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2019年8月のすべての記事
旭山動物園くらぶ主催「環境保全フォーラムin旭山動物園・自然をつなぐプロジェクト活動報告会」を開催します(9月22日実施)
NPO法人旭山動物園くらぶ主催のフォーラムが旭山動物園内で開催されます。
神戸どうぶつ王国・那須どうぶつ王国の佐藤哲也園長の講演、自然をつなぐプロジェクト活動報告会の後、本園の坂東園長も交えたスペシャルディスカッションが実施されます。
参加は無料(別途入園料が必要)ですので、皆様ぜひご参加ください。
イベント名
環境保全フォーラムin旭山動物園・自然をつなぐプロジェクト活動報告会
日時
令和元年9月22日(日曜日)午後1時から午後4時(開場午後0時30分)
会場
旭山動物園内 イベントホール2F
※当日は会場の様子をイベントホール1階で生中継します。
プログラム
- 第1部
講演「どうぶつ王国グループにおける生物多様性保全と脱使い捨てプラスチック戦略」
佐藤哲也氏(神戸どうぶつ王国、那須どうぶつ王国園長)
- 第2部
自然をつなぐプロジェクト活動報告会 - 第3部
スペシャルディスカッション
参加費
無料(ただし、別途入園料がかかります)
申込方法(事前申込制)
電話での申込のほか、チラシに必要事項を記入の上、FAX又はメールでも申込みいただけます。
定員
80名(先着順、定員になりしだい締切とさせていただきます)
お問合せ・申込先
NPO法人旭山動物園くらぶ(事務局)
電話0166-73-6066(土日祝を除く、午前9時~午後6時)FAX:0166-73-6067、E-mail:asahiyama@zooclub.jp
詳細はこちら。http://www.zooclub.jp/report/2019/08/post-335.php
主催
NPO法人旭山動物園くらぶ、旭川市旭山動物園
後援
旭川市教育委員会
2019年8月25日 | お知らせ
2019年9月の壁紙カレンダーができました
2019年9月の壁紙カレンダーができました
9月のWEBカレンダーの動物はイワトビペンギンです。
9月のWEBカレンダーの動物はイワトビペンギンです。
黄色い飾り羽が特徴のイワトビペンギンは50cm程の小さな体で飛び跳ねるように移動します。ぺんぎん館は水中トンネルもおすすめですが、屋外放飼場の擬岩の上でのんびり過ごしているかもしれません。ぜひお立ち寄りください。
さて、本園では7月にキングペンギンのヒナが誕生しました。成長するとキングペンギンのヒナは一目でわかるこげ茶色の羽毛に覆われます。
WEBカレンダーのダウンロードはこちら
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
カレンダー1909_1280x1024(画像形式(JPG) 835キロバイト)
カレンダー1909_1366x768(画像形式(JPG) 627キロバイト)
カレンダー1909_1920x1080(画像形式(JPG) 1,154キロバイト)
カレンダー1909_1920x1200(画像形式(JPG) 1,956キロバイト)
カレンダー1909_2560x1440(画像形式(JPG) 1,956キロバイト)
カレンダー1909_iphone(画像形式(JPG) 680キロバイト)
過去の壁紙カレンダー
2019年8月24日 | お知らせ
マンガ「こはる日和とアニマルボイス」とのコラボ実施中です
マンガ「こはる日和とアニマルボイス」とのコラボ実施中です
旭山動物園では、本日8月24日よりマンガ「こはる日和とアニマルボイス」とのコラボを実施しております。
担当声優さんによる園内アナウンスや動物紹介パネルの設置、月刊ASUKAへの本園でのレポ漫画掲載など、旭山動物園のことを詳しく解説していただいております。ご来園の際には、ぜひ注目してください。
コラボ企画の詳細はこちらから(新しいウインドウが開きます)。
また、かば館地下にはオリジナルうちわもご用意しておりますので、こちらもお立ち寄りください。
※コラボ実施期間は8月24日から10月20日までです。
2019年8月23日 | しいくにゅーす
キングペンギンがふ化しました
