旭山にゅーす・ぶろぐ

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2019年1月のすべての記事

2019年2月の壁紙カレンダーができました

2019年1月カレンダー

2月のWEBカレンダーの動物はシンリンオオカミです。

今月の動物はシンリンオオカミです。

オオカミは旭山の寒い冬でも元気に生活しています。オオカミの森では雪の中で眠る様子、雪まみれになりながら遊ぶ様子をご覧いただけます。

さて、2月6日から2月11日までは雪あかりの動物園が開催されます。暗闇の中で遠吠えするオオカミたちは迫力です。暖かい服装でお越しください。

WEBカレンダーのダウンロードはこちら

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。

カレンダー1902_450x360(画像形式(JPG) 93キロバイト)
カレンダー1902_1280x1024(画像形式(JPG) 595キロバイト)
カレンダー1902_1366x768(画像形式(JPG) 503キロバイト)
カレンダー1902_1920x1080(画像形式(JPG) 934キロバイト)
カレンダー1902_1920x1200(画像形式(JPG) 1,039キロバイト)
カレンダー1902_2560x1440(画像形式(JPG) 1,601キロバイト)
カレンダー1902_iphone(画像形式(JPG) 526キロバイト)

過去の壁紙カレンダー

過去のカレンダー

2019年1月分(イボイノシシ)

2018年12月分(レッサーパンダ)

2018年11月分(アミメキリン)

2018年10月分(コノハズク)

2018年9月分(マヌルネコ)

2018年8月分(カルガモ)

2018年7月分(エゾシカ)

2018年6月分(シマフクロウ)

2018年5月分(カバ)

2018年4月分(チンパンジー)
2018年3月分(キングペンギン)
2018年2月分(ホッキョクギツネ)
2018年1月分(シンリンオオカミ)

カバの出産と子の死亡について

 2019年1月22日にカバの旭子が出産しましたが、同日に子が死亡したことをお知らせします。 


カバの親子
カバの親子(1月22日午前11時頃の様子)

【経過】

 2018年4月よりカバの百吉と旭子のペアリングを開始したところ、5月と6月の2回交尾を確認しました。その後は交尾がなかったことから旭子が妊娠した可能性が高いと考え、出産に備えていました。

 予定日は1月下旬から2月上旬と考え、広い寝室に慣れさせ、ビデオ撮影による監視をしていたところ、1月22日の朝9時30分頃に寝室のプールの中で1頭の子を出産しました(カバは通常水の中で出産します)。

 母子ともに元気で、旭子も子を気にする様子が見られました。しかし、子は何度かプールから上がろうとするものの上陸できずプールの中をうろうろしている様子で、旭子も何度か上陸を手伝おうとするものの、上手く出来ずに陸上とプールの中を行ったり来たりという様子でした。

 子の体力が落ち溺死する心配があったため、12時頃にプールの水を抜く作業を開始しました。しかし、すぐに子の息継ぎの間隔が長くなり始め、獣医師が水中にいる子を刺激したところ意識がなかったことからすぐに飼育担当者とプールから引き上げました。

 人工呼吸等によって一時的に呼吸は安定し、保温に努めていましたが、再度呼吸が停止し死亡しました。

 解剖の結果、溺死と診断しました。

 子の性別は雄で体重は25kgでした(カバの新生子の体重は25~50kgであり、特に小さすぎるということはなかったようです)。

 カバは水中で出産子育てをすることから、今回の状況は特に危険なものではありませんでしたが、旭子が初めての出産でやや落ち着きがなく、上手く子に寄り添えなかったこと、子が母親の近くにいない時に、上陸しようとプールの中を泳ぎ続け体力を消耗したことなどが原因と考えています。 


 翌23日の旭子の様子ですが、胎盤などもスムーズに排出され、やや食欲はないものの落ち着いた様子です。数日間は寝室での飼育となり展示は様子を見ながら再開する予定です。

 今後は、旭子、百吉ともにまだ若く相性もよいことから、旭子の体調の回復と時期を見ながら再度ペアリングを行っていく予定です。

 今後とも2頭のカバを暖かく見守っていただけると幸いです。

「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」最新号を発行しました!

