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2020年2月のすべての記事
2020年2月25日 | お知らせ
2020年3月の壁紙カレンダーができました
2020年3月の壁紙カレンダーができました
3月の壁紙カレンダーの動物はエゾシカです。
3月の壁紙カレンダーはエゾシカです。
オスのエゾシカが持つこの角は毎年春になると自然に落ち、初夏にかけて伸び始め、秋に完成します。個体によって形や大きさが違い、その年によっても少しずつ違いがあります。
立派な角を持つエゾシカが、雪残る岩山にたたずむこの姿を見られるのは今だけです。
エゾシカの森にお越しください。
WEBカレンダーのダウンロードはこちら。
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
カレンダー2003_1280x1024(画像形式(JPG) 710キロバイト)
カレンダー2003_1366x768(画像形式(JPG) 588キロバイト)
カレンダー2003_1920x1080(画像形式(JPG) 1,061キロバイト)
カレンダー2003_1920x1200(画像形式(JPG) 1,157キロバイト)
カレンダー2003_2560x1440(画像形式(JPG) 1,751キロバイト)
壁紙2003_iphone(画像形式(JPG) 601キロバイト)
過去の壁紙カレンダー
2020年2月23日 | 図書館ぶろぐ
動物図書館の新着図書、読んでみませんか。
動物図書館の新着図書、読んでみませんか。
カバやカイウサギ、そしてアムールトラと新しい命の誕生が続き、心もほっこりすると同時に、命はつながれ動物たちの生命の力強さを感じます。
さて、動物図書館にNPO法人旭山動物園くらぶ様のご厚意により寄贈していただいた本も含め、新しく入った図書を館内に「新着図書コーナー」として設け展示しています。
【新着図書コーナー】
新着図書は、家畜、野生動物、鳥の3つのテーマに分かれ、日本人と関わりの深い動物との歴史をひもとく「日本人と動物の歴史」(著:小宮輝之 出版社:ゆまに書房)シリーズ全3巻や、人間と動物たちの体の違いを比較し、そのしくみや役割などを分かりやすく解説している「くらべてみよう!人と動物のからだ」(監修:今泉忠明 出版社:ポプラ社)シリーズ全5巻など、児童図書を中心に動物に関する本となっています。
また、「飼育スタッフならではのオススメの本」の紹介や、”生息地が違う、戦う能力が近い動物同士がVR(バーチャルリアルティー)で戦ったら・・・さあ、どちらが勝つか!?” 旭山動物園 園長 坂東元監修の「どっちが強い!?ゾウアザラシVSホッキョクグマ 氷上のドデカ対決」なども併せて展示しています。
ぜひ、動物図書館にも足を運んでいただき、動物と一緒に本の世界も楽しんでいただければと思います。
投稿者 動物図書館 穂積 美紀
2020年2月23日 | しいくにゅーす
レッサーパンダの「プーアル」が来園しました
新型コロナウイルス感染防止対策として、以下のイベントは中止となりました。
旭山動物園くらぶ主催「動物園フォーラム2020 野生生物と人の共生について」を開催します(3月1日実施)
NPO法人旭山動物園くらぶ主催のフォーラムが旭川市内で開催されます。
本園の坂東園長と知床財団統括研究員・事務局長山中氏との対談、旭川市内の大学・高校の先生方も交えたスペシャルディスカッションが実施されます。
参加は無料(事前申し込みが必要)ですので、皆様ぜひご参加ください。
イベント名
動物園フォーラム2020 野生生物と人との共生について
日時
令和2年3月1日(日曜日)午後2時から午後4時30分(開場午後1時30分)
会場
アートホテル旭川 3階 ボールルーム
(旭川市7条通6丁目)
プログラム
- 第1部
対談「世界遺産を管理する知床財団と野生生物を飼育する旭山動物園の役割」
旭川市旭山動物園長 坂東 元
公益財団法人知床財団 統括研究員・事務局長 山中 正実氏
- 第2部
スペシャルディスカッション「環境保全活動をつないでいくための教育機関との連携」
参加費
無料
申込方法(事前申込制)
電話での申込のほか、チラシに必要事項を記入の上、FAX又はメールでも申込みいただけます。
定員
150名(先着順、定員になりしだい締切とさせていただきます)
お問合せ・申込先
NPO法人旭山動物園くらぶ(事務局)
電話0166-73-6066(土日祝を除く、午前9時~午後6時)FAX:0166-73-6067
E-mail:asahiyama@zooclub.jp