2019年8月17日 | 園長(ゲンちゃん)日記
ゲンちゃん日記・令和元年8月「DNA研究と、生物進化の考え方」
ゲンちゃん日記・令和元年8月「DNA研究と、生物進化の考え方」
(写真:夜間開園昨年の様子)
今年は昨年と打って変わって雨が降りません。園内を見渡すと芝生の緑がどんどん薄茶色に変わっています。川の水位もアレッというくらい下がっています。今年は今年でどんな夏になるのか心配になります。
話は変わりますが最近目が離せない関心事があります。人のDNAに関わる研究が急速に進んで物事に対する感性や、感情の働き方、メタボや筋肉質などの体質もDNAの特定の部位の働きのスイッチのオンオフの組み合わせでコントロールされていることが分かってきました。さらにそのDNAのスイッチの状態がすべてではないにしろ精子にも反映されていて、親から子に遺伝している可能性が高いこともわかり始めています。これはある意味親が獲得した形質が遺伝することを示しているわけで、生物の進化の考え方を根底から変える可能性があります。今までは、パソコンで例えるならば使い込んで様々なことを学習したパソコンを親だとするとそのパソコンをリセットして初期状態に戻したものが子ということになります。リセットする時に生じる小さなエラーが突然変異でその変異が進化の原動力だと考えられてきました。しかし獲得した形質が子にも遺伝する可能性が見えてきたことで、子供を作る計画を立てているメタボの男性がメタボスイッチをオフにしようと筋トレしていたり、マラソンをして記憶力アップのスイッチをオンにしようとしているテレビ番組が流れていました。
自分が動物園に就職した30数年前、野生捕獲個体やその2世といった個体が多くいました。当時の方が明らかに人との距離感に神経質だったり許容範囲がとても限定されている、いわゆる飼育管理が難しい個体が多かったように思います。飼育下で継代する中で学習により人に対する反応が穏やかになってきていると理解してきたのですが、実はもっと積極的に遺伝的に飼育下環境に適応しつつあるのかもしれません。まだ具体的に見えてこないのですが動物園の新たな可能性をすごく感じています。
さて最後に、この手紙が届く頃はもう秋の気配ですね。9月15日に親子3世代で動物園を楽しんで頂こうと夜間無料開放を予定しています。旭山動物園は今年で開園52年、祖父母の初デートが実は動物園だったなんてこともあるかもしれません。きっと動物園を介してたくさんの話題を共有できると思います。ぜひ誘い合って参加していただければと思います。
旭山動物園 園長 坂東 元
【オアシス的な】
皆さん、こんにちは。
暑い日が続いていますがいかがお過ごしですか?
旭川も7月は30度を超える蝦夷梅雨的なジメジメと不快で蒸し暑い日が多かったのですが、8月に入ってからはカラッとした北海道らしい暑さに戻ってきました。
さて、私事ではございますが、この春より担当替えにより十数年ぶりに「飼料」を担当しています。
飼育員だからといって動物のお世話をすることだけが仕事ではありません。この「飼料」の担当は動物園で使用するすべての餌を管理することが仕事です。
新人として動物園に配属されたときに、園全体の動物のことを把握するため、ということで1年間担当しましたが、その時とはだいぶやることが変わっていてもはや浦島太郎状態です。パソコン作業や慣れない数字の羅列に目も見えなくなり、肩も凝るし、頭痛も・・・、現代社会のストレス。最近ようやく慣れてはきましたが、飼育作業をしている方がよっぽど楽しいなと思うこともしばしば。
もちろん悪いことばかりではなく、改めて動物に与える「エサ」の重要性を考えたり、栄養について勉強したり、自分の担当動物以外のことも気にかけることは良いことかなと思います。
中でも一番良かったと思うことが暑い日にマイナス20度冷凍庫に入る機会がたくさんあること。
頭も心も体もクールダウン、どんな日だって冷凍庫だけはいつも僕のオアシス。
つかの間の癒しスポット、冷凍庫
2019年8月10日 | しいくのぶろぐ
【クマタカのヒナ、育ってます】
【クマタカのヒナ、育ってます】
飼育ニュースでもお知らせしていますが、6月11日に北海道産動物舎のクマタカのヒナが孵化しています。
写真1
写真1は孵化して1週間後の様子。真っ白な体がとても可愛らしいです。
