「旭山動物園だより」&「あさひやまどうぶつえんみにだより」最新号を発行しました!

最終更新日 2021年11月28日

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「旭山動物園だより」&「どうぶつえんみにだより」の最新号を発行しました!

もうすぐ12月。冬です。師走です。

先日(11/23)、園内リサーチをしていたら、シマエナガの群れを見つけました。

「今日は風が強いから、小さい鳥はいないよね」と、朝、スタッフと話していたばかりだったので、

小さな鳥の発見に少しびっくりしました。

シマエナガ

(シマエナガ:写真左から風がきているのがわかります)

シジュウカラ

(シジュウカラ:後方から風がきていますね)

シマエナガの体重は10グラムほどしかないのに(シジュウカラは約15グラム)、

よく飛ばされないな~なんて思ってしまいました。木にとまって寝ても落ちないぐらいの

握る力がある(というか、木の枝にとまると指が閉じて枝をつかむ構造になっている)ので、

飛ばされないのはわかっているのですが、「こんなにちっちゃいのに~」って思ってしまいますよね。

オツネントンボ

(11/15、動物図書館の外壁にとまっていたイトトンボ)

ちなみに、このイトトンボ、「オツネントンボ」というのですが、

こんな細くて体力がなさそうなトンボ、成虫のまま越冬するんです! 

図鑑で調べたときに驚愕しました。漢字で書くと「越年トンボ」となるそうです。


人間は服を着込んだり、暖房を使うことができますが、野生動物はそうはいきません。

冬毛とか脂肪を蓄えるとか、冬でも暮らせる体のつくりになっているんですよね。

つくづく、生きる力に感動させられます。


さて、前置きが長くなりました。


先日、動物園だより・みにだよりを発行しました。

「動物園だより」では、先日来園したライオンとアフリカタテガミヤマアラシの紹介や、

生まれた動物の紹介ほか、読書感想文コンクールの作品募集告知などを掲載しています。

「みにだより」では、ペンギンをはじめとする鳥類の「ひな」やエゾユキウサギなどの

「こども」の成長についてを比べてみました。

ぜひ、今度来園したときの参考にしてみてくださいね。

第22回 動物読書感想文コンクールの作品募集についてはこちら


投稿者:動物図書館 北川裕美子

旭山動物園だより279号

内容:ライオンとアフリカタテガミヤマアラシが来園!ほか

279

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 あさひやまどうぶつえんみにだより112号

内容:ひな&こども

   112

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