旭山にゅーす・ぶろぐ

このページでは、しいくニュースやお知らせ、ブログなど「すべて」の情報を一覧で見ることができます。

下記の文字をクリックすると各テーマ毎の内容がご覧になれます。

2016年7月のすべての記事

2016年8月の壁紙カレンダーができました

1608カレンダー

写真の動物はシロテテナガザルのメス「モンロー」(左)とオス「テルテル」(右)そして、モンローに抱かれている(中央)のは、7月11日に生まれた子ども(オス)です。子は生まれたばかりで、まだ全身が白い毛で覆われています。現在「てながざる館」では母親のモンローが子育てをする様子が見られます。

シロテテナガザルは、野生ではタイやマレー半島、スマトラ北部に生息しています。体の毛が黒色や茶色などの違いがありますが、どれも顔の周囲と手の色は白いのが特徴です。また、シロテテナガザルは人類猿に分類されていることから尻尾がありません。移動する時に体を振りながら長い腕を伸ばし、かぎ型の手をひっかけるようにして枝から枝へと身軽に腕渡りします。

 

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。

【800×600】  
【1024×768】  
【1280×1024】
 

【1280×800】  
【1366×768】  
【1680×1050】

 

過去のカレンダーはこちらからご覧ください
2016年7月分(アムールトラ・ユキヒョウ)
2016年6月分(アビシニアコロブス)
2016年5月分(シマフクロウ)
2016年4月分(レッサーパンダ)
2016年3月分(オオタカ)
2016年2月分(エゾユキウサギ)

 

ぺんぎん館の水がきれいな理由

 先日、ぺんぎん館ではプールの水を全て入れ替える大掃除を行いました。

 水の入れ替えの目的は、循環濾過は24時間行っているので、一定のきれいさは保っているのですが、壁面についている汚れや藻を落とすことが目的です。

 プールの大掃除は、春、夏、秋の年3回行います。春と秋は休園中のため、午前中から掃除に取り替えることができますが、夏の場合は開園中なので、閉園後(17:30~)から始めます。

 まず、ペンギンをみんな室内展示場に入れます。

 そして、プールの水抜きをしながら、マリンエリアの飼育員たちで、プールに浮かびながらゴシゴシと壁をこすっていきます。全て終わり、水を張ることができるまでには21時を過ぎています。

 翌日、キレイになったプールでペンギンたちをみると、いつも以上に気持ち良さそうに泳ぎでいるなーっと感じます。

プールの底です

プールの底です

 

水のない水中トンネル

水のない水中トンネル

 

 ところで、ぺんぎん館からのお知らせがあります。

 気温の高い日はジェンツーペンギンたちは室内の涼しい部屋で過ごすため、みなさんにお見せすることができません。しばらくは気温の様子をみながらの展示となりますが、ご了承ください。

 ジェンツーペンギンたちは元気に過ごしていますので、ご心配なく!

ジェンツーペンギン

ジェンツーペンギンは元気です

ぺんぎん館担当:杉村尚美

コノハズクがふ化しました

コノハズクのヒナ
コノハズクのヒナ(巣箱の中を撮影)

 北海道産動物舎で過ごしているコノハズクが7月20日にふ化しました。旭山動物園では4年ぶりとなります。

 現在ヒナは、放飼場に設置してある巣箱の中で過ごしており、まだ写真のように産毛のような羽でおおわれています。このヒナの親も巣箱に一緒におり、ヒナを育てている様子がうかがえます。

 残念ながらみなさんにはまだお見せすることはできませんが、このまま順調に成長すると、8月下旬頃には巣箱から出てくるかと思います。

 それまで温かく見守っていただきたいと思います。

2016年7月27日 しいくのぶろぐ

ベッド

ベッド

 雨が続いたり、気温が上がらず夏らしくない天気が続いていましたが、最近、やっと夏らしい天気になってきて、外に干した麻袋が、早く乾くようになってきました。

麻袋

使った麻袋は、洗濯して綺麗にしてからチンパンジー達に使ってもらいます

 