  先日、「旭山動物園だより」と「あさひやまどうぶつえん みに だより」最新号を発行しました!

風船に水入れ 

  (雪あかりの動物園で使うアイスキャンドル、作り始めました)

1月13日の閉園後から、雪あかりの動物園で使うアイスキャンドル作りをし始めました。
翌日の朝の気温が低いときに風船に水を入れ、一晩吊すと完成します(風船内の水が固まったら穴をあけます)。
翌日の14日は最低気温がマイナス20度になりました。いい感じにできあがっていたようです! 
 
翌日の水風船の様子
(ブルーシート内にたくさんの風船が整然と吊されています)

アイスキャンドルは700個以上作らないといけないので、また寒い朝の前日に
「本日、アイスキャンドルを作りますよ~」の連絡があり、閉園後職員総出で制作します。
手作りのアイスキャンドルが園内を灯す「雪あかりの動物園」は2月6日(水曜日)からです!

さて先日、新しい「動物園だより」と「どうぶつえんみにだより」を発行しました。

「動物園だより」では、「新しい年が始まりました」ということで、
イノシシとイノシシを改良した家畜「ブタ」についての○×クイズを掲載。
「どうぶつえんみにだより」でもイボイノシシとブタを紹介しています。
ぜひ記事を参考に、動物園の動物たちを観察しにきてくださいね。

投稿者:動物図書館 北川裕美子

旭山動物園だより256号

内容: 新しい年が始まりました ほか

 動物園だより256

「旭山動物園だより」はこちらからダウンロードできます(新しいウインドウが開きます)

 あさひやまどうぶつえんみにだより89号

内容:亥年

   みにだより89

「あさひやどうぶつえんみにだより」はこちらのページからダウンロードできます。(新しいウインドウが開きます)

「旭山動物園だより」「あさひやどうぶつえんみにだより」のバックナンバーはこちら(「資料・統計」のページへ)

ゲンちゃん日記・平成31年1月「イノシシは生命力の強い動物」

イノシシ

(写真:イボイノシシ・ドゥニア)


 年も明けました。昨年も「想定外」が続きましたが、今年はどんな一年になるのでしょうか?                      
 キリンの子「永友(えいと)」も元気に成長しています。カバの出産も気になるところですね。それにしても、旭山の動物たちはその個体の出生地で見ると国際結婚ペアが増えました。キリン、カバ、レッサーパンダ、ユキヒョウ、アムールヒョウ、オランウータン、チンパンジー…。まだ繁殖成功には至っていませんがホッキョクグマ、両親とも海外組のシンリンオオカミ、アムールトラ…。きっとこの流れは今後も続くことになります。動物園で暮らす動物にとっても、野生で暮らす動物たちにとっても、国際的な協力なくしては未来が見えてこない時代になってしまいました。
 今年の干支はイノシシですね。旭山動物園にはかば館にイボイノシシ、こども牧場にはイノシシを原種とする家畜のブタを飼育展示しています。そして今年はニホンイノシシが登場する予定です。北海道には棲息していませんが日本を代表するほ乳類です。イノシシの仲間は雑食性で生命力が強く、大型の肉食動物やヒトにとっても大切な食料源でもあります。イボイノシシで検索をして動画を見ると、イボイノシシがヒョウなどに補食されるシーンがこれでもかとでてきます。ちょっと切なくなるくらいです。大地の豊かさ逞しさがイノシシという姿になり表現されているとでも言いましょうか、大地が持つ命を保つ力を象徴する生きものだと感じます。  旭山動物園が中心となってボルネオゾウの救助センターの建設、保全活動の支援を行っていますが、ボルネオのジャングルに宿泊するとヒゲイノシシという口の周りに毛が密集して生えていて、体毛がまばらなイノシシが群れをなして夜な夜な出現します。ジャングルの分身のような気配を漂わせています。
 平成が終わり新たな年号となりますが、地球環境や動物たちだけではなく、私たち日本人の未来にも明るい日差しが差し込む年になればいいですね。
 気が早いですが、今年の夏期開園からはフラミンゴ舎が改装オープンします。昨年改装オープンしたととりの村と合わせて正門付近も賑やかになります。フラミンゴの独特な営巣行動が見られるか、今から期待が膨らみます。

