マヌルネコの「グルーシャ」が仲間入りしました

最終更新日 2018年7月20日

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マヌルネコの「グルーシャ」が仲間入りしました

マヌルネコ
来園したマヌルネコの「グルーシャ」

 7月19日に埼玉こども動物自然公園よりマヌルネコの「グルーシャ」が来園しました

 「グルーシャ」は埼玉こども動物自然公園生まれの1歳(2017年4月20日生まれ)の雄になります。

 旭山動物園でのマヌルネコの飼育ははじめてです。

 「グルーシャ」は到着してすぐに、移動用のケージから寝室に出て、部屋の中を散策する様子がみられました。夕方には寝室の高い台のところで落ち着いた様子でこちらを観察してるようでした。与えた餌は20日の朝には完食しており、糞や尿も確認できています。

 今後は小獣舎の以前ウンピョウを展示していた部屋で展示する予定ですが、「グルーシャ」の様子(食欲の安定や環境への慣れ)を見ながらの展示開始になります。また、マヌルネコは暑さに弱いため、夏の間は屋外展示場と涼しい室内の寝室を出入り自由とする可能性が高いので、来園されても必ず見ることが出来るわけではないことをご理解ください。

 ※マヌルネコはシベリア南部から中国、イラン、アフガニスタン等の高地に生息する小型ネコ科動物で体重は約2.5kgから5kg程度になります。

 ※日本の動物園では5つの園館で14頭が飼育されており(2017年末データ)、旭山動物園が6園館目になります。

 ※今回の導入は繁殖目的ではなく、同種の国内での飼育園館を増やす分散飼育の目的で行っています。将来的に雌を導入して繁殖させる可能性はありますが、今のところ予定はありません。