旭山にゅーす・ぶろぐ

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2016年11月のすべての記事

雪の中でも…

 前回に引き続き、雪のお話になってしまいますが、それほど雪が降っては積もり、そして溶け、また降り積もりと、変な天気が続いている状況です。この時期にこんなに雪があったことはあったかな?と思い返してしまうぐらいです。

 そんな雪の中、第1こども牧場の展望デッキからは美しい雪景色を見ることができます。

雪景色

展望デッキから見た雪景色

 

 また、雪の中でも第2こども牧場にいるヤギ、ヒツジ、ポニーは、雪の中エサを食べたり、走ったりと元気に過ごしております(さすがに吹雪になると、屋根の下で避難はしていますが…)。

雪の中のポニー ヒツジ

雪の中のポニー(左)とヒツジ(右)

 

 さらに、冬の開園からは、ニワトリやアヒルたちは、第2こども牧場の暖かい建物の中で過ごしています。夏とは違った距離感で動物たちを観察できます。そして、展示物もたくさんあります。

 外で体が冷えましたら、ぜひ第2こども牧場に寄っていただき、中で暖まりながら動物や展示物をご覧になってください。

第2こども牧場の中

第2こども牧場の中の様子

こども牧場・教育活動担当:佐賀真一

2016年12月の壁紙カレンダーができました

1609カレンダー

 12月のWEBカレンダーの動物はエゾタヌキです。

  

 2016年最後となる12月のWEBカレンダーの動物は、旭山動物園では馴染み深いエゾタヌキです!

ご存じの方もいるかもしれませんが、飼育員がつくる情報誌「モユク☆カムイ」のタイトル名はアイヌ語でエゾタヌキの事を表しています。そして、今期の冬期パンフレットの表紙でエゾタヌキの写真が使われていますので、気になった方はぜひチェックしてみてください!

 エゾタヌキは雑食で、ネズミ、魚、カエル、昆虫、木の実など何でも食べます。

 夜行性で、昼間はほとんど期の根本のくぼみや岩の割れ目を利用した巣穴で過ごしています。毛は冬になると冬毛に生え替わりふさふさになります。見た目が似ているとアライグマに間違われる事もあるようですが、エゾタヌキは目の周りだけが黒く、額の黒すじがないところがアライグマと異なります。

 当園では北海道産動物舎でエゾタヌキを飼育しておりますのでご来園の際にはぜひご覧ください。

 2016年-2017年 冬期パンフレットの画像

パンフ

 モユク☆カムイはこちら

モユク

WEBカレンダーのダウンロードはこちら

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。

【800×600】  
【1024×768】  
【1280×1024】
【1280×800】  
【1366×768】  
【1680×1050】

 

過去のカレンダーはこちらからご覧ください
2016年11月分(レッサーパンダ)
2016年10月分(シンリンオオカミ)
2016年9月分(ヨーロッパフラミンゴ)
2016年8月分(シロテテナガザル)
2016年7月分(アムールトラ・ユキヒョウ)
2016年6月分(アビシニアコロブス)
2016年5月分(シマフクロウ)
2016年4月分(レッサーパンダ)
2016年3月分(オオタカ)
2016年2月分(エゾユキウサギ)

 

ゲンちゃん日記・平成28年11月「秋の風物詩と、仮住まい中のニホンザル」

秋のシンリンオオカミ

(写真)秋の旭山動物園 ※写真はシンリンオオカミ

 

さてもう冬期開園ですね。この原稿を書いているのは10月中旬。不安定な気候が続いていますが、太陽が出ると、暖かい建物の壁にはアキアカネやノシメトンボいわゆる赤とんぼ、たぶんオオクロバエ、カメムシの仲間、テントウムシがたくさん引っ付いています。この中でも厄介者の筆頭はカメムシの仲間ですね。どこからともなく建物内に侵入し長靴の中や上着の内側などに入り込んでいて、ちょっと刺激するともう大変です。特に長靴の中は最悪です。次に何ともうざったいのはオオクロバエ、いつの間にか建物内に侵入していて、体が大きく動きが鈍いので存在感があり、いきなり机の上にボタッと舞い落ちてきたりします。どうしてこんなに室内に侵入できるのか観察していると、特に気温が低い日には、ヒトの服にひっそりと留まり、微動だにせず存在感を消し、そのままヒトと共に室内に入って来るのです。どこか憎めない…奴らです。「おおかみの森」の岩に留まる無数の赤とんぼと共に、僕の中では秋の風物詩です。今年はどうなってるのかと思っていたトドノネオオワタムシ(雪虫)も現れました。もうすぐ冬です。

ニホンザルのさる山の改修も順調に進んでいます。ニホンザルたちは旧総合動物舎のライオントラ舎で生活をしています。決して広くはないのですが、檻の放飼場が2つと、放飼場をつなぐ建物内のトンネルのような通路からなっています。60頭を超える大所帯なのですが、実に快適そうに生活をしています。発情期を迎えるこの時期、狭いので群れの状態が不安定化しないかとの懸念もあったのですが、とても安定しています。

改めて彼らを観察しているとどちらかの放飼場でちょっとした追いかえあいが始まると、追われた方はトンネルを抜けて別の放飼場に逃げます。追う方も相手がトンネルに入ると見えなくなるので深追いはしません。時間が経つと頭に登った血が冷めて次に出会った時には何事もなかったようになります。

