第71回開催内容
第71回は、市内の17の障害者団体が加盟し、障害者の自立と地位の向上を図ることを目的として活動している「特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会」の皆さんと、これまでの活動状況や今後の課題、市への提言などについて対話、意見交換を行いました。
日時など
日時
平成25年8月20日(火曜日) 午後1時30分から午後2時35分まで
場所
旭川市障害者福祉センター 2階 会議室1(旭川市宮前通東4155番30号)
相手団体
特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会(髙津修理事長)の皆さん
(当日の出席者32人)
出席者
- 旭川市長 西川将人
- 特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会
(出席加盟団体)
旭川アカシア会、旭川肢体不自由児者父母の会、旭川障害者スポーツ協会、
旭川小規模障害福祉事業所連絡協議会、旭川視力障害者福祉協会、旭川身体障害者肢体福祉協会、
一般社団法人旭川身体障害者福祉協会、旭川精神障害者家族連合会、
一般社団法人旭川手をつなぐ育成会、旭川盲人福祉協会、旭川リハビリ友の会、
社団法人旭川ろうあ協会、北海道高機能広汎性発達障害児者親の会(ドンマイの会)、
財団法人北海道難病連旭川支部
対話の内容
- 公共駐車場について
- 施設の管理運営について
- おぴった号の運行について
- 買物公園での障害者支援について
- 特別障害者手当及び福祉灯油について
- 愛育センターの運営などについて
- 高等養護学校の誘致について
- 中学校統合後の校舎の跡利用について
- 公共施設への自動販売機の設置について
- 介護保険住宅改修費等資金貸付事業について
- 精神障害者へのバス運賃の助成について
(出席者の意見と市長のコメントについて、まとめたものを掲載します。)
市長あいさつ
本日は、障害者連絡協議会の皆様、構成団体の皆様方に大勢御参加いただきましてありがとうございます。また、日頃から、おぴったの管理、運営について、皆様方には大変お世話になっておりますことをこの場をお借りして感謝申し上げます。今月10日に開催されました「おぴったまつり」は、毎年、私も顔を出させていただいておりますが、今年もたくさんの方に御来場いただいたということで、素晴らしいイベントであったと思います。本当にお疲れ様でした。
本日の対話集会は、71回目の開催となります。これまでも、それぞれの地域の皆様方や、また、様々な団体の皆様方と開催をさせていただいてきておりまして、対話集会での御意見は、施策への反映など少しでも皆さんの思いにお答えしたいと思います。本日も皆様方から御意見や御提言を頂いたり、また、意見交換をしたいと思っております。昨年が、おぴったの開設10周年でした。思い返せば、このおぴったは、皆様方が建設期成会を立ち上げ、建設に向けて長年にわたり活動を続けてこられた成果と思っておりますし、そして何より、皆様方の手によって運営されているということは先進的なことであり、本当に誇るべきことだと思っております。
本日は、構成団体の皆様も御参加されておりますので、それぞれの立場から御意見などを頂ければと思います。障害などのある方に行政としてもできる限りの支援をしていきたいと考えておりますので、これからも皆様の御協力をお願いしたいと思っております。簡単ではありますが、冒頭のあいさつにさせていただきます。
理事長あいさつ
本日はお忙しい中、このような機会を設けていただき、大変ありがたく思っております。私どもは、おぴったの指定管理者として3年目に入っております。建物も11年経過しておりますので老朽化している部分も少しずつ出てきており、職員の待遇も厳しい中ではありますが、何とか努力して事故のないよう管理をしていきたいと思っております。本日は、障害者連絡協議会とそれぞれ各団体から意見などを申し上げたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
意見交換
1.公共駐車場について
(特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会)