 麻袋って?
 野生のチンパンジーは樹上に木の枝を折りたたんで、ベッドを作って寝ます。
 旭山動物園のチンパンジー達は、木の枝の代わりに、この麻袋を使いベッドを作ります。
 毎日、夕方電気を消して帰るときに渡すと麻袋を敷布団のようにして寝ます。

チンパンジーの寝ている姿

寝る準備万端の『ピースケ』

 

 普段、チンパンジー達が寝ている様子を見ることはできませんが、もうすぐ『夜の動物園』が始まります(8月9日~15日)。
 チンパンジー達が寝ている様子がバッチリ見られます、是非、チンパンジー達の寝ている姿を見に来てください。
 

チンパンジー・飼育担当主査:丸一喜 
 

旭山動物園「夜の動物園」を開催します。今年は新イベント会場も開設!(8月9日~8月15日)

旭山動物園では、お盆の期間に合わせ、8月9日(火曜日)から8月15日(月曜日)にかけて「夜の動物園」を開催します。

ポスター

「夜の動物園」は、普段見ることのできない夜の動物たちの様子を来園者に見ていただく貴重な機会として、1987年から毎年開催しているものです。

期間中は、午後9時まで開園時間帯を延長します。アムールトラやシンリンオオカミ、カバやフクロウなど、昼間とはまた違った、夜行性の動物たちが見せる活発な姿や表情にご注目ください。

オオカミ夜
 
フクロウ
 

また、飼育スタッフによるガイド「ナイトウォッチング」、毎年人気の「ほたるのこみち」、期間中の来園者に抽選で動物園グッズなどが当たる「星まつり抽選券」の配布、市内小中高製作による「あんどん展示」、動物図書館スタッフによる「夜の動物園紙芝居」などなど、楽しいイベントが満載となっています。

さらに、期間中は子ども連れのお客様が多く来園されることから、動物施設の見学と共に園内の雰囲気を楽しんでもらえるよう、「ちびっ子夏まつりひろば」を新たなイベント会場として開設、今まで分散していた屋台を当広場へ集約するほか、ミニ列車の運行(有料)やフワフワすべり台(無料)も登場しますよ。

なお、イベント詳細は追ってお知らせします。NEW! イベントの詳細はこちら

今年の夜の動物園は、魅力的なイベントが満載です。たくさんの夏の思い出を作っていただければ幸いです。 

皆様の御来園をお待ちしております。

夜の動物園について

開催期間

 平成28年8月9日(火曜日)~8月15日(月曜日)

開催時間

午前9時30分~午後9時00分(※最終入園は午後8時00分まで)

期間中の路線バス時刻について

夜の動物園期間バス時刻表(旭川電気軌道様HPへリンク) 

アムールトラ・ユキヒョウ・ライオンの展示について(7月22日)

アムールトラ
アムールトラの子ども

 アムールトラ・ユキヒョウ・ライオンの展示時間などを変更いたします。

 ライオンの「ライラ(オス)」「レイラ(メス)」とアムールトラの「のん」は、高齢個体ということもあり、ライオン放飼場で、午前「のん」・午後「ライラとレイラ」の交替で展示をすることになりました。

 このことにより、アムールトラの展示は、午前「キリル(オス)」・午後「ザリア(メス)と子ども」による交替での展示となります。

 

ユキヒョウ
ユキヒョウの「ジーマ」と子ども

 

 また、ユキヒョウの展示についても、午前・午後の交替でしたが、「ヤマト(オス)」と「ジーマ(メス)・子ども」は、1日交替での展示に変更します。

 時間はあくまで目安となります。個体の体調などにより、展示の時間帯が変わる場合があります。また、日によっては各個体の展示時間を入れ替えることもあります。あらかじめ御了承ください。なお、本日のタイムスケジュールでも展示時間を掲載しています。参考にしてください。)

アムールトラの放飼場展示

 午前:「キリル(オス)」

 午後:「ザリア(メス)と子ども2頭」

関連記事1:アムールトラの子どもの屋外展示を開始しました(6月15日)

関連記事2:アムールトラとユキヒョウの子の愛称が決定!&命名式を行いました(8月15日)

ユキヒョウ放飼場展示

 「ヤマト(オス)」と「ジーマ(メス)と子ども」は1日交替の展示

関連記事1:ユキヒョウの子どもの屋外展示を開始しました(6月26日)

