旭山にゅーす・ぶろぐ

【しいくにゅーす】一覧

このページでは「しいくにゅーす」の記事のみを掲載しています。

「しいくにゅーす」では飼育に関する様々な情報を紹介します。

2019年12月のしいくにゅーすの記事

エゾモモンガの展示を再開しました

 エゾモモンガ

 ゆっくりロードのエゾモモンガ舎でのエゾモモンガの展示を再開しました。

 現在展示しているのは2019年9月におびひろ動物園より来園した、2019年4月生まれのメス2頭の姉妹です。

 エゾモモンガは夜行性のため昼間はあまり巣箱から出てきませんが、この2頭は昼間もたまに出てきてエサを食べたりしています。

 ゆっくりロードを通る際にはぜひのぞいてみて下さい。

アムールヒョウの「ルナ(メス)」が移動します

ルナ
移動するアムールヒョウの「ルナ」

 12月20日にアムールヒョウの「ルナ(メス)」がブリーディングローン(繁殖のための貸出)で東武動物公園に移動します。

 今回の移動は、旭山動物園で飼育している「ルナ」と「キン(オス)」のペアを解消し、東武動物公園の「アブス(オス)との新たなペアリングを試みます。これは新たな血統を創出し、アムールヒョウの飼育下での遺伝的多様性を確保するために行います。

 「ルナ」は旭山動物園で2017年に「トワ(オス)」と「ミライ(メス)」を出産・育児をした個体ですので、今後の繁殖に期待したいと思います。

アビシニアコロブス「カトリーナ(メス)」の死亡について

アビシニアコロブス
死亡した「カトリーナ」

 2019年11月24日にアビシニアコロブスのカトリーナが死亡しました。25歳でした。
 11月20日から体調を崩し、治療を行っていましたが死亡しました。
 血液検査と病理解剖の結果、重度の腎不全による尿毒症を発症していたものと考えられます。アビシニアコロブスの野生下での寿命は20年ほどといわれており、カトリーナは25歳と長生きした個体でした。