公共駐車場についてですが、無料ということで本当に多くの方々が利用しておりまして、満車という状況も見受けられます。おぴったが建設された当時は、付近に建物もなく駐車場の除雪を含めた管理はおぴったで実施するという経過は伺っております。現在はCoCoDe(ココデ)やサイパルの利用者も公共駐車場を利用しておりますが、施設間の連携があまりありませんので、イベントが重なったときは駐車場の不足を心配しているところです。そして、冬期間は除雪だけでは駐車場が狭くなりますので、どうしても排雪をしなければならないのですが、今の指定管理委託料にはその経費は含まれていません。施設開設当初から見ますと、駐車場が広がっているきている状況でありますが、委託料もなかなか変更されないということで、現状としては管理自体も厳しくなってきており、なんとか考慮してほしいと思います。次に、まだ計画としてあると思いますが、円環広場の一部の砂利の所が公園になるということを聞いております。その場所が公園になりますと駐車場が狭くなりますので、更に管理が難しくなると思います。計画は理解はしておりますが、多くの障害のある方が、ここを運動施設として利用されております。利用者の利便性の観点からも駐車場の確保というのは大事なことだと思いますし、冬期間においても安全性を保っていかなければならないと思いますので、円環広場の計画もあるとは思いますが、駐車場の確保を考えていただきたいと思います。
(市長)
駐車場の管理は今後しっかりと検討していかなければならないと思っています。この地域全体の土地利用は円環広場も含めて、もう少し時間が掛かるかもしれません。駐車場の確保や除排雪については、指定管理委託料の中では難しくなってきているのではないかという認識もありますので、予算など配慮していかなければならないと思っております。
2.施設の管理運営について
(特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会)
この施設が建設されて10年という月日が経っております。開設当初はそれほど壊れるような状況はなかったのですが、やはり10年も経ちますといろいろな所が老朽化しております。この施設も機械化されていますので、その部分が大きく壊れてしまった場合、すぐに修理できるような予算があるのかということも不安に思っています。機械化されているもののうちの一つとしてプールについてですが、当初はどのくらいの方が利用するのかと疑問に思うこともあったのですが、今ではレーンも足りないくらい本当に頻繁に使われております。結果論ですが、障害者の方々がリハビリに使う場所と通常の泳ぐ場所を分けて使えるくらいの広さがあれば良かったと思います。これだけ多くの方が利用していますので、機械の故障で利用を止めるということにはならないと思います。障害のある方が他の施設に行って、同じように利用はできないと思いますので、利用者に不便をかけさせないような管理が必要ではないかと思います。当然、経費の削減も必要なことだとは思いますが、利用されてこそ、この施設の機能が発揮されると思いますので、行政と一体となって管理していきたいと考えております。施設のいろいろな部分で壊れている状況がありますし、多額の費用が必要と思われる修繕箇所もありますので、今後どのようにすべきかが課題であります。基本的に大きな修繕は、行政が行うという協定になっておりますが、小破修繕も積み上げていくと決して少ない金額ではありませんので、この部分についても配慮していただきたいところです。
次に、指定管理者制度そのものにも問題があるのではないかと感じております。やはり市の財政も厳しいということで、全国的に指定管理者制度そのものが予算削減の対象の制度になっております。経済状況などが大きく変動している今日この頃ですが、福島の原子力発電所は大変残念なことに大きな事故になってしまい、それ以降全面的に原子力発電所の稼働を中止するという方向性の中で、電気料金が上がってきているという状況であります。今は、全国的にアベノミクス効果で、経済状況が上向いて、デフレも改善されているという状況ではありますが、逆にそのことによって様々な料金が上がってきております。また、消費税が上がるかどうかということもあり、全国的に物価が上がるというようなことも考えられます。最初に指定管理者の協定を結んだ時と状況が変わってきており、そのような中で今の指定管理者の委託料はぎりぎりの状態ですので、配慮していただきたいと思います。日々の活動は、「おぴったまつり」も含めて、多くのボランティアの協力を得て何とかできております。現実的に長く続けていくために、どのようにしたらいいかということを考えていかなければなりませんので、この部分も配慮していただきたいと思っております。