関連記事2:アムールトラとユキヒョウの子の愛称が決定!&命名式を行いました(8月15日)

ライオン放飼場展示

 午前:アムールトラ「のん(メス)」

 午後:ライオン「ライラ(オス)」と「レイラ(メス)」

ユキヒョウ母子 

6月13日に第1回サービス大賞の授賞式があり、旭山動物園は地方創生大臣賞を受賞しました。

正直受賞したことにピンとこなくて「義務的に行かなければ」と言った気持ちもあったのですが、受賞された方々と話をする中でそれぞれの分野で皆とても熱意を持って前向きに進もうとしている姿勢を感じ、義務的にではなく、誇りを持ち喜びを持って受け取るべき賞であることを痛感しました。

皆、旭山動物園にも敬意を払ってくださいました。それにしても公務員が運営する施設として唯一の受賞でした。公務員もやればできるんだと少し嬉しくなりました。公共でやる意味はお金で計れない物・心を還元していくことなんだと常々思っていて、その取り組みの結果が動物園単独の会計ということではなく、地域の経済にも大きな貢献ができること、経済だけではなく街の知名度、イメージ作りにも大きな影響を及ぼすことなど、客観的に旭山動物園を見つめ直すことができました。サービスとは何か、提供したサービスがどんな未来につながるのかを改めて考えさせられました。
・ 

7月1日には49回目の開園記念日を迎えました。今年は旭山動物園にとっては初めてアムールトラ、ユキヒョウの繁殖に成功しました。

ユキヒョウに関しては、もうじゅう館ができた時には先代のゴルビー・プリンペアを飼育していました。国際的には絶滅危惧種として飼育下での繁殖が期待される種なのですが、当時日本で飼育しているユキヒョウはゴルビーとプリンの血統しかなく、繁殖させても子供の行き先がないことが分かっていたので、薬による避妊をせざるをえませんでした。子供の行き先が確保できたら繁殖をと考えていたのですが、結局そのチャンスは巡ってきませんでした。

現在のペアーは円山動物園生まれのヤマトとドイツのライプチッヒ動物園生まれのジーマです。国際的な交流を視野に入れ、繁殖を目指しました。
・ 

オスの子1頭が順調に成長しています。先日ワクチン接種マイクロチップ接種とやインドやモンゴルでユキヒョウの保全に取り組んでいる京都大学との共同研究として子の体長などの計測をしました。薄いグレーと黒の体毛と瞳のブルー、大きな手足…動かなければ絵に描いたようなぬいぐるみです。子の成長を母親ジーマと共に見守っていきたいと思います。 
・ 

6月は寒い日が続きましたが、今年の夏はどんな夏になるのでしょうか。

7月の読み聞かせを行いました。動物の解説は「キリン」! 

7月中旬に突入しました。日差しもジリジリ、痛さを感じますね。

いっそのこと、日焼けしてみようと思う瞬間もあります…。

腕に細いテープを網目状に貼れば、アミメキリンのように焼けるかもしれませんね。

キリンの模様

(アミメキリンの模様)


さて、動物園図書館では、7月9日(土)に、7月の読み聞かせを行いました。

今回の絵本は、「がんばれ!きりんのこどもたち」と「ともだちキリン」、

2冊とも、キリンを題材にした絵本でした。

7月の読み聞かせ

「ともだちキリン」は、キリンが一緒にすごしている鳥とのお話。キリンの長い首がぐんぐん延びるシーンが印象的で、楽しいお話でした。

「がんばれ!きりんのこどもたち」は、キリンの赤ちゃんがどのように産まれ、どのように成長していくかを写真で紹介している、写真集のような絵本でした。
 キリンの解説

 
読み聞かせ後は、キリンの代番(本担当者が休みの時に、代わりで担当すること)飼育担当で、キリンのガイド経験もある高橋(本担当は、ととりの村)から、キリンについてのお話がありました。キリンは首が長いので、血圧がとても高いということや、出産は立って行うので、赤ちゃんは2メートルぐらいの高さから落ちるように産まれてくる、だけど体がとても柔らかいので、骨折などすることがない…ことなどを詳しい解説がありましたよ。
特に、足や首の長さ、細さがキリンの特徴ですが、太い「足首」にも注目して観察してほしい、とのことでした!
 

