ゲンちゃん日記・令和5年11月「様々な取組みに挑戦した夏期開園でした!」

最終更新日 2023年11月8日

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ゲンちゃん日記・令和5年11月「様々な取組みに挑戦した夏期開園でした!」

すなすけ

6月に保護された「すなすけ」

保護当時より2、30キログラム増えました

今年の夏期開園も終わり、この手紙が届く頃には冬期開園が始まっているでしょうか。今年の夏期開園は、個人的には「マスクを外すのにためらいを覚えた春に始まり、マスクをすることが息苦しく感じるようになった秋」との印象が強く残っているのですが、旭山動物園としては様々なことにも取り組め、充実した時間を送れたと感じています。
  道内の8つの動物園・水族館が協力する「北海道産いきもの保全プロジェクト」の始動。環境省と、シマフクロウに関する動物園での教育的な普及啓発活動の具体化へ。ゼロカーボンに向けて、園内や市内のせん定枝などをペレット燃料に加工し、それを利用した暖房機の設置も。新たな取り組みに着手し、具体化を始めることができました。また、サステナブルをテーマとした新たなイベント「旭山スイーZOOフェア2023」を開催し、旭山動物園の動物たちを魅力的に表現したスイーツを販売しました。
 しばらく開催できなかった、夏期開園最終日の「わくわくゲーム大会」も再開しました。自然観察会は園内で実施できたものの、本来の場所である旭山公園では開催できませんでした。なぜなら、旭山でエゾヒグマが頻繁に目撃されたからです。来園した皆さんは気付かなかったかもしれませんが、東門の駐車場などでヒグマがおいしい思いをして動物園に近づく動機づけがされる前に、予防的な目的で電気柵を設置していました。いよいよヒグマと人の関係は難しい局面になってきましたね。その象徴的な出来事として、ヒグマの子「すなすけ」の保護収容もありました。
来シーズンを見据えながら、充実した冬期開園にしていきたいと思います。



 

                                  令和5年11月8

                                  旭山動物園 園長 坂東 元