(市長)
プール等の故障時の対応、又は、補修などの課題についてですが、建物を適正に管理していくためには、日頃の修繕が非常に大切であり、この施設も11年目を迎えておりますので、補修は年々必要になってくると思っております。市の財政も厳しい状況ですので限られた財源の中ではありますが、施設の長寿命化の観点からしっかりと必要な修繕をしていく必要があると思っております。障害者連絡協議会の皆様方が実施する修繕には当然限界があると思いますので、それ以外の部分については、検討していかなければならないと考えております。
指定管理委託料についても、社会状況等の変化を考慮しながら、本日の御意見を参考にさせていただきたいと思っております。
3.おぴった号の運行について
(特定非営利活動法人旭川障害者連絡協議会)
施設を利用される方のために「おぴった号」を運行しております。運行について、平成26年度を目途に再考するということで伺っています。「おぴった号」の運行については、この施設をこの場所に建設するというところから始まっています。正式な文書の取り交わしはないのですが、建設当初は、この周辺にはこの施設しかないような状況でして、公共の交通機関も今ほど通っているような状況ではありませんでした。我々の団体は、施設の建設は交通の便の良いまちの中にということを要望しておりました。しかしながら、それは難しいということで、行政がここに来る障害のある方の足を確保する方法として「おぴった号」を運行するということで、ここの場所に建てることを了解してほしいという経過があったように聞いております。このことからも、我々としてもこの施設があると同時に「おぴった号」もあるというように理解しております。また、今年の総会の時にも、会員の方から厳しい予算の中でバスが運行できるのかという質問がありました。我々としましては、本当に必要な方のために今後も継続していきたいということを、総会の中で返答をさせていただきました。ただそのためには、行政のバックアップも必要だと思っております。この辺の交通事情も様変わりし、中心部への路線がかなり確保されたようですが、まだ十分ではありません。この付近で死亡交通事故も発生しており、安全上のことを考えると「おぴった号」の運行は欠かせないものと考えておりますので、今後も継続していただきたいと切に願っております。
(市長)
「おぴった号」の運行についてですが、当初、平成26年度を目途にということですが、この周辺も開発が進みましてバス路線もいろいろと変わってきておりますので、しっかり調査をして「おぴった号」を利用されている方の利便性をどう確保していくかということも考えながら、総合的に判断をしていかなければいけないと思っております。
4.買物公園での障害者支援について
(旭川アカシア会)
買物公園で車椅子の方がタクシーを利用する時に、乗降する場所がないということです。障害のある人たちが中心部に行きやすいようにすることも大事なことですので、何か良い方法を考えていただければと思います。
次に、ロードヒーティングが設置されている所と設置されていない所には段差が相当できてしまいます。30センチメートルくらいの段差になりますので危険ですし、介助者がいない場合に通行人に援助を求められないこともありますので、改善していただきたいと思います。
(市長)
タクシーの乗降場所、また、ロードヒーティングの課題等は非常に重要なことと認識しております。ユニバーサルデザインのまちを目指して、取り組んでいかなければいけないと思っておりますので、今後もいろいろな御意見を頂ければと思っております。
5.特別障害者手当及び福祉灯油について
(旭川アカシア会)
特別障害者手当の支給額が年々下がってきており、重い障害のある人たちの生活を圧迫しているということがあります。これは、特別手当だけではなく、生活保護費も3年間で10パーセント減額するという通知がきたということを知人からも聞きました。そして今、物価スライド制で物価が下がっていくとしたら、年金、生活保護費、それから特別手当が下がるのもやむを得ないなと思うのですが、灯油も高くなってきて、この冬をどうしようかと悩んでいる人もいます。挙げ句は消費税もとなると、特別手当などの減額は障害のある方たちにとって死活問題になります。
