旭山にゅーす・ぶろぐ

【しいくにゅーす】一覧

このページでは「しいくにゅーす」の記事のみを掲載しています。

「しいくにゅーす」では飼育に関する様々な情報を紹介します。

2018年2月のしいくにゅーすの記事

旭山動物園動物病院の「診療車」を寄贈していただきました。(2月28日)

寄贈式の様子
新しい診療車

 今年度、旭山動物園と同じく50周年を迎えられました、坂下工務店様より、お申し出があり、旭山動物園動物病院で使用している「診療車」が老朽化しておりましたので、それに代わる新しい車両として「ハイエース」を寄贈していただきました。

 旭山動物園で使用しています車両には一部を除き、動物がデザインされていますが、今回のデザインは、旭山動物園が取り組んでいます、「ボルネオへの恩返し」プロジェクトで、現地ボルネオの「象のレスキューセンター」へ寄贈した軽トラック3台(2016年4月)と同じデザインといたしました。

「診療車」は園内の各獣舎での動物の治療や、健康診断の際に機材を運んだり、動物を動物病院まで運んだりする際に使用されます。そのため、大きめの車両が必要で、「ハイエース」を寄贈していただくことになりました。

 動物達の救急車として、また、健康診断等、日ごろから動物たちが健康に暮らせるために活躍する車両です。普段は動物病院(バックヤードですので見ることはできません)の横に駐車していますが、園内で見かけた際はぜひ、デザインなどじっくり見てください。

診療車横診療車後ろ

     新しい診療車(サイド)           新しい診療車(リア)

ボルネオ軽トラック

 ボルネオへ送った軽トラック(2016年4月)

レッサーパンダの移動について

レッサーパンダ
移動するレッサーパンダの「友友(ヨウヨウ)」

 レッサーパンダの「友友(ヨウヨウ、雌)」が、2月15日に広島市の安佐動物公園へ移動することとなりました。

 友友は、2014年に父親の「ノノ」と母親の「栃(とち)」の間に第2子として生まれた個体です。

 レッサーパンダは現在、国内で約250頭が飼育されており、飼育園館が協力し、繁殖に取り組んでいます。

 今回の移動は「友友」の血統を考えた上で、今後のペアリング・繁殖を目的としています。

「友友」がこれから、安佐動物公園で繁殖成功のため頑張ってくれることと思います。

 

 なお、「友友」の移動は2月15日朝の予定のため、当園での展示は2月14日までとなります。

 また、安佐動物公園での展示については、「友友」の到着後の様子次第となりますので、今後、安佐動物公園HP等をご参照いただければと思います。