

3・飼育研究レポート~ダチョウの繁殖・抱卵の環境づくり~

4・こども牧場からのお手紙~色々な企画展をしました~

5・主なできごと・編集後記・飼育動物数

入手方法

 モユク☆カムイは、園内(動物園東門管理事務所、サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場)での配布のほか、郵送での取扱いも行っています。また、在庫があればバックナンバーもお渡しできますので、詳しくは旭山動物園(0166-36-1104)までお問い合わせください。

 モユクカムイについての詳細はこちら

「旭山動物園だより」&「どうぶつえんみにだより」の最新号を発行しました!

最近の園内では虫の鳴き声が少なくなり、シジュウカラやヒガラといった
野鳥の声をよく聞くようになりました。耳をすますとアカゲラなどキツツキの仲間が木をつつく音も聞こえてきます。

アカゲラ

(アカゲラ;やすらぎの森の横)
 

10月1日、雪虫(トドノネオオワタムシ)が飛んでいました。

10月8日、シマエナガを園内で観察しました。

シマエナガ

(シマエナガ・写真中央:ゆっくりロード下)
 

今年は昨年と違い「ナナカマド」がたわわに実っている園内。
昨年はほとんど観察できなかった旭川市の鳥「キレンジャク」が
「ナナカマド」の実を食べにきてくれるかも…と思っています。
ちなみに、「ナナカマド」も市の木として制定されています。

ナナカマド

(イベントホールそばのナナカマド)

キレンジャク
(2020年に園内で観察したキレンジャク)
 

さて、先日、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。

「旭山動物園だより」は、「この秋も、たくさんの命が生まれています!」ということで、
ヤギの子の誕生などに触れているほか、エゾシカのツノが完成したことなどを紹介してます。

「みにだより」では、「チョウ」を紹介。園内で観察できるチョウの生活について紹介しています。

季節の移り変わりとともに変わる生きものの生活を、ぜひ、観察しに来てくださいね!

投稿者:動物図書館 北川裕美子

旭山動物園だより285号

内容:この秋も、たくさんの命が生まれています!ほか

だより285

「旭山動物園だより」はこちらからダウンロードできます(新しいウインドウが開きます)

 あさひやまどうぶつえんみにだより118号

内容:あさひやまどうぶつえんでみられる「チョウ」

  
みに118

「あさひやどうぶつえんみにだより」はこちらのページからダウンロードできます。(新しいウインドウが開きます)

タンチョウのコウセイ

 秋を迎えて旭山も紅葉が進んでいますが、北海道で最も高い山、標高2291mの旭岳では10月5日初冠雪となり着実に冬の訪れの足音が聞こえてくるようなそんな毎日を過ごし一年の時のはやさを実感しています。

 さて、タンチョウの雄のコウセイは3月に釧路市からやってきて半年がたち初めて旭山で冬を過ごすことになります。

 コウセイは雌のノモ子が6月に亡くなりさみしくなりましたが食欲もあり元気です。食べ物は雑食性で、旭山では、ホッケ・ワカサギ・シシャモ・オキアミ・トウモロコシにペレットなど与えています。自らミミズや昆虫類など時にはネズミまで食べることもあります。冬は氷も口にします。

 私が餌をもってコウセイにもっていくと本来なら、なわばりもあるので威嚇してくるのですがコウセイは落ち着かずフェンス超しに逃げまわります。そして私がいなくなると餌を食べ始めます。

 コウセイは2017年、標茶町で他のタンチョウと争い喧嘩してしまい左羽翼は半分骨折して無い状態です。その影響で将来、空を飛ぶのもほぼできないので私に対してもおびえてしまっているのでしょうか?しかし、保護され獣医さんに手当され命は助かり、こうして元気に過ごしている姿、特に冬の雪景色のタンチョウをみなさんもぜひ見に来てください。

 新しいパートナーと将来めぐり合って鶴の舞う姿を見せてほしい願いはあります。

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タンチョウのコウセイ

(タンチョウ舎・ちんぱんじー館担当 高井正彦)

ホッキョクグマ「ホクト」の移動について

ホクト
移動する「ホクト」

ホッキョクグマの雄「ホクト」(2000年12月8日生まれ)が札幌市円山動物園に移動することになりましたので、お知らせします。

ホクトは2020年6月1日に繁殖のための借受(ブリーディングローン)で姫路市立動物園から来園しました。
当園で飼育している雌の「ピリカ」(2005年12月15日)と繁殖を目指したペアリングを行った結果、交尾を行い、ピリカは2021年12月10日に出産しました。そのうち1頭の雌が現在も順調に生育しています(雌「ゆめ」)。

ホッキョクグマは子育て期間が約2年あることから、ホクトとピリカは2023年春の繁殖期にペアリングする予定がありません。そこで今回、姫路市とのブリーディングローンを解消して円山動物園へ移動し、円山動物園で飼育している雌個体との繁殖を目指すことになりました。

移動日は11月7日を予定しており、ホクトの展示は11月3日の夏期開園最終日までとなります。

ゲンちゃん日記・令和4年10月「来年に備えて試行錯誤し具体化していきます」

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(7/5に誕生した2頭のレッサーパンダ)

