旭山にゅーす・ぶろぐ

【しいくにゅーす】一覧

このページでは「しいくにゅーす」の記事のみを掲載しています。

「しいくにゅーす」では飼育に関する様々な情報を紹介します。

2016年6月のしいくにゅーすの記事

カピバラの訃報

カピバラのゴンベ
カピバラの「ゴンベ」

 6月25日に、カピバラの「ゴンベ(メス・10才)」が老衰のため死亡しました。

 くもざる・かぴばら館が完成した2005年の秋に「ゴンベ」が生まれました。一緒に暮らしている「ピョン」とは同じ日に生まれた姉妹です。

 

 今後カピバラは、「ピョン(メス)」と「泉水(いずみ)(オス)」の2頭での展示となります。

アムールトラの子どもの愛称を募集します(来園者のみ対象。募集期間:7月1日から7月10日まで)※募集は終了しました 

トラの子愛称募集

4月8日に誕生し、6月15日から一般公開をしているアムールトラの子ども2頭(オスとメス)の愛称の募集を下記のとおり行います。アムールトラの子の展示についてはこちら

※募集は終了しました。たくさんのご応募ありがとうございました!

1 募集期間

7月1日(金曜日)~7月10日(日曜日)の10日間 ※募集は終了しました

2 応募方法

もうじゅう館アムールトラとヒグマ展示の間の観察場所に設置してある応募用紙に、愛称、その愛称を考えた理由、応募者の氏名等を記入し、設置してある応募箱へ投函してください。(記入漏れがある場合、無効となります。)
また、アムールトラの近況を説明した看板を設置しますので、その写真を見て、愛称を考える参考としてください。

3 留意事項

  • 当園としては「実際にアムールトラの子どもの様子をできる限り見て愛称を考えてもらいたい」ことから、来園者を対象とするため、電話、FAX、郵便、Email等での応募受付は行いません。
  • 応募は1人1通です。

4 選考方法

  • 命名者は1名とします。
  • 愛称及び命名理由が同一のものが複数ある場合は、抽選を行い命名者を決定します。
  • 選考にあたっては、必ずしも一番多い愛称とするものではなく、命名理由を重点として選考します。

5 アムールトラの子どもの基本情報(現在)

トラの子愛称募集2

オス・メスともに

体長:約50cm

体重:約10kg

6 命名式について

夜の動物園期間中(8月9日~8月15日)にもうじゅう館前で実施する予定です。
当日は命名者にぬいぐるみの他、飼育担当から特別なプレゼントを用意しております。
命名式の詳細については、後日報道依頼いたします。

ユキヒョウの子どもの屋外展示を開始しました(6月26日)

4月19日に生まれたユキヒョウの子ども(1頭)ですが、現在、体長約40cm、体重約4kgまで成長しました。なお、性別はオスでした。
6月中旬頃から、屋外展示の訓練を本格的に開始し、屋外の環境にも順調に慣れてきたことから、本日(6月26日)より、正式に一般公開を開始しました。

ユキヒョウの子どもは、まだ体も小さく、あどけなさが残っています。終日、母親の「ジーマ」と一緒に過ごしており、放飼場では、岩によじ登ったり、丸太の上を歩いたりするなど、無邪気な様子を見ることができます。

 アムールトラの子ども

ユキヒョウの子(オス)

【動画】ユキヒョウの子・放飼場での様子(6月21日撮影分)

ユキヒョウの子・放飼場での様子(動画)をご覧になるには、下記画像をクリックしてください(youtube動画へ)

ユキヒョウの子2

6月21日・屋外放飼場での様子(動画)はこちら

展示時間について

展示に関しては、「ジーマ親子」と「ヤマト(父親)」を交替で展示する形となります。

なお、もうじゅう館では、開園時間帯に展示中の個体情報(名前)を掲示しておりますので、御確認の上、御見学ください。

基本的には当面、毎日以下のスケジュールでの展示予定となります(7月22日から展示方法を変更)。

  • ジーマ親子 日替わり交代で展示
  • ヤマト 日替わり交代で展示  

(個体の体調や天候などにより、展示の時間帯の変更、あるいは展示時間帯を入れ替える場合などがあります。あらかじめ御了承ください。なお、本日のタイムスケジュールでも展示時間帯を掲載します。参考にしてください。)

愛称募集について(7月15日~7月24日)※募集は終了しました

7月15日~7月24日の10日間、アムールトラの子の愛称を募集します(来園者の方のみ対象となります。)

詳細はこちらです ※募集は終了しました

「ボルネオへの恩返しプロジェクト」に寄贈された軽トラック3台が現地ボルネオに届けられました。(6月20日) 

去る4月2日、ダイハツ工業(株)様より、旭山動物園が取組みに参加している「ボルネオへの恩返しプロジェクト」に対し、軽トラック3台が寄贈されました。4月の軽トラック寄贈についてはこちら


そして6月20日、恩返しプロジェクトが行われている現地ボルネオ島(マレーシア)にて、寄贈された軽トラック3台の引き渡しと贈呈式が行われました。


贈呈式には、マレーシア国サバ州野生生物局ほか現地関係者が出席、日本からは、軽トラックを寄贈されたダイハツ工業(株)関係者の皆さんや、恩返しプロジェクトの中心となっているボルネオ保全トラストジャパン関係者のほか、当園からは坂東元園長ほか1名の職員が出席しました。

