- すべて |
- しいくにゅーす |
- お知らせ |
- しいくのぶろぐ |
- 園長(ゲンちゃん)日記 |
- 図書館ぶろぐ
2017年1月のすべての記事
2017年1月30日 | お知らせ
2017年2月の壁紙カレンダーができました
2017年2月の壁紙カレンダーができました
2月のWEBカレンダーの動物はシロフクロウです。
今月のカレンダーは「シロフクロウ」です。写真は、毎年2月に開催される旭山動物園の人気イベント「雪あかりの動物園」の期間中に撮影されたものです。今年は2月7日~12日に開催。園内ではたくさんのキャンドルが灯り、いつもとは違った冬の夜の動物達を観察することができます。
野生のシロフクロウは北極圏のツンドラ地帯に生息し、北海道に渡来することもあります。
オスは純白で、メスは黒や褐色の細かな斑点があるのが特徴です。極寒地での体温保持の為、足の指先まで羽毛が生えています。体が白いので冬になると雪景色の中に溶け込んでしまいます。
平成28年の夏期開園からシロフクロウ舎の網を細く張り替えたので、とても見やすくなりました。
冬のシロフクロウをぜひご覧くださいね。
WEBカレンダーのダウンロードはこちら
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
【800×600】
【1024×768】
【1280×1024】
【1280×800】
【1366×768】
【1680×1050】
2017年1月27日 | しいくにゅーす
あざらし館に流氷ひろばが完成!
あざらし館に流氷ひろばが完成!
あざらし館に流氷が到来しました!正確には、流氷を再現するためにプールを凍らせました。
なぜ、流氷か?ゴマフアザラシは、北海道に流氷と共にやってきて、流氷の上で出産と子育てを行います。
そのためゴマフアザラシの子どもは、流氷の上で外敵から見つかりにくい白い毛で生まれてくるのです。
そんな自然界のゴマフアザラシの生活をわかりやすく観察していただくために、プールを凍らせ流氷を再現しています。
流氷は、ゴマフアザラシだけではなく、さまざまな栄養素やプランクトンを運んできて様々な生物を育みます。
北半球で最も南に流氷が来る北海道。そんな雄大な北海道の自然をイメージしながらゴマフアザラシを観察していただければと思います。
2017年1月23日 | 園長(ゲンちゃん)日記
ゲンちゃん日記・平成29年1月「開園50周年と、ヒトと動物の暮らし」
ゲンちゃん日記・平成29年1月「開園50周年と、ヒトと動物の暮らし」
(写真:こども牧場のポーリッシュ)
・
気づけば新年です。旭山動物園は今年の7月1日に50回目の開園記念日を迎えます。
50年前、僕の記憶では白黒テレビがあって、一日数時間の放送で楽しみはウルトラQ、みんなの歌を見ること、円盤形の時計がそのまま写っていて、ピッピッピッピーンと音が鳴り9時になると絶対に布団に入らなければ行けなかったことを覚えています。 30年ほど前、寄生虫の研究をしていた大学院の学生の時代にパソコンなる物が導入されました。「何じゃこりゃ」と驚きました。当時はフロッピーディスクにデータを保存していましたが容量はたったの1メガバイト程、今なら写真一枚も保存できませんね。
そして今、僕たちは50年前には想像もできなかった生活をしています。豊かさと共に幸せになったのでしょうか?
・
さて、さる山のリフォーム工事がほぼ完了しました。動物たちは便利さや豊かさを得るために環境を作り替えたりしません。今暮らしている環境の中で、必然的に発現する自分の持っている能力や感覚を使い淡々と生活します。本来の自然の中でも不自然な飼育下の環境の中でも、です。飼育下だと、安全と食べることを保障しているため発現する能力や感性はごく一部となりがちです。今回のリフォームはニホンザルが本来持つ能力や感性を一つでも多く発現させてあげよう、がコンセプトです。よりその動物らしく振る舞えることが、観ている人にも感動を呼ぶのだと思います。リフォームの結果はいかに…。
・
そういえば今年は酉年です。昨年からの鳥インフルエンザの発生で出鼻をくじかれてしまった感がありますね。恐れていた動物園での発生も大森山、東山と続きました。動物園はヒトの生活圏にある自然、野生、環境を知る玄関口。その玄関が開いていることで自然からヒトの生活圏にウイルスが侵入するルートになる可能性も生じると言う、何とも言いようのない一面があるのも事実です。ただ漠然と野鳥を恐れるのではなく客観的な事実にもとずいて冷静に対処することも動物園だからこそ必要なことなのだと考えています。
・
今年の冬まつりは旭山動物園開園50周年を祝うものになります。動物たちのメイン雪像が登場します。ゴールデンウィークからの夏期開園からはさまざまなイベントも考えています。
2017年1月18日 | 図書館ぶろぐ
「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」最新号を発行しました!
「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」最新号を発行しました!
小学校中学年以上~大人向けの「旭山動物園だより」と、小学校低学年向け「あさひやまどうぶつえんみにだより」の2種類の最新号を発行しました。
旭山の”今”を伝えるタイムリーな情報やクイズなどが楽しめますよ!
ぜひご覧ください !!