詳細はこちら。http://www.zooclub.jp/report/2019/08/post-335.php
主催
NPO法人旭山動物園くらぶ
2020年2月15日 | 園長(ゲンちゃん)日記
ゲンちゃん日記・令和2年2月「持続可能な未来のために」
ゲンちゃん日記・令和2年2月「持続可能な未来のために」
(写真:ペンギンの散歩)
今年も早12分の1が経過しました。さすがに降雪量が少なく心配なこの頃ですが、動物園には昨年以上に多くの方が訪れています。海外の方をはじめ一応雪景色なので北海道の冬を楽しんでおられるようですが、雪明かりの動物園でのかまくら作りもままならないほど積雪量が足りない異常な状況であることも知っておいて欲しいなとふと思ったりしています。
さて一昨年頃から気になっていたことがあります。それは海外からの来園者の方がお土産を買われたときの反応です。動物園は屋外施設なので、雨も降れば雪も降ります。ですからそれぞれの売店さんは、とても素敵なデザインのプラ製のレジ袋を用意していて、買い物をされた商品はその袋に入れてお渡ししているのですが、袋に入れようとするとその袋はいらないと意思表示をする方や、わざわざ買われた物を袋から出して袋を返してくる方が見られるようになり、明らかにその比率が高くなってきていることです。売店の方に話を聞くと日本人ではほとんど見ない行動とのこと。
来園された方が動物たちを見てさすが旭山だと感動し、最後にお買い物をしてエッ!こんな薄っぺらな動物園だったのか!と愕然とされてしまっている危機感を感じています。強い意思表示なのだと感じます。脱プラスチックをはじめとした環境問題に関して欧米のみならずアジア圏でも問題意識、解決意識が急速に高まっています。正直日本は取り残されつつあると感じます。
動物園の役割は、本来このような環境問題に多くの人に気づいてもらい、自分事として考えてもらわなければいけない立場です。今年は東京オリンピックです。オリンピック関係で提供する物は厳しく審査されます。食材、紙製品も何らかの基準を満たしている認証を受けた物しか使用できません。これは押しつけではなく、子供たちの未来への投資を呼びかけているのだと思います。破綻ではなく持続可能な未来のために動物園も果たすべき役割をしっかりと捉え一つでも二つでも具体化しなければいけない、遅くなりましたがこれが旭山動物園の今年の抱負です。
旭山動物園 園長 坂東 元
今期の流氷ひろば
毎年あざらし館では、野生の環境を再現しようと、冬になるとプールを凍らせた”流氷ひろば”ができます。
ゴマフアザラシは流氷とともに北海道近海までやってきて(一部定住しているものもいるが)流氷の上で出産と子育てを行うため、ゴマフアザラシにとって流氷はなくてはならないものなのです。
赤ちゃんが白い姿なのは、氷の上で目立ちにくいからなのです。
昨年の「流氷ひろば」の様子
ですが、今期はというと…できませんでした。
何もなくてもプールは勝手に凍ると思っている方も多いのですが…凍りません。
プールの水は常に循環濾過されていて、水がうごいていている状態です。アザラシ達もプールで泳いでいるので、どんなに冷え込んだ日でも氷が張ることはありません。
なので、流氷ひろばは人力で作っています。
まず、寒くなる日が数日続く日を待ちます。濾過をとめて、プールの水温を下げます。
次に冷えこみが強い日に、重機を使用し、雪を何十杯もプールの浅瀬が埋まる位まで入れます。
その雪をみんなでならしていきます。
最後に水を撒き完成です。が、今期は圧倒的な雪不足のため、プールに入れる雪も貯まらず、厳しい寒さの日も長く続くかず…。ということで、断念せざる得ませんでした。
今年の様子
氷の上で寝転んでいる姿や息つぎのための穴から顔を出している姿など、みなさんにお見せすることができず、残念な気持ちです。
数日前は旭川も-26度近くまで下がったと思いきや、その数日後にはプラス予報です。
今年の天気は何か変です。これも気候変動という言葉が現実のものとして実感できるできごととなりました。
あざらし館担当:杉村尚美
2020年2月11日 | しいくにゅーす
アムールトラが出産しました
2020年2月10日 | しいくにゅーす
タンチョウ(丹星)とイヌ(ゴールデンレトリーバー:サニー)の訃報
タンチョウ(丹星)とイヌ(ゴールデンレトリーバー:サニー)の訃報
2月1日に、タンチョウの「丹星(オス)」が内蔵痛風のため死亡しました。
丹星は1987年生まれの32歳で、旭山動物園には2003年に来園しました。
現在タンチョウ舎では、「ノモ子(メス:24歳)」のみの飼育となりました。
2月8日に、こども牧場のイヌ(ゴールデンレトリーバー)の「サニー(オス)」が死亡しました。