式では、まずダイハツ工業(株)様を代表して、同社の吉田英人氏より寄贈にあたっての御挨拶があり、その後、当園の坂東園長より贈呈先となるマレーシア国サバ州野生生物局のウイリアム・バヤ局長に対し、軽トラックの「鍵」が手渡されました。

贈呈式の様子
贈呈式の様子
関係者の皆さん
ダイハツ工業(株)様ほか関係者の皆さん

乗り込む園長
軽トラで記念撮影!
軽トラック
寄贈された軽トラック(うち1台)

今後、恩返しプロジェクトに対して寄贈された軽トラックは、ボルネオゾウをはじめとする、現地の野生生物保護活動に役立てられます。プロジェクトに対する思いがたくさんつまった3台の軽トラック。野生動物の未来のため、現地で長く活躍することを願ってやみません。 

エゾシカが出産しました

 6月10日に「ぺろ」が1頭、12日に「ぺぺ子」が1頭と、2頭のエゾシカが生まれました。授乳も確認できており、順調に成育しております。

 エゾシカの子どもは、すぐに親について歩くことはなく、授乳の時だけ親について歩きます。それ以外の時間は色々な場所でじっと隠れて過ごします。

 エゾシカの森に立ち寄ったらぜひ子どもを探してみてください。木の陰や岩の陰にひっそりと隠れています。見つけた際は、温かい目で見守ってください。

 

6月10日生まれのエゾシカ 6月12日生まれのエゾシカ

6月10日にうまれたエゾシカの子ども(左)と6月12日うまれたエゾシカの子ども(右)

オオワシとクマタカがふ化しました

オオワシの幼鳥
オオワシの幼鳥

 

 5月4日にオオワシがふ化しました。旭山動物園では、約3年ぶりとなり、北海道産動物舎では初めてのふ化となります。

 現在は巣の中で順調に成長しており、最近は巣から顔出す姿が見られるようになりました。

 足を止めてじっと巣を観察してみてください。巣は放飼場の右上にあります。

 

 

 

 

クマタカモニター
真ん中の白いのがクマタカのヒナ

 

 また、6月12日にクマタカがふ化しました。

 昨年に引き続きのふ化となりましたが、昨年はふ化後数日でヒナは死亡し生育はしていませんでした。今年は注意しながら生育を見守っていくことになります。

 現在はクマタカの巣にカメラを設置していますので、モニターでクマタカのヒナの様子をご覧いただけます。

アムールトラの子どもの屋外展示を開始しました(6月15日)

アムールトラの子ども
アムールトラの子ども

 4月8日に生まれたアムールトラの子ども2頭(オスとメス)ですが、現在、体長約50cm、体重約9kgまで成長しました。
 屋外放飼場に出る練習を6月から始めましたが、放飼場の環境にも順調に慣れてきたことから今回、一般公開を開始しました。

 放飼場での2頭の様子は、母親の「ザリア」について歩いたり、子ども同士遊んだり、ひとりで遊んだりと色々な姿を見せてくれています。

6月15日・公開直後の親子の様子(動画)はこちら

 

 展示時間について

展示に関しては、アムールトラ放飼場において「ザリア親子」と「キリル(父親)」を交替で展示する形となります。

また、アムールトラ「のん(高齢のメス)」は、ライオン放飼場でライオンとの交替展示となります。

なお、もうじゅう館では、開園時間帯に展示中の個体情報(名前)を掲示しておりますので、御確認の上、御見学ください。

基本的には当面、毎日以下のスケジュールでの展示予定となります。

アムールトラ放飼場の展示

  • 午前:「キリル(オス)」
  • 午後:「ザリア(メス)と子ども2頭」

ライオン放飼場の展示

  • 午前:アムールトラ「のん(メス)」
  • 午後:ライオン「ライラ(オス)」と「レイラ(メス)」
     

(時間はあくまで目安となります。個体の体調などにより、展示の時間帯が変わる場合があります。また、日によっては各個体の展示時間を入れ替えることもあります。あらかじめ御了承ください。なお、本日のタイムスケジュールでも展示時間を掲載しています。参考にしてください。)

愛称募集について(7月1日~7月10日)※募集は終了しました

7月1日~7月10日の10日間、アムールトラの子の愛称を募集します(来園者の方のみ対象となります。)

詳細はこちらです ※募集は終了しました

トナカイが出産しました

トナカイの子どもと母親
トナカイの子ども(左)と母親の「和香」(右)

 6月1日朝にトナカイ(メス・和香)が1頭出産しました。

 旭山動物園では、トナカイの出産は12年ぶりとなります。

 生まれた子どもは、焦げ茶色をしており、母親の後をついて回りながら元気に過ごしております。また、授乳も確認ができ、順調に生育している様子がうかがえます。

 現在は、ワピチ・トナカイ舎でトナカイの「デナリ(オス)」とワピチの「サチ(メス)」とも同居しています。

 子どもの毛の色は地面の色と同じ色をしていますので、放飼場を隅から隅まで探してみてくださいね。