2018年6月のしいくにゅーすの記事
2018年6月23日 | しいくにゅーす
イワトビペンギンのヒナが孵化しました(動画あり)
【イワトビペンギンのヒナが孵化しました(動画あり)】
6月7日にイワトビペンギンが孵化しました。
ヒナの成長を確認するために、担当スタッフが毎日ヒナの体重測定をおこなっています。体重は順調に増えており、孵化当日は51gだったのが、16日齢で485gと9倍以上になりました。
イワトビペンギンのヒナの体重測定の動画はこちら
https://youtu.be/XroF9Ldlh3k
ぺんぎん館内の窓から室内展示場をご覧いただくと、子育て中のイワトビペンギンの様子をご覧いただけます。
ヒナは基本的に親鳥の下にいるので見えづらいかもしれませんが、、運が良ければヒナの姿も見えるかもしれませんよ。
今後のヒナの成長を私たちと一緒に見守ってくださいね。
2018年6月14日 | しいくにゅーす
チンパンジー「ニコル(メス)」の訃報
チンパンジー「ニコル(メス)」の訃報
6月13日にチンパンジーの「ニコル」(3ヶ月)が死亡しました。死亡原因は強い衝撃を頭部に受けた事による「頭蓋骨陥没による脳内出血」でした。
頭部に受けた衝撃の原因は、群れに所属するオス個体が「ニコル」を抱いていた際、扱いが乱暴になり、「ニコル」の頭部を壁等にぶつけてしまったことによるものと考えられます。
一般的に母親はこの年齢の子どもを他の個体に預ける事はあまりないのですが、今回はこどもに興味を示していたオスによく渡す行動がみられ、その際何度か、そのオスが子どもを乱暴に扱う行動が観察されていました。
そのオスはちょうど青年期に入りかけ、子どもに興味を覚えていたこと、体格や性格に変化を迎えはじめ、群れの中で存在感を示しはじめないといけない年になっていたことが、「ニコル」の扱いを手荒にしてしまった原因と考えられます。
完全に群れと分離することは群れで生活する彼らの関係をより悪化させるため、何度か格子で隔てた部屋で、群れと親子を隔離し、再び同居をさせることでそのオスになじませるよう試み、最近は乱暴に扱う事もほぼ無くなっていたため、様子を観察していた中での事故発生でした。
チンパンジーの誕生は当園でも3年ぶりのことであり、その成長を楽しみにしていましたが、このようなことになり大変残念でなりません。
2018年6月13日 | しいくにゅーす
ととりの村のマガモがふ化&エゾシカが出産しました
2018年6月12日 | しいくにゅーす
シンリンオオカミが来園しました。
アライグマの訃報について
2018年6月9日に小獣舎で飼育していたアライグマのオス(13歳)が死亡しました。
4月下旬より食欲の低下がみられ、餌の変更などで一時的に回復傾向にあり5月中旬には展示を復活していましたが、5月下旬より再び食欲が低下していました。
触診によりお腹の中に大きな塊を確認し、腫瘍を疑っていましたが、高齢であることと貧血など全身状態が悪いことから麻酔下での検査や手術は行わず安静にしていました。
6月からはほとんど寝てばかりいる状態で、時折動いては水のみ飲んでいましたが6月9日の朝に死亡した状態で発見しました。
解剖の結果、腹腔内にリンパ節と疑われる腫瘍を認め、心臓の機能の低下も認められました。
この個体の死亡により、小獣舎で展示しているアライグマはいなくなり、北海道産動物舎で飼育展示している1頭のみになりました。
また、小獣舎のアライグマと昨年死亡したウンピョウの部屋は現在動物がいなくなりましたが、今後は他の種も含めて新たな動物の導入を検討していきます。
2018年6月8日 | しいくにゅーす
クマタカがふ化しました
2018年6月1日 | しいくにゅーす
シマフクロウのヒナ1羽が巣立ちをしました
シマフクロウのヒナ1羽が巣立ちをしました
5月31日に、シマフクロウのヒナが1羽巣立ちをしました。
4月9日と13日孵化したどちらかのヒナですが、1羽目が孵化後52日目での巣立ちとなりました。
低い木の上でとまっている時など姿を見ることができますが、地面の草などに隠れていることもありますので、その場合は姿を見ることができませんので、ご了承ください。
巣立ちしたヒナの体にはまだ綿羽が残っており、虹彩がオレンジ色をしていますから、見分けるポイントとなります。
残りのヒナ1羽は、まだ巣穴で過ごしている状況です。ここ数日で巣立ちをすると予想しております。
温かく見守ってもらえればと思います。