旭山にゅーす・ぶろぐ

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2020年12月のすべての記事

霧の中の一年でした…

干支引き継ぎ

干支ひきつぎ


 長かったようなとても短かったような一年も終わろうとしています。新型コロナ感染症に関しては様々な予想と現実の中で覚悟を決める年末年始なのかと思えます。
 動物園では、今年はカバの出産に始まり12月はアミメキリンの出産で締まる形になりました。とても充実した一年でした。
 是非見に来て下さい!とは言えない中でしたが多くの命の誕生があり、別れもありました。
 動物の凄い、尊い、美しいを感じて欲しいと思い続けてきましたが、今年は癒やされる、元気をもらえる、気分転換になる、これも動物園の大切な役割なのだと改めて気づかされ、来園された方々の笑顔がなぜかとても印象に残り勇気づけられた一年でした。
 長い冬を乗り切るためにも、皆様が安心して足を運べる場として、安全な環境を提供できる対策を行い、新年を迎えたいと思います。
 今年も一年ありがとうございました。

園長 坂東元

【シロザケが孵化しました】

 ほっきょくぐま館で展示しているサケの卵のふ化が始まりました。

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 卵から出てきて、お腹に「さいのう」と呼ばれる栄養のつまった袋をぶら下げた姿を見せてくれています。

 この時期は「しぎょ」と呼びます。

 その後「ちぎょ」へと成長していきます。

 ふ化したサケ達のこれからの成長を楽しみにしてください。

(ぺんぎん館担当:高橋 太郎)

アミメキリンが出産しました

  12月28日18時3分に、アミメキリンの「結(ゆい)」が出産しました。

 ここ最近は、展示を控え、出産に向けての準備をしており、交尾から454日目での出産となりました。

 出産後、約1時間で立ち上がり、その後、授乳も確認でき、現在まで順調に成育しています。


 公開については、来年の夏期開園の予定となります。成長の様子などは、今後ホームページやSNS等でお伝えしていきます。

キリン親子
アミメキリンの親子
キリン赤ちゃん
今回生まれたキリンの子ども

旭川市科学館サイパルでボルネオパネル展を開催します

旭川市科学館サイパルにてオランウータンやボルネオゾウの現状を伝えるパネル展を「繋ぐのは命プロジェクト」と協働で実施します。

パネル展名

オランウータンとゾウと私たち

開催期間

令和 2年 12 月 22 日(火)から令和 3年 1月 11 日(月)

会 場

科学館サイパル 特別展示室(〒078-8391 旭川市宮前1条3丁目3番32号)

入 場

 無 料

おはなし会(全2回実施)

ボルネオで暮らしている動物たちの生態や自然環境に関するクイズとパネルシアターによるおはなし会を実施します。
未就学児から大人まで親子でお楽しみいただける内容となっています。

  • 日 時:令和 3年 1月 11 日 12 :00 ~ 及び13:00 ~
  • 会 場:科学館サイパル サイエンスシアター
  • 定 員:20 名 (先着順)
  • 入 場:無 料

お問い合わせ

Email

 wanwan.reon-sache@ezweb.ne.jp (繋ぐのは命プロジェクト)

スタディツアー_バナー

広報あさひばし1月号において参加の案内を掲載しておりました「スタディツアー」について、実施を中止することといたしました。

全国的に新型コロナウイルスの感染が拡大している状況のなかで、参加される生徒や学生さんの健康と安全を第一に、感染防止対策を施したうえでの実施も検討いたしましたが、リスク回避が困難であると判断いたしました。