11月中旬ぐらいから体調を崩し、回復と不調を繰り返しながら、約2ヶ月間の闘病を送っていました。
そして2月8日朝、副腎皮質機能亢進症に続く播種性血管内凝固による多臓器不全のため死亡しました。
サニーは2012年生まれの8歳で、旭山動物園には2015年に来園しました。
冬のととりの村
冬期間ととりの村の鳥たちは水禽舎で過ごします。
毎日掃除をして、餌を置き、一週間に一度プールの水をきれいにします。
そんな日々の中いつも思うのですが、鳥たちは本当にきれいな水が好きなんだと感じます。
プールの水を抜き、水洗いをしてから蛇口を回すと、とたんに鳥たちがそわそわし始め、まだ10センチメートルも水が溜まっていないのに、次々とコクチョウやハクチョウたちがプールの中に入ってきて水浴びをし始めます。たまに、かなりの段差から飛び込んでくる鳥もいるため、足を痛めるのではないかとはらはらしてしまいます。中には、蛇口から直接水を飲んだり、置いておいたホースから出ている水を飲もうとしたり、餌箱の中に水を入れておいたらお風呂のようにつかっているコクチョウの姿も。。。
水が溜まるまで待ちきれない鳥たち
きれいな水が好きなのはハクチョウやコクチョウだけではありません。
マガモ・カルガモ・キンクロハジロたちも、プールに新しい水を入れるとプールのふちにある岩の上で飛び込むスタンバイをし始め、一羽飛び込むと次々に飛び込んでバシャバシャと水浴びをし始めます。キンクロハジロたちは、飛び込んだ後に一斉に潜り始めるため、水面に何もいなくなる瞬間も見られました。
そんな鳥たちの様子を見ていると、毎日でも水を替えたくなってしまいます。
水禽舎で過ごす鳥たちのこのような様子も、鳥が好きな人をはじめたくさんの人に見てもらいたいので、時々TwitterやInstagramにもあげてもらっています。
鳥たちが外の放飼場に出るまであと2ヶ月あまりになりますが、元気で生き生きした姿をみなさんに見てもらえるように、これからも鳥たちの健康管理や環境づくりに力を注いでいきたいと思います。
そして、鳥たちが安心して冬を過ごしに来られるような環境がずっとあること、コクチョウたちのふるさとでもあるオーストラリアの火災が早く収まることを願っています。
ととりの村担当 原田 佳
2020年2月5日 | お知らせ
多言語情報サービス「QRTranslator」が開始となりました。
多言語情報サービス「QRTranslator」を開始しました。
旭山動物園では、インバウンド向けの新たな案内サービスとして、多言語情報サービス「QRTranslator」を開始しました。
園内にあるQRTコードをお手持ちのスマホなどでスキャンすると日本語を含む15言語で施設案内が表示され、動物舎の「コンセプト」や「みどころ」などをご覧いただけます。
ご来園の際にぜひご利用ください。
設置箇所
各入園門、ぺんぎん館、あざらし館、ほっきょくぐま館、もうじゅう館、オオカミの森・エゾシカの森、オランウータン舎、チンパンジーの森、こども牧場、きりん舎・かば館
対応言語
日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、ロシア語、ベトナム語、タイ語、マレー語、インドネシア語
2020年2月3日 | 図書館ぶろぐ
2月8日(土曜日)の11:30から動物図書館で絵本の読み聞かせがあります
2月8日(土曜日)の11:30から
動物図書館で絵本の読み聞かせがあります
(頭をかいているキングペンギン)
動物をじっと観察していると「なんていう格好してるの?」と思う行動に出あうことがあります。
頭をかいているペンギンの姿には、「うわっ!」っと声が出てしまうほどでした。
どうやって脚を上げてるの? どうやって頭を横に下げてるの?
人間もペンギンと同じ二足歩行ですが、立ったまま脚と頭をくっつけること、できますか?
少なくとも私はできないです。
生き物の体のつくりをもっと知りたいな、ペンギンのこの姿を見て思いました。
ペンギンの骨格標本は「ぺんぎん館内」にありますので、気になる方は、ぜひ見てみてくださいね。
さて、動物図書館から本の読み聞かせのお知らせです。
2月の絵本の読み聞かせは、「雪あかりの動物園」3日目の、
2月8日・土曜日の11時30分から開催します。
今月は、オオカミの森の館内に描かれているあべ弘士さんの「エゾオオカミ物語」と、
トカゲのしっぽが頑張って生きるという不思議なお話「ぼくだってトカゲ」の2冊を読みます。
絵本の読み聞かせのあとには、子どもにも大人にも人気の、飼育スタッフによる
「絵本に出てきた動物の解説」があります。飼育スタッフならではの、詳しく、
興味がわく解説を聞くことができますよ。お楽しみに。
(投稿者 動物図書館 北川裕美子)