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2020年10月のすべての記事
【文字絵】
「どうぶつの絵を描いてみよう!」皆さんの絵を募集しています。
リンクはコチラ↓
https://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/event/d071818.html
みなさんの絵が届いていますよ。キングペンギン。上手いね!
写真では見えませんが、よ~く見るとフリッパーバンドまで描かれています。
そしてなんと!
札幌市K.C.小学校のみなさんが団体で応募してくれました!
20枚以上の絵をまとめて、先生が送ってくださったようです。
授業の中で描いてくれたのかな?
絵と背景で違う画材を使ったり、凝ってます!
K.C.小学校のみなさん(そしてN先生っ)ありがとうございます!
絵が順調にたまってきたので、さっそく掲示して文字にしていきたいと思います。
こんな感じです!さてこれからどんな文字になるのでしょう?
よろしければFacebookやTwitterのコメント欄で予想してみてください。
見事正解した方には・・・何もありませんが(笑)
ここからどんな文字絵(絵文字の反対)ができるか、はたまた未完成のまま応募終了してしまうのか?はみなさん次第です(笑)
なにとぞよろしくお願いします!
(もうじゅう館担当:大西 敏文)
2020年10月27日 | しいくにゅーす
アムールヒョウの「とわ(永遠)」が宇都宮動物園へ移動します
2020年10月25日 | お知らせ
2020年11月の壁紙カレンダーができました
2020年11月の壁紙カレンダーができました
11月の壁紙カレンダーの動物はレッサーパンダです。
11月のWEBカレンダーの動物はレッサーパンダです。
中国南部からヒマラヤにかけての標高の高い場所に生息し、背中側はやわらかい赤茶色の毛、おなか側は黒い毛、顔は白いまだら模様となっています。
野生下では森林伐採などの影響から生息数が著しく減少しています。
旭山動物園では今年6月に母親「渝渝(ユーユー)」の子どもが2頭誕生しました。誕生した子どもの愛称はオス「蓮蓮(レンレン)」、メス「桜桜(リンリン)」に決まりました。
また、不定期ですが先日からレッサーパンダの子どもが放飼場に出る練習を始めていますので、お越しの際にはぜひご覧ください。
WEBカレンダーのダウンロードはこちら。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
カレンダー2011_1280x1024(画像形式(JPG) 843キロバイト)
カレンダー2011_1366x768(画像形式(JPG) 762キロバイト)
カレンダー2011_1920x1080(画像形式(JPG) 1,396キロバイト)
カレンダー2011_1920x1200(画像形式(JPG) 1,447キロバイト)
カレンダー2011_2560x1440(画像形式(JPG) 2,241キロバイト)
壁紙2011_iphone(画像形式(JPG) 810キロバイト)
過去の壁紙カレンダー
2020年10月24日 | お知らせ
モユク☆カムイ106号が完成しました!
モユク☆カムイ106号が完成しました!
「モユク☆カムイ106号」が完成しました。
今回の表紙は「トドノネオオワタムシ」。
「モユク☆カムイ」は動物園東門管理事務所、園内サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場で配布しています。
動物園にお越しの際は、手にとってご覧ください。
モユク☆カムイ106号へのリンクはモユクカムイ106(PDF形式 8,346キロバイト)
もくじ
1・ぼくは動物大使 その67 冬を告げる白い使者 トドノネオオワタムシ
2・特集 健康管理のための動物のトレーニング
3・飼育研究レポート キンクロハジロとオオコノハズクの人工ふ化・育雛
4・新たな取組 ~YouTubeライブをはじめました~
5・主なできごと
編集後記・飼育動物数
入手方法
モユク☆カムイは、園内(動物園東門管理事務所、サポートセンタ-、動物図書館、こども牧場)での配布のほか、郵送での取扱いも行っています。また、在庫があればバックナンバーもお渡しできますので、詳しくは旭山動物園(0166-36-1104)までお問い合わせください。
モユクカムイについての詳細はこちら
2020年10月22日 | しいくのぶろぐ
ペンギンの散歩について
ここ数日の降雪により積雪量も増え、ペンギンの散歩の実施が可能な状況となりつつあります。ペンギンの散歩は、ペンギンの冬場の運動不足の解消、来シーズンの繁殖に向けた体づくりに欠かせないものです。
例年、安定して毎日行えると判断した時点で、積極的に広報活動(開始日、開始時間など)を行って参りました。
今シーズンは、昨今の新型コロナウイルス感染症の感染拡大、収束に向けての感染防止の観点から、人を動かす呼び水にならないことを主眼に、積極的な広報活動は行わないことといたしましたのでご理解くださいますようお願いいたします。
なお、ペンギンの散歩は前述の目的から、今シーズンも実施する予定であり、来園された方はご覧いただけます(園内でも時間の公表は行わず、場合によっては閉園時間後に実施することもあります。)。
新型コロナウイルス感染症に関して精神的な緊張感が継続する中で、北海道は冬を迎えました。気分転換のために家から出て散歩したり子どもを遊ばせたりといった公園は雪のために閉鎖されています。動物園は郊外に立地し、基本屋外空間でトイレ、授乳室、休憩所もあります。看護師さんも常駐しています。長い冬を乗り切るための必要不可欠なインフラとして感染予防対策を慎重に行い、開園し続けていきたいと考えております。
令和2年12月17日
旭山動物園 園長 坂東 元
【ケン】
「どうぶつの絵を描いてみよう」絶賛募集中です!リンクはコチラ↓
www.city.asahikawa.hokkaido.jp/asahiyamazoo/event/d071818.html(新しいウインドウが開きます)
でも、自分はただ絵を送ってくれるのを待つだけ?