8月の読み聞かせは、「夜の動物園」開催中の8月13日(土)です。
「ペンギンきょうだい ふねのたび」と、「ペンギンのゆうえんち」の2冊を読みます。

もちろん、読み聞かせ後には、飼育担当から、絵本で登場する動物「ペンギン」にまつわる解説がありますよ。

ぜひご参加くださいね。「ペンギン」が好きな人、興味がある人もぜひ、お越し下さい。
 

 

                                   (投稿者 北川裕美子)

モユク☆カムイ90号が完成しました!!

表紙のシマフクロウ
今回の表紙はシマフクロウ

 今回の表紙は、シマフクロウです!

 「モユク☆カムイ」は、飼育展示スタッフ手作りの情報誌です。

 日々、変化していく動物たちの様子や動物園のできごとなど、現場のスタッフだからこそ知ることのできる情報が盛りだくさん。

 動物園に遊びに来た際には、ぜひ手にとってみてください!

 

 モユクカムイ90号へのリンクはこちら

もくじ

 1.ぼくは動物大使  「村の守り神 シマフクロウ」
 2.特集       「雨でも楽しい動物園」
 3.飼育研究レポート 「キングペンギンの仮親を用いた育雛について」
 4.動物園の裏側紹介 「動物園の台所「調理棟」編」
 5.主なできごと・もうじゅう館 出産ラッシュ!

入手方法

 夏期開園(4月29日~)以降は、動物園東門管理事務所、園内サポートセンター、動物図書館で入手することができます。
 また、郵送での取扱いも行っています。詳しくは旭山動物園までお問い合わせください。

  

 モユクカムイについての詳細はこちら

シロテテナガザルが出産しました(7月11日)

シロテテナガザルの母親と子ども
「モンロー」と子ども

 7月11日朝、シロテテナガザルの「モンロー」が出産していました。2014年の「こだま」以来、2年ぶりとなります。

 出産後「モンロー」は、しっかりと子どもを抱き、大事に子育てをしている様子が見られ、授乳も確認できました。

 屋外放飼場での展示も通常どおりしておりますので、「モンロー」のお腹に注目してもらうと、子どもがいるのがわかります。まだ頭にしか毛が生えてきていませんので、肌色の手足が見られます。

 これからの成長を見守ってもらえればと思います。

ユキヒョウの子どもの愛称を募集します(来園者のみ対象。募集期間:7月15日から7月24日まで) ※募集は終了しました

トラの子愛称募集

4月19日に誕生し、6月26日から一般公開をしているユキヒョウの子ども(オス)の愛称の募集を下記のとおり行います。ユキヒョウの子の展示についてはこちら

※募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました!

1 募集期間

7月15日(金曜日)~7月24日(日曜日)の10日間 ※募集は終了しました

2 応募方法

もうじゅう館アムールトラとヒグマ展示の間の観察場所に設置してある応募用紙に、愛称、その愛称を考えた理由、応募者の氏名等を記入し、設置してある応募箱へ投函してください。(記入漏れがある場合、無効となります。)
また、ユキヒョウの近況を説明した看板を設置しますので、その写真を見て、愛称を考える参考としてください。

3 留意事項

  • 当園としては「実際にユキヒョウの子どもの様子をできる限り見て愛称を考えてもらいたい」ことから、来園者を対象とするため、電話、FAX、郵便、Email等での応募受付は行いません。
  • 応募は1人1通です。

4 選考方法

  • 命名者は1名とします。
  • 愛称及び命名理由が同一のものが複数ある場合は、抽選を行い命名者を決定します。
  • 選考にあたっては、必ずしも一番多い愛称とするものではなく、命名理由を重点として選考します。

5 ユキヒョウの子どもの基本情報(7月10日現在)

トラの子愛称募集2

体長:約40cm

体重:約5kg

6 命名式について

夜の動物園期間中(8月9日~8月15日)にもうじゅう館前で実施する予定です。
当日は命名者にぬいぐるみの他、飼育担当から特別なプレゼントを用意しております。
命名式の詳細については、後日報道依頼いたします。

2年連続(スズメ)

北海道産動物舎で暮らしている「スズメ」が昨年に続き、今年も繁殖して無事に巣立ちました!