次に、旭川は雪が多くて寒いので、灯油を使わなければなりません。以前は福祉灯油という制度があり助かっていたのですが、制度を利用するためには、わざわざ福祉事務所までハイヤーで行かなければならないという方がおりまして、そういう場合は、灯油代を支給してもらっても交通費で相殺されてしまうという切実な意見も聞いております。一見まちづくりとは関係がないように思われるかもしれませんが、皆が健康で文化的な生活をできてこそ、まちづくりだと思いますので、是非考えていただければと思います。
(市長)
特別障害者手当についてですが、これは全国一律の制度でありまして、国が4分の3、市が4分の1の負担ということで実施している制度です。物価も上がってきている中、生活に対して負担感が増えてきておりますので、国に対してもこのような御意見を伝えていかなければいけないと思います。
福祉灯油についても、平成19年度及び平成20年度に灯油の価格が急激に値上がりしたということで、本市でも福祉灯油制度を実施した経過はあります。今はその当時よりは灯油価格が少しは下がっているとはいえ高止まり状態でありますし、この先も石油が安くなっていくという状況が見えていない中、市民の皆さんも冬場の燃料費について困っていると思っております。今年の冬の状況や他の自治体の状況も参考にして、福祉灯油の制度の導入の可否について判断をしていきたいと考えております。
6.愛育センターの運営などについて
(旭川肢体不自由児者父母の会)
私ども会員には、1歳から40代までの子供たちがおります。春光の愛育センターに肢体不自由のお子さんが通うわかくさ学園、知的障害のあるお子さんが通うみどり学園、知的障害のある方が通うくるみ学園がありますけれども、今後、くるみ学園が春光台にあるつつじ学園と合併するということを聞きまして、その跡地を市はどのように活用するのかと疑問に思っています。要望は、学園の教員の増員、また、くるみ学園の跡地に特別支援保育を行う保育園の設置です。現在は特別支援保育を行う保育園が少ないために、通いたくても通えなくて待機となっている障害のあるお子さんもいます。また、わかくさ学園には親子で一緒に通いますので、就学前の兄弟姉妹がいる場合は、別の保育園に預けなければなりません。旭川市も待機児童が多いのですが、障害のある子たちの兄弟が入園する際、優遇を考えていただきたいと思います。
次に、障害のある子の親の中には働きたいと思う方もおります。生活のため、スキルアップ、社会とのつながりなど数時間でも働きたいと思うこともあります。保育園に預ける条件が、週に5日以上、1日4時間以上の就労となっておりますので、その規定の改正を望みます。
次に、わかくさ学園は親子が一緒に通うことになっており、親や家族、親族の体調が悪いときには通園ができなくなってしまいますので、第三者の付添いが認められたらありがたいという、若いお母さん方の声も上がっております。肢体不自由児者父母の会は現在、重度の心身障害のある子たちが多くおります。その子たちを預けられるのは北海道療育園が中心となっており、1日の定員数が6人ですので、預けたいときに預けられないという現状があります。定員数を増やしてもらえるよう、市からもお力添えを頂ければと思います。
(市長)
くるみ学園の跡利用、教員の増員、特別支援保育園の増設など貴重な御意見ありがとうございます。くるみ学園については、いろいろと検討しているところですが、後ほど部長からも説明させていただきます。教員の増員も厳しい状況ではありますが、サービスが低下することのないように必要な人員を確保していかなければならないと思っております。また、市内の保育園に特別支援を必要とする子供たちの受入人数を増やしてほしいということをお願いしてきております。そのためには人員の配置が必要ですし、それに対する人件費の補助も必要になりますので、これからも問題意識を持っていかなければいけないと思っております。北海道療育園の件についても御意見として受け止めさせていただきます。
(福祉保険部長)
つつじ学園は、今年の4月に北海道療育園に移譲しまして、北海道療育園が今後2年掛けて施設整備をしていく中で、くるみ学園の機能を持ち合わせた施設を設置していく計画ということを承知しています。
7.高等養護学校の誘致について
(北海道高機能広汎性発達障害児者親の会(ドンマイの会))