旭山動物園 園長 坂東 元

one zooアプリの配信が開始されました

 旭山動物園では、平成30年9月20日からKDDI株式会社及び株式会社博報堂と共同開発した動物園応援スマートフォンアプリ「one zoo」(ワン ズー)の提供を開始しました。
 「私たちとどうぶつたちを、ひとつの未来へ」がコンセプトのこのアプリを使うと、動物園内にてどうぶつの音声ガイドや園内のデジタルマップ、スタンプラリーなどが利用できます。また、随時どうぶつ動画の配信も行っているので、どこでも好きなときに動物の姿を見ることができます。なお、今後は最新テクノロジーを使用したライブ動画の配信も予定していますので、動物園をもっと好きに、どうぶつをもっと好きになれるアプリです。

 第一弾として、本園のほか、よこはま動物園ズーラシア (神奈川県)、天王寺動物園 (大阪府) でもサービスを開始しており、全国の動物園でも順次開始する予定です。

※追記:11月23日より横浜市立野毛山動物園及び横浜市立金沢動物園(ともに神奈川県)、12月4日より福岡市動物園(福岡県)でサービスが開始されました。

 基本利用料は無料、キャリアフリーとなっており、au以外の方もご利用いただけますので、one zooを利用して動物園、動物たちをもっと身近に感じてみるのはいかがでしょうか。

※追記:1月11日よりAndroid版が配信されました。

記者会見の写真 onezooバナー

詳細及びアプリのダウンロードはこちら(新しいウインドウが開きます)

シャンプーしました

 こども牧場にいるイヌのサニー。
 先日、シャンプーをして、毛がフワフワです。シャンプーは、あまり好きではないようで、ひたすら、じーっと耐えていてくれます。

シャンプー中

シャンプー中 

 その後、ドライヤーで毛を乾かすことなどは、とっても気持ち良さそうにしてくれました。
 そして、サニーは、1月24日に7歳の誕生日を迎えます。顔や体の毛の色も白くなってきて、年とったなー…と感じることも多くなってきましたが、まだまだ元気いっぱいです。
 ぜひ、サニー会いにこども牧場へ遊びに来てください。

ふわふわ

フワフワになりました

こども牧場担当:安田恵里

【こんなに大きくなりました!】

 去年の10月8日に生まれたアミメキリンの赤ちゃんも生まれて3ヶ月が経ち、名前も『永友』(えいと)と決まりました。

1

こんなに大きくなりました

 生れた時の身長(約165センチメートル)は当者よりも低かったのですが、あっという間に抜かされてしまい、今では見上げるほどの高さに(約240センチメートル)になりました。

2

左:11月16日   右:1月10日

 冬季開園中は、当日の気温や天候をみて『永友』を屋外に出す時間を決め、30分~1時間ほど屋外に出ています。

 雪が降っていたり、風が吹いて寒い日には屋外に出ないこともありますが、屋外に出た時は旭川の冬もなんのその、雪の中を走り回ったり、雪を食べたりと元気に過ごしています。

 開園中いつも見れるわけではありませんが、是非元気に過ごす『永友』の姿を見に来てください。

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雪の中を歩く『永友』

(きりん舎担当:丸 一喜)

(2月9日、10日開催)フィール旭川にてイベント「第28回生涯学習フェア『まなびピアあさひかわ』パネル展」が行われます「平成30年度・市民の企画提案による協働のまちづくり事業」対象イベント

チラシ2/9

旭山動物園が行っている「ボルネオへの恩返し」について、ボルネオゾウの保護活動を記録したパネル展をフィール旭川7Fにて行います。入場無料ですので、皆さんぜひお越しください。
また、2月10日にはボルネオゾウについてのパネルシアターがフィール旭川6Fにて開催されます。こちらも合わせてご覧ください。

主催

「繋ぐのは命プロジェクト」(団体名)繋ぐのはバナー

協力

旭川市旭山動物園

日時

パネル展

2019年2月9日(土曜日)、2月10日(日曜日)

 各日10時00分から16時00分まで

パネルシアター

2019年2月10日(日曜日)

