2022年4月の図書館ぶろぐの記事
2022年4月25日 | 図書館ぶろぐ
「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」最新号を発行しました!
「旭山動物園だより」最新号・クロスワードパズルと、
「どうぶつえんみにだより」動物たちの「け」を発行しました
現在、夏期開園に向けての準備のため休園中の旭山動物園ですが、
いろんな場所で、いろんな生きものが新しい季節をスタートさせています。
エゾヒグマの新施設への引っ越しも終わりました。
シマフクロウはヒナが卵から孵化しました。
インドクジャクのオスは、美しい飾り羽がはえそろい繁殖期をむかえています。
動物慰霊碑そばの野草園では、エゾエンゴサクやカタクリが咲いています。
園内のエゾヤマザクラも少しずつ咲き始めています。
(青くて小さな花がたくさん咲くエゾエンゴサクと、濃いピンク色の花が咲くカタクリ)
サナギで越冬していたモンシロチョウ、成虫で越冬していたクジャクチョウやオツネントンボ、
幼虫で越冬していたエゾシロチョウの幼虫(5mmぐらいの大きさ)などいろんな虫たちも出てきました。
(花の蜜を吸うモンシロチョウと、越冬あけで翅が少しいたんでいるクジャクチョウ)
園内に来る野鳥も変わりました。今、園内でよく見かけるのはカワラヒワです。
繁殖のために北海道にやってきています。もちろん北海道では留鳥のカラ類も観察できるのですが、
行動が変わってきました。巣作りの季節をむかえているようです。
動物の毛を運んでいる鳥も多くみかけますし、冬は群れで行動していたシマエナガは、
ペアもしくは単独で行動しています。
カワラヒワ(上がオス、下がメス)はこれからペアになります)
(シマエナガのジュルッジュルッという鳴き声はあまり聞かなくなりました)
生きものによって、いろんな春の過ごし方があるんだと実感しました。
さて、先日、4月29日の夏期開園にあわせて、旭山動物園だより・みにだよりの最新号を発行しました。
「旭山動物園だより」は、夏期開園号恒例となったクロスワードパズルとなっております。
旭山動物園や、生き物、自然に関する問題です。園内で無料配布をしておりますが、来られない方は、
ファイルをダウンロードしてご利用ください。
「あさひやまどうぶつえんみにだより」では、動物たちの「け」について紹介しています。
園内の動物たちを観察する際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。
投稿者:動物図書館 北川 裕美子
旭山動物園だより282号
内容:クロスワードパズルに挑戦
「旭山動物園だより」はこちらからダウンロードできます(新しいウインドウが開きます)
あさひやまどうぶつえんみにだより115号
内容:「け」
「あさひやどうぶつえんみにだより」はこちらのページからダウンロードできます。(新しいウインドウが開きます)