すっかり秋です。今年は様々なイベントも行い充実した年を過ごしています。ドングリも豊作のようで旭山近郊でもヒグマ出没の情報を聞かなくなりました。ヒグマたちも山でたっぷりと栄養をつけて冬に備えることができているといいなと思います。ただし来年に備えて、旭山はヒグマにとっていい所なんだけど居心地が悪い山にしなければいけません。関係機関と連携して協議をし具体化していきます。心配は旭山近辺でもデントコーンの作付面積が増え続けるであろうこと。ヒグマにとってもとても魅力的な食べ物です。食糧自給率、家畜飼料の自給率を増やすことは日本として重要な課題です。試行錯誤しながらヒグマとの折り合いをつける方法探り続けていくことになるでしょう。
さて、レッサーパンダの子は巣箱から出てくるようになり、アビシニアコロブスの子は母親から離れ兄弟と遊ぶ時間が増えてきました。そうそうホッキョクグマのゆめもたくましく成長しています。ここまで来ると早く雪が降らないかなと思ってしまいます。雪と戯れるゆめの姿を思い描いてしまいます。
そして9月に入りヤギ、ライオンの出産と続きました。ライオンは猫科唯一、雄雌共同で子育てをします。安全を保障する雄ライオンがいる環境下だからこそ子供たちは実に無邪気にじゃれ合いながら成長していきます。
今年は我慢する、何かできることを探すのではなく、やること、やらなきゃいけないことを追いかけ具体化するスタートの年になりました。空白の2年間を一気に取り返さなければとの思いも強く持ちました。今年は悔いを残さず締めくくりたいと思います。
 
 

                                    令和4年10月11

                                    旭山動物園 園長 坂東 元

アミメキリンの「結(ゆい)」の訃報について

ゆい
死亡した「結」

 10月7日午後12:30頃、アミメキリンの「結」が死亡しました。
 12:30頃に、「結」の角がエサ台基部に頭を入れ角が引っかかり抜けないとの連絡が入りました。
 かけつけて、引っかかっていたエサ台基部の支柱などを外し、頭部は解放できましたが、死亡を確認しました。状況から頸椎の損傷が原因で死亡したと判断しています。解剖を行い詳細を調べていきます。
 今後の原因ヶ所の検証、施設の点検を実施し、改修などを行っていきます。

レッサーパンダの名前が決まりました

 10月になり、レッサーパンダにとっては過ごしやすい季節になってきました。
 SNSにも随時掲載しております、仔の続報です。
 ようやく竹をかじるようになってきて、日中も外でのびのびと遊び回っている状況であり、母親の渝渝(ユーユー)も外放飼場で授乳を行うほどに落ち着いています。
 また、レッサーパンダの仔の名前が決まりましたので、ご報告させていただきます。

 【仔の名前】
 オス「菫菫(ジンジン)」
 メス「茜茜(チェンチェン)」
となります。

ジンジン  チェンチェン

左の写真「菫菫(ジンジン)」  右の写真「茜茜(チェンチェン)」


 現状の個体識別の方法に関して、菫菫は目の周りに『S』がくっきり見えます。
 茜茜は目の周りの茶色模様が顔の中央側により伸びています。
 個人的には『S』で見分けるのが分かりやすいかなと思います。
 とは言うものの、上から見るとさっぱりですが。。。


 名前に関しては、「花の名前」「音の雰囲気・呼びやすさ」「顔のイメージ」を元に決めました。
 菫は「すみれ」で、茜は「あかね」となります。
 名前は最後まで悩みっぱなしでした。
 椿(つばき)や葵(あおい)、薊(あざみ)など色々な候補が自分の中でありました。
 特に楡(にれ)が個人的に激アツだったのですが、読みがユーユーにしかならず断念でした。
 もちろん生まれる前から名前を決めておく担当者もいるでしょうし、私のように顔つきが整ってきてから最終決定をする飼育員もいます。
日本だけでなく、世界にも発信される名前なので、じっくりしっかりと時間をかけて決められて良かったのかなとは個人的には思っています。

 さて、近況の様子に関しては、まぁ菫菫が困ったものです。
 おととし生まれの蓮蓮(レンレン)はかなりのやんちゃなのですが、当時の蓮蓮よりも身体能力も高く、まだ無理だろみたいなところもズイズイ登っていくので、正直どきどきです。
 とは言うものの、本来レッサーパンダは木の洞で子育てをする生き物であり、赤ちゃんだからと我々が過保護にしているだけで、能力的にはきっとまだまだ持て余しているのだろうなと飼育員ながらに思い知らされる日々です。


 公開に関して、現在は放飼練習中であり、晴れている日はシュート(室内への扉)を開放して、半日程度の放飼を行っています。
もちろん親子の様子や天気・気温次第になりますので、あらかじめご了承ください。
一担当者としては、仔だけでなく、他の大人の個体も素晴らしい魅力があるので、仔が出ていようと出ていなかろうと楽しみに来て欲しいのですが。。。

 レッサーパンダの近況に関してはSNS等で発信していくので、引き続きあたたかく見守っていただければと思います。
 

小獣舎・両生類・は虫類舎担当:鈴木達也

ライオンのこどもの続報

ライオンのこども
確認したライオンの子ども

 9月12日に出産した子どもですが、カメラが不鮮明となってしまい成育頭数が不明でありました。
 今回子どもの数が3頭であることが確認できましたのでお伝えします。