今回の高等養護学校誘致の件は、大変残念な結果となりましたが、要望書を教育委員会に提出しており、是非、期成会会長の市長を含め、高等養護学校の設置を実現してほしいと思います。旭川で勉強したいというお子さんは多くいますし、家族も是非旭川に設置してほしいという方が多いと思います。また、卒業後の就労の場を旭川、又は旭川近郊と考えている保護者も多いと思いますので、是非お願いします。
(市長)
高等養護学校の誘致については、本当に皆様方にたくさんの応援を頂きありがとうございます。当初、平成26年の春に旭川に開設するという目標で進めてきましたが、残念な結果になってしまい、私も申し訳ない気持ちです。現在は、平成28年度の開設に向けて北海道教育委員会に要望をしており、引き続き皆様のお力添えを頂きたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
8.中学校統合後の校舎の跡利用について
(財団法人北海道難病連旭川支部)
市では3中学校の統合を進めておりますが、統合後の北都中学校の跡利用をどのように考えているのでしょうか。もし計画がないのであれば、私どもの難病連を含め、旭川市内の小規模事業所の作業所に、是非貸していただけないかと思います。
(市長)
3校の統合に伴いまして、北都中学校は閉校になる予定です。御承知のように、北都中学校も非常に古い校舎ですので、補修等をしなければ活用することができない状況だと思っております。今後の跡利用は教育委員会で検討していくことになりますが、本日の御意見を教育委員会に伝えていきます。
9.公共施設への自動販売機の設置について
(一般社団法人旭川身体障害者福祉協会)
身体障害者福祉協会の補助金が削減されることは仕方ないと思いますが、以前からお願いしていたことがありまして、それは、市の施設に自動販売機を設置する際は、福祉団体にスペースを提供してほしいということです。そのようなお願いをしていたのですが、現在は大手の企業が参入しており、我々福祉団体は非常に困っている状況ですので、もう少し配慮してほしいと思います。
10.介護保険住宅改修費等資金貸付事業について
(一般社団法人旭川身体障害者福祉協会)
身体障害者福祉協会では、ゆいまーるで介護用品の店、住宅改修、それから福祉用具のレンタル事業を実施しております。そのうち住宅改修についてですが、旭川市の場合は改修費を全額、企業に一旦納めなければならないということになっています。札幌市の場合は改修費の1割を企業に支払い、残金は市から企業に支払うという方式です。旭川市も札幌市と同じようにしていただけないかと思います。住宅の改修をしたくても、お金がなくてできないという話も聞いておりますので、よろしくお願いします。
11.精神障害者へのバス運賃の助成について
(旭川精神障害者家族連合会)
精神障害者のバス運賃の割引についてですが、昨年7月に国土交通省の約款が改定されて、バス事業者の裁量ですが、精神障害のある方も割引の対象に加えるということになりました。旭川でも平成13年に有志で結成された精神障害者のバス運賃割引を求める実行委員会があるのですが、旭川精神障害者家族連合会もそこに参加して運動を展開してきました。既に市が3,000円の助成をしていますが、通院や作業所へ通うとなると少ない状況です。精神障害がある場合、なかなか決まった収入もない上、通院とか通所をしますと交通費が必要ですので、割引制度は切実な問題です。実行委員会でも、バス事業者に申し入れをしておりますが、門前払いという事業者もあります。道内47社のうち17社は既に実現しています。バス事業者も経営環境が厳しいということもあると思いますので、市が行政指導や財政的な助成もしながら、バス運賃割引の実現に向けて努力をしていただきたいと思います。
(市長)
国からも方針が出ており、行政からもお願いしておりますが、残念ながら御要望に添える状況には至っておりません。バス事業者には引き続きお願いをしていきたいと思います。厳しい財政の中ではありますが、皆様の声を受け止め、検討させていただきたいと思います。
市長お礼のあいさつ
本日は、大変お忙しい中、貴重な御意見を聞かせていただきまして、本当にありがとうございます。このような機会を今後も是非持たせていただきたいと思います。本日は、大勢の皆様にお集まりいただきましたが、今後も市に皆様の思いをお寄せいただければと思います。皆様方には施設の運営を含めまして、地域の皆様や障害のある方々が地域で安心して、また、笑顔で暮らしていくことができるように、今後ともお力添えを頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。