旭山にゅーす・ぶろぐ

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2019年2月のすべての記事

2019年3月の壁紙カレンダーができました

2019年3月カレンダー

3月のWEBカレンダーの動物はライオンです。

3月のカレンダーを飾るのはライオンの「オリト」です。

昨年8月に本園に来園した「オリト」。半年が経ち、少しずつ旭山の環境にも慣れてきた様子。

まだまだ寒さが残るので、暖かい時間のみの展示ですが、雪の上での雄々しい姿を見られるのは今だけです。もうじゅう館に会いに来てください。

WEBカレンダーのダウンロードはこちら

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
カレンダー1903_1280x1024(画像形式(JPG) 656キロバイト)
カレンダー1903_1366x768(画像形式(JPG) 506キロバイト)
カレンダー1903_1920x1080(画像形式(JPG) 927キロバイト)
カレンダー1903_1920x1200(画像形式(JPG) 1,035キロバイト)
カレンダー1903_2560x1440(画像形式(JPG) 1,555キロバイト)
カレンダー1903_iphone(画像形式(JPG) 556キロバイト)

過去の壁紙カレンダー

過去のカレンダー
2019年2月分(シンリンオオカミ)

2019年1月分(イボイノシシ)

2018年12月分(レッサーパンダ)

2018年11月分(アミメキリン)

2018年10月分(コノハズク)

2018年9月分(マヌルネコ)

2018年8月分(カルガモ)

2018年7月分(エゾシカ)

2018年6月分(シマフクロウ)

2018年5月分(カバ)

2018年4月分(チンパンジー)
2018年3月分(キングペンギン)
2018年2月分(ホッキョクギツネ)
2018年1月分(シンリンオオカミ)

【約7ヶ月になります】

 昨年7月にふ化したキングペンギン。
 こんなカンジです。


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 毎朝体重測定していますが、約17kgぐらい。
 まだヒナの羽(成鳥の羽に比べると長い)なので、さらに体が大きく見えるらしく
「でかい!!」「えっ?ヒナ?」
とお客様からの声がちらほら。
 目の色も薄いので、なかなか目つきも悪く見えますね・・・。
 この茶色い羽の時期はペンギンの耳も見えるんですよ。
 目のななめ後ろ下くらいに開いている穴が耳です。
 今は茶色い羽が少しずつ抜けてる状態で、これが全て抜けると大人と同じ見た目になるのです。

(ぺんぎん館担当:木下 友美)

冬の間は

 私が担当しているととりの村は、冬の間は展示をお休みしています。池が凍ってしまうのと、天井に張ったネットが雪の重みで破れてしまわないよう、ネットを外しているためです。

 お客さんから「冬の間、ととりの村の鳥たちはどこにいるの?」と聞かれることが(ごくまれにですが)あります。

 そこで、今回は、冬のととりの村の様子を少しだけ紹介します。


 冬の間、ととりの村の鳥たちは、ととりの村の池の奥にある建物の中で生活しています。

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<写真1 右側に写っている建物です>

 屋内には、大きな池がある部屋が1つ、小さな池がある部屋が6つあり、大きな部屋にハクチョウやガン、小さな部屋にカモ類を収容しています。鳥たちはここで、10月末頃から4月末頃までの期間を過ごします。

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<写真2 屋内の様子>

 放飼場と比べると屋内は狭く、日の光が入りにくい部屋もあるため、鳥たちはやはり少し窮屈そうです。そのため、この時期は、掃除や給餌をしながら「早く春が来ないかなあ」といつも考えてしまいます。

 ここ最近の大雪ですっかり除雪がいやになってしまった、というのも、春が待ちきれない大きな理由のひとつですが・・・。

 早く、放飼場を自由に飛び、泳ぎ回る鳥たちの姿を見たいものです。

(ととりの村・こども牧場・教育活動担当:鎌上 塁)

ゲンちゃん日記・平成31年2月「大地や自然に敬意を払う1年に」

キリン

(写真:アミメキリン・永友)


 新しい年、皆様どのようにお過ごしでしょうか?ここ数日は深々と雪が降り続いていて原稿を書きながらふと窓の外を見ても旭川の町並みは見えません。昨年末から海外のお客さんがとても多くなっています。おそらく復興割引を利用していると思われます。台湾の友人に聞くとこっちでは北海道の格安ツアーがいっぱい出ているよ!と言っていました。いいことではあるのですが、復興割引がなくなる来シーズンはどうなるのかなと不安もよぎります。格安とのギャップをどのように感じるでしょうか…。それにしてもお子さん連れの家族で来園される海外客が多いと感じます。雪道の中、乳母車をたくさん見かけます。さらにはスウェットの上下にスニーカーと秋の服装でペンギンの散歩をひたすら待つ方もいます。でもみな笑顔。雪かきでうんざりの我々を横目に、僕たちよりも雪と寒さを楽しんでいるんだと感じます。
 そういえば昨年はあのブラックアウトが起きたことも有り、旭山動物園頑張って!とふるさと納税を通して全国から約1億円のご支援を頂きました。将来の夢の実現のために有効に利用させていただきます。皆様ありがとうございます。
 さて動物たち、昨年10月生まれのキリンの子、永友(えいと)は順調に成長しています。まだまだ子供とはいえ身長は優に2メートルを超えました。定時とは限らないのですが一日一時間程度外に出て雪の中を走り回っています。体を動かし運動をして逞しく成長しています。今シーズンはもう降参!と言うほどのどか雪や日中雪が溶け夜中に凍りツルツルデコボコ路面といったことがなく、例年特に気を使うキリンの放飼場も安定した雪面状態が維持できています。
 シマフクロウの親子は現在まで同居継続しています。年末には親鳥による仔の追い払いが起きる可能性も予想されたのですが全くその気配はありません。親がどの時点で子を独り立ちさせ、次の繁殖モードに入るのか注意深く観察を続けています。
 最後に今年はいのしし年です。旭山にもかば館にイボイノシシ、こども牧場にブタがいます。イノシシは大地の豊かさの化身、僕が抱くイノシシの第一印象です。今年は大地の豊かさに感謝し、大地・自然に敬意をはらう一年にしたいと思います。
 