今年の夏は夕方から急な大雨が降ることが多く、雨が降るたびに心配で様子を見に行っていたのですが、親鳥が羽を広げて雨からヒナを守っており、その姿にいつも感動していました。ヒナは順調に生育しており、今月中には巣立ちを迎える予定です。
写真2
写真2は8月4日に撮影したもの。幼鳥の時だけ見られるブルーグレーの虹彩が綺麗です。
運が良ければ巣から顔を出しているヒナの姿が見られますので、夏休みには是非、北海道産動物舎のクマタカ親子を見に来てくださいね。
2019年8月10日 | しいくのぶろぐ
サマースクールがありました
サマースクールがありました
皆様こんにちは。
北海道は短い夏の盛り、旭川は連日の夏日でちょっと人も動物たちもちょっとお疲れモードでしたが、やっと涼しくなってきてほっと一息です。みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
さて、旭山動物園サマースクールが今年も8月1日から3日間、小学生5、6年生を対象に行われました。サマースクールも44回目になりましたが、今年もたくさんの参加申し込みがあり総勢36名が参加してくれました。旭川市内の小学校のみならず、道外の小学校からの参加者もあり、暑い中みんな熱心に勉強してくれました。
私が担当した3班は6人で、トナカイ、オランウータン、ととりの村(水鳥)で飼育作業を行いました。彼らには通常の飼育作業のほかにも、オランウータンにフィーダー(給餌器)を手作りしてもらったり、マガモを直接持ってその温かさや柔らかさを感じてもらったりと普段できない体験をしてもらったのですが、その結果鳥が苦手だといっていた子が大丈夫になったり、積極的に作業に取り組むようになったりと彼らの成長が手に取るように感じられ、子供たちの成長は本当に早いなと実感しました。
新しく作ってもらったフィーダーでをもらうジャック
サマースクールでは最終的なまとめとして各人に看板を書いてもらいます。最終日の短い時間で完成させなければならないのでみんなすごく苦労していますが、一所懸命に看板を作成してくれました。毎年のことなので園内の各動物舎にはってあるのを見た方もいると思いますが、期間中に学んだこと思ったこと感じたことをぎっしり詰め込んだ良い看板になっています。是非園内で見つけたらみんなの力作をみてあげてください!
頑張って作った看板です
副園長・トナカイ担当:池谷優子
2019年8月3日 | 図書館ぶろぐ
8月10日(土曜日)午前11時00分から動物図書館で「絵本の読み聞かせ」があります。
8月10日(土曜日)の11:00から
動物図書館で絵本の読み聞かせがあります
7月末からいきなり最高気温30度越えになり、急に夏っぽくなりました。
アムールトラの「キリル」は、先日、朝からプールに入っていました。
(気持ちよさそうです)
暑さが苦手な動物たちはプールに入ったり、木陰にいたり、暑さをしのいでいるようです。
人間もそうですが、暑さ対策をして、長くない北海道の暑い夏をのりきりましょうね。
さて、動物図書館から絵本の読み聞かせのお知らせです。
8月の絵本の読み聞かせは、8月10日(土曜日)の11:00からです。
この日から、夜の動物園も始まります。
ということで、今回は、昼間は寝ているフクロウと
昼間はコツコツ木をたたくキツツキのやりとりが楽しい、
ブライアン・ワイルドスミス作の「フクロウとキツツキ」と、
夜の動物園が始まるということで…、いろんな動物の寝姿を紹介した
「どうやってねるのかな」という本を読みます。
(8月の読み聞かせで読む本、2冊)
また、絵本の読み聞かせのあとには、飼育スタッフによる「絵本に出てきた動物の解説」があります。
飼育スタッフならではの、詳しく、興味がわく解説を聞くことができますよ。お楽しみに。
ちなみに開園時間が9:00まで延長される(入園は8:00まで)夜の動物園は、
8月10日(土曜日)~16日(金曜日)となっております。
ぜひ遊びに来てくださいね。
※動物図書館では、絵本の読み聞かせのスタンプカードを用意しています。
絵本の読み聞かせに参加していただくとスタンプを押すことができ、
5個で努力賞、夏期・冬期すべて(10回)参加していただいた方には皆勤賞として、
プレゼントをお渡ししています。
投稿者 動物図書館 北川裕美子