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イベント

【開催中】パネル展「海洋プラスチックごみ問題について考える」~わたしたちにできること~

パネル展「海洋プラスチックごみ問題について考える」~わたしたちにできること~

「海洋プラスチック」。一度は皆さん、聞いたことがあると思いますが、どのようなもので、どのような問題があるのか、知っていますか?海洋プラスチックとは、海に流入したプラスチックごみのことを指し、年々増加しており、2050年には海洋中のプラスチック重量が海に住む魚の重量を上回るという予測もあります。ごみとなったプラスチックは、ウミガメや海鳥など多くの海の生き物たちが誤飲、誤食をし、消化機能の障害や栄養状態の悪化を引き起こします。また、太陽光や波により細かく砕かれたマイクロプラスチックは、海洋中を漂ううちに有害化学物質を吸着します。このマイクロプラスチックをプランクトンが食べ、それを小魚が食べ、そしてより大きな魚や海鳥、アザラシなどの海獣が食べるという食物連鎖を通じて有害化学物質が体内に蓄積します。海の恵みを受ける私たちの健康への影響も心配されています。    
そのような現状を知り、私たちに何が出来るのか、地球を守るため何をするべきなのか、一緒に考えてみたいと考えています。
海洋プラ1海洋プラ2
苫小牧港で見つかった様々なプラスチックゴミ
(あざらし館に実物を展示しています)

主催

旭川市旭山動物園

協力

公益財団法人日本野鳥の会

開催場所

やすらぎの森休憩所内(園内)

開催期間

令和6年9月12日(木)から11月3日(日・祝)まで