というのもナンなので、自分でも描いてみました。
シンリンオオカミのケン!
・・・の、つもりです(汗)
あさひやまの空に約12年間、響き続けた彼の遠吠えのファンは多かったことでしょう。もちろんぼくも含めて。
みなさんの絵と一緒に貼らせていただけたら幸いです。
みなさんの絵もお待ちしています!
(もうじゅう館担当:大西 敏文)
2020年10月20日 | しいくのぶろぐ
ヤギのさくらこが引っ越ししました
ヤギのさくらこが引っ越ししました
ヤギのさくらこが第1こども牧場へ引っ越ししました。
夏までは他のヤギと同様に第2こども牧場で展示していましたが、年を重ねるにつれて前足の関節が固まり、だんだんと歩くことが難しくなったり、転んでしまうことも増えました。
そのため、いつでもスタッフの目が届くように第1こども牧場へやってきました。
最初は慣れない環境に戸惑いもあったようですが、今では毎日のんびりと過ごしています。
肩の傷の保護や防寒のため、Tシャツを着るようになりました。
お客さんからは「服を着ていてかわいい!」という声も…。
足腰は衰えても、食欲は衰えてません!
おなかが空くと「メェ~」とないて、スタッフの呼び出し
だんだんと気温も下がり、これから厳しい冬を迎えます。さくらこは今年も14才と高齢のため、このまま暖かい屋内で展示する予定です。少しでも長生きできるよう、スタッフ一同サポートしていきますので、みなさんもあたたかく見守ってください。
こども牧場担当:上江功
2020年10月17日 | しいくのぶろぐ
【お絵かき募集してます】
【お絵かき募集してます】
HPの「注目情報」にも載せてある通り、みなさんの絵を募集しています!
2017年に大西が(思いつきで)園内にお絵かきコーナーを作り、描いてくれた絵をもうじゅう館に貼っていくイベントを企画したところ大好評でした。
そこで今回は第二弾というわけです!
ちなみに2017年のようすはコチラ↓
前回は、旭山動物園開園50周年企画でした。
この時は、ぼく自身絵を貼りながら感動してしまいました。どんなに絵が上手な飼育係の絵も「来園者みんなが描いた絵をつなげた文字」には、絶対勝てないでしょう。
今回は新型コロナの影響で来園しづらい・できない方も多いという判断から、郵送での参加OKにしています。その他、年齢・性別・国籍等は不問です!
すでに絵が届きはじめています。送ってくれた方、ありがとうございます!
あ、でも「応募方法」のページにひとつ書き忘れがありました。
絵の端に在住の市町村とペンネームを書いてほしいのです。すでに送ってくれた方すみません。
現在は応募方法のページも修正してありますので、よろしくお願いします。
「先着500名」なんて書いてますけど、じっさい500もの応募があるのか、めっちゃ不安・・・
でも、たとえ少なくても絵が届くと嬉しいものです。すでに届いている絵をご紹介しましょう!
おお!かわいらしいペンギン。周りにはお花に星に、ハートマーク。女の子の顔は自画像かな?
レッサーパンダ。上手いです!ペンギンの絵とセットで応募いただいたようです。
お子さんと保護者の方でしょう。このように大人の方の絵ももちろん大募集しております!
ある程度絵がそろったら、前回のように絵をつなげて文字を書いてみたいと思います。
絵をたくさん送っていただけたら長文を書けます・・・けれども少なかったら一文字とかで終わっちゃうかも??(汗)
憐れな飼育係が必死に考えたイベント、これも人助けだと思って?みなさんの参加をお待ちしています!