本園としても非常に残念ではありますが、また機会を改めてご案内できればと考えております。

2021年1月の壁紙カレンダーができました

2021年1月カレンダー

1月の壁紙カレンダーの動物はエゾユキウサギです。

1月のWEBカレンダーの動物はエゾユキウサギです。

エゾユキウサギは北海道の森林に生息するウサギで、木の実や植物などを食べています。

夏は茶色、冬は真っ白な体毛に生え替わり、外敵から見つかりにくい保護色になっています。

雪の上でも足が埋もれずに動き回れるよう、特に後足はかんじきの様な大きな足をしており、足の裏には毛が密生して滑り止めにもなっています。

園内の北海道小動物コーナーにある、今年度新たにオープンしたエゾユキウサギ舎で雪の中のエゾユキウサギをぜひ探してみてください。


 WEBカレンダーのダウンロードはこちら。

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
カレンダー2101_16:9(画像形式(JPG) 1,142キロバイト)
カレンダー2101_16:10(画像形式(JPG) 1,295キロバイト)
壁紙2101_iphone(画像形式(JPG) 366キロバイト)

過去の壁紙カレンダー

過去のカレンダー
2020年12月分(キタキツネ)
2020年11月分(レッサーパンダ)
2020年10月分(カバ)
2020年9月分(ブラッザグェノン)
2020年8月分(ホッキョクグマ)
2020年7月分(アビシニアコロブス)
2020年6月分(アムールトラ)
2020年5月分(カバ)
2020年4月分(ニホンザル)
2020年3月分(エゾシカ)
2020年2月分(ホッキョクギツネ)
2020年1月分(モルモット)

【アフリカ水槽日記】

 先日もお伝えしましたが、かば館にあるアフリカ水槽(旧ゲテモノ)の担当となりました、大西です。

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 ただ「ゲテモノ」という表現だけは徐々に廃止しようと思ってます。

 だって彼らは自分をゲテモノだなんて思ってないでしょうからね。それにイベリアトゲイモリなんか案外コミカルで可愛らしいですよ。マダガスカルゴキブリは・・・大西も若干ニガテですが(コラ)

 昆虫、ヤスデ、両生類などを、とりあえず全部まとめて「アフリカ水槽」という呼び名で定着できればと考えています。

 まだ初代担当者・白木さんが作った「アフリカのゲテモノたち」の看板も貼ったままですが(汗)

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 飼育展示に個性を出していくのと並行して、呼び名も徐々に移行していこうと思います。


 担当になって最初に試しているのは、植物との共生。コケやら観葉植物を投入してみました。

 そしてアフリカオオヤスデの水槽には、なめこの菌床を埋め込みました!

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なめこの菌床。発酵したような良い香りがします

 野生下のオオヤスデはキノコも食べるらしいです。菌床を埋め込んだらなめこがニョキニョキ生え、それをヤスデが食べるんじゃないかな?という想定です。単純にキノコを餌で与えるより、展示的にも面白いんじゃないかなと。

 30日ほどでなめこが発生するらしいです。12月7日に埋めたので、年明けぐらいでしょうか。本来はビニール袋で管理するものなので、土に埋めてキノコが生えるかはわかりませんが・・・首尾よくなめこが生えてきたらご喝采!


 そんなオオヤスデは現在2頭いますが、11月26日にはなんと交尾らしき行動をしていました。

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 拡大してもらうとわかりますが、精子のようなものを受け渡しています。(なに「拡大したくない」って??)

 幸先よく「ヤスデ繁殖成功!」といくでしょうか?楽しみです。

 このように新担当、案外楽しんで取り組んでおります。

 水槽の展示にまた動きがあればご報告いたしますので、みなさんお楽しみに(ニヤリ)

(アフリカ水槽担当:大西 敏文)

ブタの放飼場

 第2こども牧場のブタの放飼場に頭を使いながらエサを食べることができる給餌器を作りました。

 設置した理由は、実はイヌに負けないぐらい物事の仕組みを理解できる動物です。

 そこでお客さんに「こんなことができえるんだ!」と、「ブタのすごい!!」を感じて欲しかったのと、一番は、ブタに時間をかけて楽しくエサを食べてもらいたかったからです。

 

 ブタエサ箱1

 ポリタンクを加工して作った給餌器(斜めに回ります)

 

ブタエサ箱

 木を加工し組み合わせて作った給餌器(縦に回ります)


