2023年6月のしいくにゅーすの記事
2023年6月27日 | しいくにゅーす
エゾヒグマの保護個体を受け入れました
エゾヒグマの保護個体を受け入れました
6月19日、砂川市で親グマとはぐれ衰弱し保護されていた子グマを、傷病鳥獣保護として受け入れました。
1週間以上1頭でウロウロと出没を繰り返し、衰弱しており、放獣できる場所もないとのことから、当園のヒグマの収容数にも余裕があるため、保護受け入れとして応対したものです。
受け入れから約1週間が経過しましたが、エサもしっかりと食べ、順調に回復しております。受け入れからずっと屋内の寝室内で過ごしてきましたが、施設への順応を目的に、本日から、屋外の小展示場と屋内を自由に行き来出来るようにしました。そのため屋外にいる時はご覧いただくことができます。
なお、本件に伴い小展示場で飼育していましたオジロワシは一時展示を中止しています。
2023年6月26日 | しいくにゅーす
アビシニアコロブスの「アクイラ」の訃報
2023年6月19日 | しいくにゅーす
アムールヒョウの「キン」の訃報
アムールヒョウの「キン」の訃報
2023年6月19日の朝にアムールヒョウの「キン」(オス)が死亡しました。
もうじゅう館で飼育していたキンは2020年3月に両股関節の変形性関節症と診断され、徐々に後肢が不自由になってきました。そのため2021年5月より、段差のないバックヤードに移動し、非展示にて飼育していました。
バックヤードでは食欲もあり元気に過ごしていましたが、2023年6月13日に餌を残し、元気がない様子が見られたため、翌14日に麻酔下で検査を行いました。検査の結果、腎機能の低下が認められ、点滴等で治療を行いましたが19日の朝に死亡しました。
解剖の結果、右腎臓の腫瘍を疑う所見と腫瘍からの出血が認められ、死因は腎臓腫瘍による腎不全と診断しました。
【飼育歴】
2004年7月4日広島市安佐動物公園生まれ
2005年7月21日双子の兄弟のアテネとともに旭山動物園に来園
2017年8月12日にメスの「ルナ」(現在、東武動物公園に貸出中)との間にオスの「とわ」(現在、宇都宮動物園に貸出中)とメスの「みらい」が繁殖
2020年12月20日兄弟の「アテネ」死亡