(もうじゅう館担当:大西 敏文)
【たくさんの善意】
動物園で使用するエサを保管する施設「調理棟」は今の時期、皆さんから寄付で頂いたエサでいっぱいになります。
夏あたりから家庭菜園で採れた野菜や、農家の方からは規格外になってしまった野菜などが届けられます。そして秋も終わりに近づいた最近は、ドングリやクルミなどの木の実を拾い集めたものが届いています。
本当に多くのエサを頂き大変ありがたいのですが、使い切れない量だと腐らせたり傷んでしまったり、保管場所があまりないこともあり、せっかくの寄付をお断りさせていただくこともあります。
山積みになった野菜や木の実を見ると秋を感じるとともに、まだまだ旭山動物園もたくさんの方に応援していただけていることを実感します。
(ほっきょくぐま館・飼料担当:大内 章広)
2020年10月15日 | 園長(ゲンちゃん)日記
ゲンちゃん日記・令和2年10月「イメージとは違うトナカイの生態」
ゲンちゃん日記・令和2年10月
「イメージとは違うトナカイの生態」
(トナカイのデナリ)
秋も深まり、初雪に備えを始める時期になってきました。10月下旬に湿ったドカ雪が降ることもあるから油断はできません。特に、ととりの村の天井を覆うネットにベタ雪が積もると、ネットが破ける事態になりかねません。ととりの村の水鳥やフラミンゴたちを建物に収容して、天井のネットを外します。越冬準備の始まりです。
この手紙を書いているのは9月の4連休最終日。天候にも恵まれましたが、想定していなかったほど多くの来園者数でした。インバウンド(外国からの観光客)や団体がほとんどなく、今年は1万人を超える日はないだろうと思っていたので、うれしくもあり戸惑いもあった連休でした。
さて、皆さんは何で秋の始まりを感じますか?私は、エゾシカとトナカイの雄の角が完成して「枯れ角」になることでしょうか。今年のトナカイのデナリの角の立派さ、大きさには目を奪われます。シカの仲間は春から秋にかけての角袋(生え替わった柔らかいこぶ状の角)の時期は、いわば草食系男子です。ところが、枯れ角になると凶暴な肉食系男子に豹変します。少々言い過ぎですが、デナリも一晩で豹変します。まるでジキルとハイドです(例えが古過ぎますかね)。角が触れる物には何にでも挑みかかり、筋トレに余念がありません。餌台は木っ端みじんに破壊されました。放飼場の木に向き合い、あたかも、お相撲さんが鉄砲稽古をしているようです。飼育係が近づいただけで、低いうなり声を上げながら頭を下げて向かってきます。秋だなと、しみじみ感じます。サンタさんのトナカイのイメージを壊すようですが、心配なく。クリスマスまでには雄の角は落ちてしまいます。トナカイには雌にも角があり、クリスマスの時期に角があるのは雌。もしくは去勢した雄です(シカの仲間では唯一、トナカイだけ雌にも角があります)。
気が早いですが、楽しいクリスマスが迎えられますように。
令和2年10月15日
旭山動物園 園長 坂東 元
2020年10月12日 | 図書館ぶろぐ
「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」最新号を発行しました!
「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」の最新号を発行しました!