なるほど広くてもずっと相手を目視できるとカッとなった気が収まるきっかけが見つからないこともあるんだと気づかされました。また檻なので天井にぶら下がることができたり、成獣には体が大きすぎて無理でも4~5歳くらいの若い個体ならば腰掛けられる隙間があったりと面積は狭いけれど利用できる体積は広く、自分の居場所を確保できていることが全体の落ち着きにつながっていると思われることも分かりました。

リフォームにも反映させなければとアイデアの具体化を協議する日々が続きます。  

しいくのぶろぐ「冬ですねー」

 ついに本格的な冬到来!!今年の旭川は雪が積もるのが早く、園内の木々も雪をかぶり、さっそく冬の景色になっています(11月20日現在、雪は大分とけましたが…)。旭川にずーっと住んでいる私からすると、あー雪積もっちゃったよ…雪かきが…という気分ですが、北海道以外から来てるから方は、逆に雪を満喫しているようですね。

 さてさて!!たくさん雪が積もった日のあざらし館では、アザラシたちも雪まみれ。フワフワに積もった雪が楽しいのか陸に来て、雪の中に顔をつっこんだり、バタバタ積もった雪の上を動き回る!!なんて行動も。

雪に顔をつけるアザラシ

雪の中の顔をつっこむアザラシ

 

 今の時期は気温と共にどんどんプールの水温も下がり、アザラシの食欲もUP中。寒さに耐えられるよう脂肪をたくさん蓄えているので、夏よりも丸々とした体つきになってるんですよ。今月から「今日の水温」ということで、プールの温度がわかるよう館内にホワイトボードを設置しました!!

水温掲示板

あざらし館のプールの温度がわかるホワイトボードを設置!

 

 日々下がっていく気温と水温。そして雪。これを見ると「あー冬がきたなぁ」と毎年実感するのです。

あざらし館担当:木下友美

「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」最新号を発行しました!

小学校中学年以上~大人向けの「旭山動物園だより」と、小学校低学年向け「あさひやまどうぶつえんみにだより」の2種類の最新号を発行しました。
旭山の”今”を伝えるタイムリーな情報やクイズなどが楽しめますよ!
ぜひご覧ください !!

旭山動物園だより233号

これからの季節は「エゾ」の生き物に注目!

動物園だより234号

動物園だより234号(PDF形式 829キロバイト)

あさひやまどうぶつえんみにだより 66号

内容:アライグマ

 みにだより67

 どうぶつえんみにだより67号(PDF形式 822キロバイト)

バックナンバー

「旭山動物園だより」「あさひやどうぶつえんみにだより」のバックナンバーはこちら(「資料・統計」のページへ)

11月12日(土)11時より絵本の読み聞かせを行います!

11月4日~11月10日まで、冬期開園の準備のため休園しておりましたが、11月11日より冬期開園がスタートしました。
動物図書館のある建物の外壁改装工事も終わり、工事の足場もはずれました。

みなさん、新しい壁、いかがでしょう…? 

動物資料展示館外観

(外壁が新しくなりました)
 


さて、お知らせするのがぎりぎりになってしまいましたが、動物図書館では、11月12日(土)11:00より、冬期開園一回目の読み聞かせを行います。
今回は、カバの本を2冊

読み聞かせの本ぼちぼちいこか
絵本「ぼちぼちいこか」は」、顔つきから動作まで、どことなくのんびり、おっとりしていてにくめないカバくんのお話です

読み聞かせの本のんびりやのかばのヒミツ
写真いっぱいの動物記「のんびりやのかばのひみつ」は、30年にわたってアフリカの動物を見続けてきた羽仁進さんが語るストーリーになっています。
読み聞かせの後には、飼育展示スタッフから動物についての解説もありますよ!

大人も子どもも楽しめる時間となっています。

11月12日(土)11時に動物図書館でお待ちしています!
  

(投稿者:北川裕美子)

わくわくゲーム大会を行いました&夏期開園終了しました

 夏期開園最終日に毎年行われる「わくわくゲーム大会」を行いました。

 今年は天候に恵まれず、雪が降り続く中での開催であり、過去例をみない過酷なゲーム大会であったと思います。

 知識だけでは解けない問題、動物を観察する問題、手書き看板からの問題など様々な内容の問題が園内各所に設置してあり、ウォークラリ形式で解いていくのがこのゲーム大会です。参加者の皆さんは雪が降り続く寒い中、園内を走り回りながら問題を発見し、解いている姿が見られました。解答用紙も濡れてしまって大変でしたが、笑顔もたくさん見られ、ホッとしました。

 最後は表彰式を行い、上位のチームには景品をお渡しし、今年のゲーム大会を終えました。

 来年は、旭山動物園開園50周年を迎えます。ゲーム大会も50周年にちなんだ大会にしていきますので、今年参加した方、参加できなかった方、たくさんの参加をお待ちしております。

ゲーム大会記念写真

わくわくゲーム大会上位チームとの記念写真

 

 また、本日をもって夏期開園を終了いたします。

 明日から1週間かけて、冬期開園に向け看板や展示などリニューアル、そして放飼場などの大掃除をしていきます。 

 冬期開園は11月11日からとなりますので、また動物たちに会いに足を運んでいただければと思います。

 夏の間たくさんの方々にお越しいただき、そして応援をしていただきありがとうございました。また冬からも、どうぞよろしくお願いいたします。