よく、「スズメもいるの!?」と驚かれたり、笑われたりしていますが、スズメだって「身近な野鳥」です。

スズメの抱卵期間は約2週間で、孵化後、約2週間で巣立ちを迎えます。巣立つ頃には親とほぼ同じ大きさにまで成長しています。短期間でどんどん大きくなるので、子育て中の親はエサを運ぶのに大忙し。子育ての様子を間近で観察できるのも、動物園ならではです。

巣の中のヒナ
(写真1)巣立ち前のヒナたち。
大きく口を開けてエサをねだります。
巣立ちまであと5日くらい?


 

 ヒナたちはほっぺとのどの黒い部分の色が薄く、くちばしの付け根が黄色いのが特徴です。

巣立ってすぐ
(写真2)巣立ってすぐは上手に飛べないので、地面にいることが多いです。


 ヒナ同士で一緒にいることが多いので、どこにいるのかさがしてみてくださいね。

巣立ったヒナたち
(写真3)巣立ちから数日。
ヒナ同士で集まってエサを食べてました。


北海道産動物舎(小動物・野鳥)担当 佐藤 和加子

【まもろうPROJECT ユキヒョウ】

少し前ですが、6月16日に京都大学と東京都市大学の研究者の方々と協力して、ユキヒョウの子の体長測定を行いました。

モンゴルやインドのユキヒョウ生息地に直接赴き、ユキヒョウ保全のための調査をされている方々です。

ユキヒョウ画像1

この時で59日齢。まだ展示訓練中の時期です。

保定するときはいっちょ前にガウガウうなっていますが、首を持ってしまえば「運搬の硬直」といわれる無抵抗な状態になります。

そんな動画はコチラ → <ユキヒョウの子・59日齢の保定>

動画の最期に見切れてるのは・・・坂東園長!?(笑)

 

体長から胸囲や足幅まで16項目の計測。

ユキヒョウ画像2

耳の長さや・・・

 

ユキヒョウ画像3

足の長さまで計測されちゃいました。

 

動物園のユキヒョウのデータを採ることで、野生のユキヒョウの子を目撃した時におおよその日齢を推定する、という目的だそうです。

旭山で生まれたユキヒョウの子が、野生のユキヒョウを保全する何らかのお役に立てるかもしれない、というわけですね。

 

もうじゅう館・ユキヒョウ舎の横に、研究者の方々が取り組んでおられる「まもろうユキヒョウPROJECT」についての展示看板を貼りました!

ユキヒョウ画像4

QRコードを携帯で読み取れば、野生のユキヒョウを捉えた画像もご覧いただけますよ。

 

ユキヒョウの子が公開され、はやくも来園者の人気者になっています!大変うれしいことです。

でもそんなユキヒョウが、野生下では人との関わりの中で絶滅の危機に追いやられている。

その事実にまで思いを馳せてくださっている方は、意外と少ないのではないでしょうか。

 

動物園のユキヒョウの魅力から、野生のユキヒョウを保全する大切さを感じていただければうれしく思います。

  

もうじゅう館担当:大西敏文

「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」最新号を発行しました!

小学校中学年以上~大人向けの「旭山動物園だより」と、小学校低学年向け「あさひやまどうぶつえんみにだより」の2種類の最新号を発行しました。
旭山の”今”を伝えるタイムリーな情報やクイズなどが楽しめますよ!
ぜひご覧ください !!

旭山動物園だより230号

内容:新しい命が続々誕生!

動物園だより230号

動物園だより230号(PDF形式 1,005キロバイト)  

あさひやまどうぶつえんみにだより 63号

内容:アビシニアコロブス

あさひやまどうぶつえんみにだより63号 

あさひやまどうぶつえんみにだより63号(PDF形式 1,187キロバイト)

 

バックナンバー 

「旭山動物園だより」「あさひやどうぶつえんみにだより」のバックナンバーはこちら(「資料・統計」のページへ)

 

7月9日は絵本の読み聞かせです!