10月に入って急に朝の冷え込みが厳しくなってきました。
園内の木々も紅葉が進み、結構、葉も落ちてきています。
先日、動物図書館裏のマツの木に、雪の妖精とも言われているシマエナガがいました。
写真集にもなっている野鳥です。
また、ふわふわとした綿毛をつけて飛ぶ、雪の妖精も見つけました。
冬の季語にもなっている雪虫(トドノネオオワタムシ)です。
同じ雪の妖精でも、雪虫の大量発生だけは勘弁ですね。
今月中には「初雪」、降るんですかね…。
さて、先日新しい「動物園だより」と「どうぶつえんみにだより」を発行しました。
「動物園だより」では、オスの鳥たちの、繁殖期と繁殖期が終わった頃の羽の違いを比べてみました。
現在、クジャクのオスは派手な飾り羽が抜け落ち、とても地味な姿をしています。
ちなみに、10月に入って、オシドリのオスの羽は、華やかになってきました。
※紙面で紹介の地味な羽のオシドリのオスは9月に撮影
「どうぶつえんみにだより」は、「ひな」について紹介しています。
ヒナが成長するとどのような姿になるか、当ててみてくださいね。
投稿者:動物図書館 北川裕美子
旭山動物園だより270号
内容: 華やかなのは繁殖期だけ。彼らの羽は、今、とても地味です ほか
「旭山動物園だより」はこちらからダウンロードできます(新しいウインドウが開きます)
あさひやまどうぶつえんみにだより103号
内容:ひな
「あさひやどうぶつえんみにだより」はこちらのページからダウンロードできます。(新しいウインドウが開きます)
2020年10月11日 | しいくにゅーす
シンリンオオカミのケンの訃報
シンリンオオカミのケンの訃報
10月10日昼、オオカミの森で飼育していたシンリンオオカミのケンが死亡しました。
<経過>
先日のしいくのぶろぐ(「シンリンオオカミ ケンの展示を中止しています。(10月8日)」でお伝えしたとおり、10月2日の日中にケンが転倒し、展示場内の小川に転落しました(その後復帰)。さらにハエが下半身にたかっていたこともあり、閉園後に検査し、ハエの卵とウジの除去を行いました。
10月3日から、サブパドックでの群れとのお見合いを開始しましたが、徐々に食欲の低下と後肢のふらつきが目立つようになりました。
10月6日にレントゲンと脊髄造影検査を実施し、複数の腰椎間での変形性脊椎症(加齢による椎間板の柔軟性低下を補うために、骨と骨の間に骨棘(出っ張り)ができ、これにより脊髄(神経)が圧迫される病気)による後肢麻痺と診断いたしました。ケンは高齢で、また病変が複数の腰椎にまたがっていることから手術による治療は困難と判断し、ステロイドによる内科的な治療を開始しました。
10月7日からもサブパドックでの群れとのお見合いは継続しましたが、日に日に後肢の麻痺が進行し、補助による起立歩行になり、食欲も廃絶となりました。10月2日の転落前までは餌も多く食べており、上半身は動き、自力での飲水が可能であったため、飼育スタッフによるケアを継続していました。
10月10日も午前中に体位交換と飲水補助を行い、顔つきもしっかりとした様子でしたが、昼に死亡しました。
解剖の結果、肺と脾臓に腫瘍を疑う病変が見つかり、過去に手術した精巣腫瘍の転移があったものと考えられます。死因は多臓器不全による老衰と診断いたしました。
ケンは2007年5月1日生まれで、同年10月にカナダより来園しました。
メスのマースとの間に9頭の子が成育し、現在そのうち2頭は他動物園でペアを形成しています。
旭山動物園ではオオカミの森ではマースと子のノチウ、レラ、ワッカが生活し、バックヤードでは子のヌプリとペア相手のアオイが生活しています。
第一位オスのケンが亡くなりましたが、オオカミの森の群れの中では、ゆるやかに息子のノチウに第一位が移行し、今のところ大きな混乱なく過ごしています。今後も注意深く、観察をしていきます。
2020年10月9日 | しいくのぶろぐ
【レッサーパンダの名前が決まりました】
【レッサーパンダの名前が決まりました】
10月になり、レッサーパンダにとっては過ごしやすい気温になってきました。
SNSでは随時更新しておりました、仔の続報です。
ようやく母乳よりも竹を食べる頻度が増えてきました。
また、SNSをご覧になっている方はご存知かと思いますが、9月26日からすでに仔は放飼場に出る練習を不定期で行っています。
外での様子を書き連ねるにあたって、双子の個体の様子を伝えやすいよう、タイトルにあるとおり、もう一つのご報告させていただきます。
【仔の名前が決定しました】
オス「蓮蓮(レンレン)」
メス「桜桜(リンリン)」
となります。
●(1)蓮蓮
●(2)桜桜
名前の由来に関しては、完全に私の個体に対するイメージと理想です。
オスの「蓮蓮」は父のプーアルのように、のんびりした性格で、移動させるために抱えている時ですら居眠りができるほどです。大きくなっても、プーアルと同じように冷静でどっしり構えられる父親になって欲しいと思います。
※蓮の花言葉「清らかな心」「神聖」「冷静沈着」「雄弁」