旭山動物園 園長 坂東 元

 【雪あかりの動物園はじまりました】

「今年は雪が少ないね」などと言っていた年末年始でしたが、気がつけば1月末からの降雪であっという間に例年以上の積雪となってしまいました。

 ちょっと油断していた動物園スタッフもここ数日は除雪除雪でぐったりです。

 そんな中、雪あかりの動物園がはじまりました。

 毎年恒例、いこいの広場前の「雪の動物かまくら」は今年は「イボイノシシ」がモチーフです。

 みんな考えることは同じようで、ホッキョクグマ前の氷像もあざらし館前の雪像もイボイノシシでした・・・

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 その他にも雪のすべり台や雪あかりの動物園人形劇やキーパーズカフェなどイベントも盛りだくさんなので、みなさんぜひ動物たちに会いに来て下さい。

(獣医師・小動物舎担当:中村 亮平)

2月9日(土曜日)午前11時30分から動物図書館で、
絵本の読み聞かせがあります。

シマフクロウの親子
(シマフクロウが3羽、並んでとまっていました)
  

先日、冬の動物たちの写真を撮りに園内をまわっていたら、
偶然にもシマフクロウが3羽、横並びにとまっていました!

シマフクロウ舎では4羽のシマフクロウを飼育していますので、
3羽並んでいるということは、1羽以外、昨年春に孵化した個体ということです! 
このとき、地上に近いところにモコ(昨年卵をうんだメス)がいましたので、
この木に並んでいるのはロロ(オス親)と昨年孵化した2羽となります! 
遠くで見ていると、どれがヒナだかわからないですが…


シマフクロウの子ども
(この個体、たぶん、親鳥ではありません)


真ん中にとまっていたシマフクロウをアップで撮影してみると…

虹彩(人間でいう白目部分)がオレンジ色に見えませんか?

シマフクロウの成鳥の虹彩は黄色。
ということは昨年春に孵化した子どもとなります。

いやはや、大人顔負けの鋭い眼光ですね。
ホントに大きくなりました…。

さて、本題。

動物図書館から絵本の読み聞かせのお知らせです。

今月の絵本の読み聞かせは2月9日(土曜日)午前11時30分からです。

2月の読み聞かせで読む本
 (2月の読み聞かせの本はこの2冊) 

今回は、十勝の森の巣箱で生まれ、体の右側に障害をもっていることから
保護されたシマフクロウのヒナの話を絵本としてアレンジした「シマフクロウちびのぼうけん」と、

アフリカのサバンナをライオンの父さんが子ライオンを連れて散歩にでかける、
あべ弘士さんのほのぼのストーリー「ライオンのよいいちにち」の2冊を読みます。

また、絵本の読み聞かせの後には、飼育スタッフによる「絵本に出てきた動物の解説」があります。
飼育スタッフならではの、詳しく、興味がわく解説を聞くことができますよ。
どの動物の解説になるかは、当日までのお楽しみ! 

ぜひ、遊びにきてくださいね!


 

※次回3月の絵本の読み聞かせは3月9日(土曜日)午前11時30分からとなっており、
 平成30年度最後の絵本の読み聞かせとなります

※「雪あかりの動物園」は2月6日(水曜日)~2月11日(火曜日・祝日)の開催です


投稿者 動物図書館 北川裕美子

旭川文学資料館 企画展「旭山動物園の50年展」の記念講演会が開催されます(2月3日開催)

 2月3日(日曜日)、旭川文学資料館にて開催中の「旭山動物園の50周年展」の関連イベントとして、本園長の坂東元による記念講演が行われます。

 これまで、多くの方々に支えていただき歩んできた旭山動物園の50年を振り返りながら、これからの動物園作りに向けて、皆さんとお話ししたいと思います。参加無料となっておりますので、皆さんぜひお越しください。

チラシ

 日程

平成31年2月3日(日曜日)

午後1時30分から

事前申込不要。定員50名

開催場所

旭川文学資料館

(旭川市常磐公園1971-5 旭川市常磐館内)

参加費

無料

お問い合わせ

旭川市文学資料館

TEL:0166-22-3334