旭山動物園は7月1日に49回目の開園記念日を迎え、新たな1年がスタートしました。

開園記念日には、図書館内にて2作の紙芝居を行い、来館された方々と楽しいひとときを過ごすことができました。

あざらし紙芝居

(紙芝居「アザラシたちのうみ」)


さて、7月9日(土)11時からは毎月恒例の絵本の読み聞かせの日となっています!

今回読む2冊は「がんばれ!きりんのこどもたち」と「ともだちキリン」です。

2冊ともキリンが描かれている絵本となっています。

読み聞かせの絵本

(読み聞かせの絵本)
 

絵本の読み聞かせの後には、飼育スタッフによる解説もありますよ。

キリンの飼育担当者から、普段聞けない色々なことを聞いちゃいましょう!

お子さんはもちろん、大人の方も楽しめる時間となっています。

7月9日は動物図書館へお越しください!

                                                                (投稿者 昆野優子)

レッサーパンダの子ども
6月28日に生まれたレッサーパンダの子ども

 レッサーパンダの渝渝(ユーユー)が6月28日に2頭出産しました。

 渝渝は、6月1日から出産に備え寝室で過ごしており、展示を中止していました。6月28日朝、産箱から子どもの声が聞こえ出産しているのを確認し、その後頭数も確認でできました。

 現在は、2頭とも順調に生育しておりますが、性別に関してはまだ不明です。

 今後もしばらく寝室での生活が続きますが、約3ヶ月頃から外の放飼場へ出る練習をし、展示の時期を考えていきます。

「教員のための博物館の日in道北2016」を開催します!

イメージ1
(イベントのイメージ1)
イメージ2
(イベントのイメージ2)

「教員のための博物館の日in 道北2016」が開催されます。これは博物館を楽しみながら授業のネタを探せる日です。
今年度は今までとは違い、8月3日(水)~8月9日(火)の期間中に、旭山動物園、旭川市科学館、旭川市博物館、彫刻美術館ステーションギャラリーそれぞれの施設で学習プログラムが体験できるなど、たくさんのイベントが催されます。
参加対象となる学校の先生や学芸員など、学校教育関係者のみなさんは、ぜひお誘い合わせの上、ご参加ください。
ご参加には必ずお申し込みが必要です。お申し込み用紙、詳しい内容はこちら。

日 時

平成28年8月3日(水)~8月9日(火)

会 場

旭川市旭山動物園・旭川市科学館・旭川市博物館・彫刻美術館ステーションギャラリー
※各施設イベントの日時が違いますのでお間違いのないようご注意ください。詳しい内容はこちら。

共 催

旭川市・旭川市教育委員会・国立科学博物館・日本博物館協会

後 援(予定含む)

文部科学省・北海道教育委員会・旭川市小学校長会・旭川市内中学校長

対 象

先生(保育園・幼稚園から大学、特別支援学校などの教員)や博物館職員、そしてこれらを目指す学生です。

参加費

参加対象者は、入園料・入館料無料!

参加申込み方法

※詳しい内容やお申し込み方法については、こちらのチラシをご覧ください。

旭山動物園内に新たな無料休憩所が完成しました。ぜひご利用ください。(7月1日)

新休憩所セレモニー

この度、旭山動物園内に新たな休憩所が完成しました。

冬期や雨天でも、来園者の方が快適に過ごせる無料休憩所を設置することで魅力ある動物園にしていただきたい、との趣旨で今回、NPO法人旭山動物園くらぶ様から建物を寄附いただいたものです

開園記念日の本日(7月1日)、休憩所前では無料休憩所完成に伴うセレモニーが行われ、NPO法人旭山動物園くらぶ理事長の森禎宏様、車椅子紅蓮隊(ぐれんたい)の松波正晃様、当園の坂東園長の3名によるテープカットが行われました(写真)。

新設の無料休憩所の場所は、旭山動物園くらぶ東門売店そばとなります。ご来園の際は、ぜひご利用いただければと思います。

旭山動物園くらぶ様、この度は誠にありがとうございました。