メスの「桜桜」は、天真爛漫で物怖じしない自由な性格です。母の渝渝(ユーユー)のように容姿や立ち振る舞いに関しても、べっぴんさんが滲み出ると良いなと思います。
※桜の花言葉「精神美」「優美な女性」「純潔」
読み方について、中国読みの発音が分かる方にとっては、いささか疑問ではあると思います。
本来の読みをカタカナで表すのであれば、「蓮」は「リエン」、「桜」は「イン」となります。
今回は、我々飼育員含め、多くの来園者に呼んでいただいたときの呼びやすさ、双子での音の響きを優先し、この読みに決めました。
さて、ここからは放飼場での様子になりますが、蓮蓮も桜桜も初日から落ち着いていました。
蓮蓮は母の渝渝から離れないようにくっついてまわる様子でしたが、桜桜はすぐに一人であちこち大冒険。
そして何よりもお待ちかねだったのが、母の渝渝でした。
どうしても仔ばかりに意識が行ってしまいますが、仔よりもずっとずっと外に出れていなかったのが母親です。
久しぶりの外であちこちにマーキングをして、仔をそこまで気にしすぎる様子もなく、放飼場の雑草を食べたりと、自由に過ごしていました。
一通り満足するとすぐに部屋に戻りたくなっているようでしたが、、、
今では仔も放飼場の落ち着く場所を発見したようで、渝渝が先に室内に戻っても起きないほどグッスリと熟睡していることもあります。
また、放飼場の植物と戦ってみたり、ツタをしゃぶってみたり、母親の尻尾を噛んだまま引きずられてみたりと、子供ならではの行動で外の生活を満喫している様子です。
外での様子は、SNSで随時動画が上がっていくと思うので、チェックしてみてください。
さて、ここまでいっぱしの飼育員ぶった文章をつらつらと並べてきましたが、恥ずかしながら担当者である私自身、正直まだ仔の顔面単体では蓮蓮か桜桜なのか100%の自信がありません。
全身や、動いているしぐさを見れば分かるのですが、早く静止画の顔面単体でも判別がつくようにならねばと焦りを感じています。
最後にはなりますが、現在はまだ外の環境に慣れる時期であるとともに、外に慣れる方法も今までとは異なるため、外に出すかどうかはその時の気温や気候で判断をしています。
そのため、出る時間も何時まで出すかも不定期とさせていただいています。
あらかじめご了承ください。
(はちゅう舎・ゲテモノ・小獣舎担当:鈴木 達也)
2020年10月8日 | しいくのぶろぐ
【シンリンオオカミ ケンの展示を中止しています】
【シンリンオオカミ ケンの展示を中止しています】
現在オオカミの森にいるシンリンオオカミのケン(♂13歳)の展示を中止し、非公開のバックヤード内にて療養飼育をしています。
ケンはこれまでにパートナーのマースともにたくさんの子を育て、アルファ(群れのリーダー)として見事に群れを率いてきました。現在は娘2頭と息子1頭計4頭と生活を共にしています。
昨年から歩様緩慢などの老化の兆しが見られ始めましたが、息子のノチウを始め群れの仲間からの信頼は絶大でした。
今年の9月下旬から運動量が極端に減り始め、後肢のふらつきなども顕著になってきました。群れの4頭はケンの衰えに戸惑いながらもケンとの距離をとり離れて行動することが多くなりました。
10月に入り横臥からの起立に苦労するようになり、ハエがたかるようになってきました。放飼場内の小川に転落し自力での起立ができずにレラ(娘)に助けられることもありました。
10月2日、ハエの卵が孵り蛆が湧く懸念もあり、麻酔をかけて検査とハエの卵の除去などを行い、この日よりバックヤードでの療養に切り替えました。
10月6日に再度麻酔をかけてレントゲン検査を行いました。加齢による変形性脊椎症からの神経症状として後肢の歩様異常、失禁などが認められると診断し、投薬による症状の緩和を期待し現在治療中です。
群れへの復帰も視野に入れ、4頭とは放飼場に隣接するサブ放飼場にて金網越しに短時間の顔合わせをしていますが、ケンに対して攻撃的な態度を取る個体はなく、ケンがいなくても4頭での生活も安定しています。
今後に関しては今は何かを言える状況ではないのですが、ケンらしい威厳を持った生き方をサポートしていきたいと考えています。
群れと顔合わせの様子
2020年10月1日 | お知らせ
どうぶつマスクお絵描きコンテストの審査結果について
どうぶつマスクお絵描きコンテストの審査結果について
『どうぶつマスクお絵描きコンテスト』の審査を行いました。
応募作品63点の中から大賞1点(シロテテナガザル)、準大賞2点(イヌ、カバ)を決定いたしました。大賞、準大賞に選ばれた方々には水野染工場様からデザインされたマスクを染めてプレゼントします。応募していただいた皆様、ありがとうございました。
展示場所
やすらぎの森休憩所
※ご応募いただいた全作品を展示しております。
展示期間
令和2年10月1日(木)~10月31日(土)まで
水野染工場公式HP
どうぶつマスクお絵かきコンテスト結果発表!
www.hanten.jp/diary/news/post-43609/(新しいウインドウが開きます)