 回転させにくいですが、鼻を器用に使ってエサを食べています。

 旭山動物園に来た際には、ブタを見に来てください。

こども牧場担当:山藤洋介

アムールヒョウの「アテネ」の訃報について

アテネ
死亡した「アテネ」

 2020年12月20日にアムールヒョウの「アテネ」が死亡しました


 アテネは2004年7月4日に広島市の安佐動物公園で双子の兄弟の「キン」とともに産まれ、オリンピックにちなんで「アテネ」と「キン」と名付けられました。

 2頭は2005年7月21日に祖母にあたる「サクラ」の生まれ故郷である旭山動物園にそろって来園しました。


 来園した当初は1歳ということで2頭一緒にくらしていましたが、性成熟してからはオス同士の同居が困難となり、2頭別々で飼育していました。

(2015年にメスの「ルナ」がロシアから来園し、2頭との相性を見た結果、キンとペアリングを行い2017年にルナは2頭出産しています)


 アテネは2020年2月に歩様の乱れと嘔吐が見られたことから麻酔下で検査を行い、右股関節不全と慢性腎臓病と診断しました。股関節不全は若いときからの慢性的なものと思われ、特に治療は行いませんでした。慢性腎臓病はネコ科動物では高齢で頻繁に見られる病気で、治療により完治するものではないため、投薬によって残った機能を維持することに努めました。

 投薬の効果で、春から夏にかけてアテネの食欲は安定し元気に過ごしており、途中に行った検査でも腎機能の数値の改善が見られました。

 しかし、11月に行った検査では数値の悪化が見られ、その前後から嘔吐も時々再発しました。12月に入ってからは徐々に食欲が減退し、12月11日に麻酔をかけて点滴等行い、少し回復したものの、その後再び食欲はなくなりました。

 最後の1週間は完全に食べなくなっていたものの、自力で歩行はしており、前日の12月19日には短時間屋外にも出ていました。

 12月20日の朝に寝室で亡くなっているところを発見しました。


 解剖の結果、腎不全の影響による消化管粘膜からの出血が認められ、死因は老衰(慢性腎不全)と診断しました。

「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」の最新号を発行しました!

はじめまして。

動物図書館に勤務しております松倉美華です。

4月から、見るたびに違う顔を見せてくれる動物たちの様子を見ながら仕事をして、
待ち遠しい開園を迎えた春、

静かに時間が流れていった夏、

園内の木々が緑から鮮やかな赤い色に染まっていった秋と

8か月があっという間に過ぎ、旭山での初めての冬を迎えています。


ほうき発見
こちらは開園前のあざらし館のお掃除中の風景。

マリンウェイの周りをお掃除しているホウキをジーッと見つめるゴマフアザラシ。
おいかけっこ

動くホウキがおいしそうな魚に見えたのでしょうか!?

ホウキと一緒になって右に左に首を動かして追いかけっこをしていました。

さて、先日新しい「動物園だより」と「どうぶつえんみにだより」を発行しました。

「動物園だより」では、「冬が好きでも苦手でも雪と寒さはやってきます」ということで、
動物たちと園内の冬支度について紹介しています。
「どうぶつえんみにだより」では、冬を迎え、温かく「ころもがえ」をした動物たちを紹介しています。
どんな「ころもがえ」をしているか、ぜひ動物たちに会いにきて下さいね。

投稿者:動物図書館 松倉 美華



旭山動物園だより272号

内容: レッサーパンダの子が放飼場に出てきました ほか

272

「旭山動物園だより」はこちらからダウンロードできます(新しいウインドウが開きます)

 あさひやまどうぶつえんみにだより105号

内容:ころもがえ

  
みに

「あさひやどうぶつえんみにだより」はこちらのページからダウンロードできます。(新しいウインドウが開きます)

つながる動物園オンラインイベントの実施について

旭山動物園はUEKIYAとの共催で動物園の動物を通して世界の環境問題を考えるオンラインイベントを開催します。

ポスター

UEKIYAとは

動物を通して世界の環境問題を考えたいと立ち上がった中高生6人の団体です。

UEKIYAのHPはこちらから

sites.google.com/view/uekiya(新しいウインドウが開きます)