 14時00分、15時00分

場所

フィール旭川(旭川市1条通8丁目)

参加費

無料

問合せ

お問い合わせは電話またはEメールで受け付けております。

電話

 090-3893-4877(原田)

Email

 wanwan.reon-sache@ezweb.ne.jp 
 

(1月27日開催)園内イベント「旭山まなび♪つくる♪えがく動物園♪」が行われます(「平成30年度・市民の企画提案による協働のまちづくり事業」対象イベント)

チラシ1/27

パネルシアター、紙芝居にて旭山動物園が行っている「ボルネオへの恩返し」について学んだ後、ワークショップで動物グッズを作成します。事前申込みなしで、どなたでも参加できますので、皆さんぜひお越しください。

主催

「繋ぐのは命プロジェクト」(団体名)繋ぐのはバナー

協力

旭川市旭山動物園

日時

2019年1月27日(日曜日)12時00分から

場所

イベントホール2F(旭川市旭山動物園内)

参加費

無料(ただし、高校生以上は別途入園料がかかります。)

問合せ

お問い合わせは電話またはEメールで受け付けております。

電話

 090-3893-4877(原田)

Email

 wanwan.reon-sache@ezweb.ne.jp 
 

(1月21日開催)トークイベント「奏でる音♪語り♪繋ぐ命♪」が旭川市内で行われます「平成30年度・市民の企画提案による協働のまちづくり事業」対象イベント

チラシ1/21

カフェ形式で参加の皆さんと一緒に軽食をいただきながら、絵本の読み語り、ハンマーダルシマーの演奏を聴いた後、旭山動物園が行っている「ボルネオへの恩返し」について紹介させていただきます。
どなたでも参加できますので、皆さんぜひお越しください(参加するには事前の申込が必要です)。

主 催

「繋ぐのは命プロジェクト」(団体名)繋ぐのはバナー

協 力

旭川市旭山動物園

日 時

2019年1月21日(月曜日)午後7時00分から

場 所

Cafeトレッフェン (旭川市豊岡12条4丁目2-12)

定 員

20名

参加費

一人 1,500円(コーヒーまたは紅茶、マフィン付)

申込み・問合せ

お申込み、お問い合わせは電話またはEメールで受け付けております。

電話

 090-3893-4877(原田)

Email

 wanwan.reon-sache@ezweb.ne.jp 
 

1月12日(土曜日)11時30分から動物図書館で、
絵本の読み聞かせがあります。

さるだんご1
(写真1.まあるく体を寄せ合って寒さをしのぐニホンザル)
 

2019年が始まりました。

冬本番をむかえ、比較的寒さに強いニホンザルも、体を寄せ合って
寒さをしのぐことが多くなってきたように思えます。

さるだんご2
(写真2.タテにくっつき合い、寒さをしのぐサルもいます)


写真1だと、みんな背中が寒そうですが、お腹と手足は暖まれそうですね。
写真2だと両端と挟まれているサルの暖まり方の差がありそうですね…。

動物たちの冬のすごし方は様々です。ぜひ、暖かくして観察してみてくださいね。



さて、動物図書館から絵本の読み聞かせのお知らせです。

今月の絵本の読み聞かせは1月12日(土曜日)午前11時30分からです。


イノシシ年に入って1回目の絵本の読み聞かせでは、
ネズミからイノシシまでの十二支の順番がどうやって決まったかが楽しめる「十二支のおはなし」と、
闇夜に見える真っ黒な動物の影ばかりが出てくる「オレ・ダレ」の2冊の本を読みます。

1月の読み聞かせで読む本2冊
(1月の読み聞かせで読む絵本はこの2冊) 


また、絵本の読み聞かせの後には、飼育スタッフによる「絵本に出てきた動物の解説」があります。
飼育スタッフならではの、詳しく、興味がわく解説を聞くことができますよ。
どちらの絵本もたくさんの動物が出てきます。どの動物の解説になるかは、当日までのお楽しみ! 
ぜひ、遊びにきてくださいね!


※動物図書館では、絵本の読み聞かせのスタンプカードを用意しています。
絵本の読み聞かせに参加していただくとスタンプを押すことができます


投稿者 動物図書館 北川裕美子