旭山動物園だより236号
2017年は酉年&開園50周年
あさひやまどうぶつえんみにだより 69号
内容:ニワトリ
あさひやまどうぶつえんみにだより69号(PDF形式 687キロバイト)
バックナンバー
「旭山動物園だより」「あさひやどうぶつえんみにだより」のバックナンバーはこちら(「資料・統計」のページへ)
3つめのドラム
大西です。今年もよろしくお願いします!
2017年1月から、アムールヒョウのキン♂とルナ♀の同居を開始しています。
2頭を展示場に出すと、後から出てきたルナは「シャー!」と防衛的に威嚇しながらも、ゴロンと腹を見せ「敵対の意思はないよ」とアピールしています。
一方のキンはルナの威嚇に反撃せず、様子を伺っています。
ルナに近づきながらも目線をそらせたり、正対を避けたり、ルナを刺激しないように努めています。
お互い軽く猫パンチを放ちますが、激しい闘争にはなりません。
そんな動画はコチラ → アムールヒョウ キンとルナの同居 2017.1.16.(新しいウインドウが開きます)
みなさんも動画からアムールヒョウの感情を読みとることができましたか?
まだお互いの出方を探っていますが、ヒョウ同士のコミュニケーションを取れているようです。
これなら猛獣のペアリング開始としては上々です。
さて、2頭の関係は今後どうなるのか!?この先は動物たちに託すしかありません。
昨年はアムールトラとユキヒョウ、2種の繁殖に成功した「もうじゅう館」。
そして今年は3種めの繁殖なるか?
いまの状況、スロットマシンに例えると「7、7と目が揃い、あとは3つめのドラムを止めるだけ」といったところでしょうか。
余談ですが、アムールヒョウのペアリングにともない、クロヒョウ(ヒョウ黒変種)のパックはとなりの放飼場(ペアリング前までのアムールヒョウの放飼場)に移動しています。「オーバーハングに登るクロヒョウ」、なかなか新鮮です。爪すげ~!
アムールヒョウは今後キンとルナのペアで行くか、それともアテネとルナのペアを試すか、まだ不確定な状況です。
またクロヒョウのパックは寒さが苦手なこともあり、冬は非展示の日が多くなると思います。
ヒョウの展示は今後、不確定な要素が多くなることをご了承ください。
2017年のもうじゅう館。「3つめのドラム」はすでに回り始めています!
2017年1月16日 | しいくのぶろぐ
モユク☆カムイ92号が完成しました!!
モユク☆カムイ92号が完成しました!!
モユク☆カムイ92号が完成しました!!
今回の表紙は、旭山動物園児童動物画コンクール 旭山動物園賞(幼児の部)のシロフクロウです!
モユ☆クカムイは、飼育展示スタッフ手作りの情報誌です。日々、変化していく動物たちの様子や動物園のできごとなど、現場のスタッフだからこそ知ることのできる情報が盛りだくさん。
動物園に遊びに来た際には、ぜひ手にとってみてください!
モユクカムイ92号へのリンクはこちら
もくじ
1・ぼくは動物大使 極北の旅人 トナカイ
2・特集 現役ハンターが語る 北海道の現状
3・動物園のお医者さんのカルテ ~動物たちの繁殖制限について~
4.飼育研究レポート アムールトラの繁殖の取り組み(2) ~2016年編~
5・主なできごと
入手方法
モユク☆カムイは、動物園東門管理事務所、園内サポートセンタ-、動物図書館で入手することが出来ます。また、郵送での取扱いも行っています。詳しくは旭山動物園までお問い合わせください。
モユクカムイについての詳細はこちら
2017年1月15日 | しいくのぶろぐ
寒いって言っていいですか?
2017年1月12日 | しいくにゅーす
カピバラ・ワピチの訃報
カピバラ・ワピチの訃報
1月8日にカピバラの「泉水(いずみ・オス)」が、胃穿孔による腹膜炎のため死亡しました。
「泉水」は2010年に旭山動物園へ来園し、今年で8歳になる個体でした。
昨年には、メスの「ゴンベ」・「ピョン」が老衰のため死亡し、旭山動物園にはカピバラの飼育個体はいなくなってしまいました。
今後、新たに導入を考えていく予定です。
1月10日に、ワピチの「サチ(メス)」が老衰のため死亡しました。
12月頃から自力で立ち上がれなくなり、飼育員が立ち上がるのをサポートをしながら経過を見ていました。
「サチ」は31歳ととても高齢であり、過去には10頭の子どもを産み育てての大往生でした。
2017年1月11日 | しいくにゅーす
アビシニアコロブスが出産しました
アビシニアコロブスが出産しました
昨年の12月17日に、サル舎で過ごしているアビシニアコロブスが出産(性別:オス)しました。2年連続の出産となります。現在の様子は、母親が赤ちゃんをしっかりと抱き育児をしており、順調に成長をしています。
アビシニアコロブスの赤ちゃんは、最初全身真っ白な毛をしており、成長するとともに、親と同じ毛色になっていきます。赤ちゃんの成長を見ていくととてもおもしろい動物です。
ですが、アビシニアコロブスは、冬の時期は気温が低いため展示を行っていないため、残念ながらご覧いただけません。生まれてからの成長の様子については、サル舎前に看板を設置しお伝えしていく予定ですので、ぜひご覧ください。そして、立派に成長した姿を春にはご覧いただますので、楽しみにお待ちください。
生まれた赤ちゃんと母親の「アビー」