UEKIYAからのメッセージ

このチームは、動物を通して世界の環境問題について、一人でも多くの人と一緒に地球の危機的状況について知り、考え、行動に移していくために立ち上げたグループです。

イベント等を通じて、たくさんの人に動物や環境問題に興味を持ってもらう“種”を植えていきたいと思います。

動物園はたくさんの動物たちに会える数少ない場所。赤ちゃんからお年寄りまでたくさんの方々が訪れます。誰もが一度は訪れたことがある動物園を通して“伝える活動”をすることは、人々の興味を膨らませ、親しみを持って環境問題解決へ向けて考え、取り組むことができる場所だと考えています。また、世界中の動物がいる動物園は、その動物のふるさとで起きている環境問題と繋がり、動物たちを介して、他人事ではなく、世界で起こっている環境問題も“地球の住人の1人”として、自分事として捉えることができると考えています。

開催日等

  • 開催日:令和2年12月20日(日)
  • 時間:10時00分から12時00分まで
  • 場所:オンライン(Zoom)
  • 対象:小学校高学年~高校生
  • 参加費:無料
  • 定員:100名

当日のスケジュールについて

第1部(10:00~11:10)動物園の裏側ツアー 

オランウータンとエゾシカについて詳しく知ろう!

飼育員さんに普段聞けない動物園のことを聞いてみよう!

第2部(11:10~12:00)トークセッション 

少人数で「動物園のより良いみらい」について考えてみよう!

参加申込について 

申込締め切り 

12月18日まで※先着順で定員になり次第受付を終了します

【申し込みフォームURL】

forms.gle/bCmd2ymgT6Fr5vCb9(新しいウインドウが開きます)

※zoomを使ったオンラインで開催するため、あらかじめ電波環境のご確認をお願いします。

※お申し込みいただいたメールアドレスに、前日までにご案内のメールをお送りいたします。届かない場合はメールアドレスが誤っている等の可能性がありますので、下記お問い合わせ窓口までご連絡ください。

お問い合わせ

新渡戸文化小中学校・高等学校 白田 侑子 uekiya.animal☆gmail.com

(☆を@に変えてメールを送ってください)

ゲンちゃん日記・令和2年12月
「心が安らぐ動物園を提供し続けます」

エゾユキウサギ

 (毛が白く生え変わったエゾユキウサギ)

 夏期開園が終わり、1週間の準備期間を経て、冬期開園が始まりました。閉園中に、新型コロナウイルス感染症の感染状況は急速に悪化。平日のもぐもぐタイムなどの行事は、中止した状態でのスタートとなりました。
 旭川は本格的な冬になると、公園で遊んだり、安全に散歩できる場所が少なくなります。動物園は郊外の屋外施設ですが、トイレや授乳室、休憩所を完備しています。看護師も常駐しています。これからの不安な冬を乗り切るためにも、絶対に開園し続けなければならない施設だと思っています。心が安らぐ場所を提供し続けられるよう、最善を尽くしていきます。

 さて、この手紙を書いているのは11月中旬です。毎日どんよりとした曇り空と雨です。今年はどんな冬になるのでしょう?ちょっと心配になります。

 ゆっくりロードに完成したエゾユキウサギ舎のエゾユキウサギは、見る見る真っ白になったのですが、気候が追い付いてこない感じです。緑の草の中にいる真っ白なエゾユキウサギ。とても不思議なコントラストです。今年生まれたレッサーパンダの双子は、母親と一昨年生まれた双子の雌と合わせて5頭で走り回っています。つり橋にも冒険に出掛けるようになってきました。雪の中を転げ回る姿を想像してしまいます。ケン亡き後のオオカミたちは、息子のノチウがリーダーとして行動し、群れは落ち着いています。この先どのように新しい個体を導入できるのか、超難問が控えているのですが、ひとまずは安心です。たてがみが生えたような冬毛のオオカミは、いつ見ても惚れ惚れするかっこよさです。 
 最後になりますが、冬期開園中に、今年も西門付近の駐車場を無料でご利用いただけます。これは、地主さんのご厚意によるもので、感謝申し上げます。

令和2年12月12日 

旭山動物園 園長 坂東 元

  【どうぶつの絵、募集終了しました!】

 企画「どうぶつの絵を描いてみよう」の募集は11月30日をもって終了しました!

