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ページID:080572
昨年の4月から6月にかけて6頭のサルが生まれました。 旭山動物園では久々のニホンザルの誕生で、若いサルたち(自分より年下のサルを見たことがないサル)にとっては、初の弟・妹の誕生となりました。 一方でお母さんサルたちも久々や初の出産・子育てとなり、育児放棄しないかなど心配な部分がありました。 ニホンザルは群れの中で周りのサルが子育てを手伝います。 旭山動物園の群れも私の不安をよそにほかのサルたちが子育てをちゃんと手伝っていました。雪が解け春を迎えたころ、子ザルたちはお母さんから離れて遊ぶ姿が見られるようになりました。 そして1歳を迎えた今年、なんと新たに5頭の新しい命が誕生しました。 昨年同様、群れの中で協力して子育てが始まりました。 10月になり生後4か月になりましたが、今年の子ザルたちはなんともうお母さんから離れて遊ぶ時間が増えてきました。 今年出産したお母さんザルは昨年群れ全体で子育てをしてくれることを学習したようで、子ザルを安心して離す時間が増えたようです。 1歳・0歳の11頭の子ザルたちが遊んでいる姿をぜひ見に来てください。
昨年生まれたニホンザル
お腹にしがみつく、今年生まれたニホンザルの子ども
さる山・飼料担当:畠山淳
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