 なかなか絵が集まらず、ぶろぐでみなさんにSOSを出させていただきましたが(汗)

 その後続々と絵が届きました!

 企画に参加いただいたみなさん、本当にありがとうございました!

 なかには締め切りギリギリに速達で!送ってくださった方もおられました。

 なんとFax送信の方まで(笑)

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                         8才の男の子の作品。躍動感ありますね!お母さんの手紙も添えられていました。

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                     息子さんが「どうしても描いて送りたい」と・・・その心意気、ありがとうございます!

 そしてFaxには送信元と送信日時が表示されます。絵の送信は11/30 9:33 PM 某コンビニより となっていました。

 お母さん!夜の9:30にコンビニまで走っていただき、本当にありがとうございました!(涙)

 さあ、みなさんの絵をつなげて文字を書く計画は、果たして完成したのか??

                          結果はコチラ!!↓

                               33

                   どうでしょう??我ながらうまく貼れたんじゃないかなと。

 たいして下書きや練習もなく貼っていきました。このテクもちょっとだけほめていただけるとうれしいです(笑)

 10年くらい前に中田さんが作ったヒグマの看板も、みなさんの絵の中にうまいこと解け込んでいますね(笑)

 最終的には想定を超える数の絵が届き「53th」の文字を追加することができました!

 重ねがさね、みなさん本当にありがとうございました。


 せっかくなので動画で撮影してみました。

 7分ほどの動画になりましたが、全110枚(プラス大西の絵1枚)すべて映っています。

参加者の方もそうでない方も、完全版「文字絵」をじっくりご覧ください。

こちらからご覧ください!youtu.be/I60Uh_q8RIc(新しいウインドウが開きます)

                                (アフリカ水槽担当:大西 敏文)

クジャクのヒナその後

 8月12日に、ふ化したクジャクのヒナですが、ゆっくりですが順調に成育しています。

 冬期開園は、寒さに弱いことから残念ながら展示はできませんが、暖かい裏側で飼育をしています。

 さて、現在のヒナはというと…

今のヒナ 1か月後のヒナ

 頭の上の羽も生えて、大人と変わらない羽になりました(左) ふ化1ヶ月後のヒナ(右)


 上の写真を比べても、相当大きくなりましたが、親と比較するとまだまだ小さいです。

 親子

 親(左)と大きくなったヒナ(右)


 来年の話をすると鬼が笑うかもしれませんが、来春の夏期開園時には、他の個体と見分けがつかないぐらいな大きさになっています。


 ちなみに、9月ぐらいにきれいな羽が全て抜け落ちてしまったオスたちは…

今のオス 

 暖かいところで来年の春からの繁殖期に向けて羽が伸びている真っ最中です。

こども牧場・教育動担当:佐賀真一

アライグマが来園しました

 10月26日に盛岡市動物公園よりアライグマ(オス・9歳)が来園しました。寝室での検疫を終了し、11月29日から放飼場へ出る練習をしています。

来園4日前

来園4日目


 約1ヶ月の検疫期間中にだんだんと気温も下がり、放飼場はうっすらと雪景色になりました。

 外デビュー初日、外への扉を開けておいてもなかなか出ず…。好物で誘って外へ。しばらくはウロウロしたり、フェンスを登ってみたりしていましたが、最後には小屋の中で落ち着いていました。

 翌日もなかなか出ず、出たと思ったらまっすぐ小屋へ。小屋の中で毛繕いをしたり、スタッフが小屋をのぞいても気にすることなく、落ち着いて過ごしていました。

ひなたばっこ

ひなたぼっこ。アクリル側は壁がないので丸見えです


 現在は午前中に1時間程度の放飼ですが、徐々に時間を長くしていく予定です。

 北海道産動物舎のエゾタヌキの隣にいますので、似てるけど実はいろいろ違うタヌキとアライグマを見比べてみてくださいね。

北海道産動物舎・サル舎担当:佐藤和加子