第95回開催内容

情報発信元 広報広聴課

最終更新日 2017年3月10日

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第91回まちづくり対話集会の様子

第95回は、「子どもの成長を支える環境づくり」をテーマとして、「男性の家事・育児推進事業「遊びながらパパ力アップ講座」の受講者」の皆さんと意見交換を行いました。

日時など

日時

平成28年12月10日(土曜日) 午前11時40分から午後0時19分まで

場所

カムイの杜公園 体験学習館(森のふしぎ館)
(旭川市神居町富沢)

出席者

  • 旭川市長 西川将人
  • 男性の家事・育児推進事業「遊びながらパパ力アップ講座」受講者(出席者6人)

対話の内容

市長あいさつ

意見交換

市長お礼のあいさつ

市長あいさつ

市長あいさつ

皆様、講座の後でお疲れのところ、まちづくり対話集会に御参加いただき、ありがとうございます。「遊びながらパパ力アップ講座」では、子育てについていろいろと勉強されていると聞いています。私も子供が小さい頃はわくわくエッグにも来ていました。御参加いただいている皆様の職場や家庭の環境も違うと思いますが、本日はそれぞれの立場からお話を聞かせていただき、今後の事業の参考にさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

意見交換

受講者

私は子供が3人いますが、高校生と中学生の子が下の子の面倒をみてくれるのでとても助かっています。

市長

年上の子が面倒をみてくれると助かりますね。祖父母が近所に住んでいる場合もそうですが、気軽に子守りを頼める人がいるといないでは、子育ての環境がかなり違うと思います。

受講者

今年2人目の子が生まれたのですが、産前に妻が1か月半ほど入院しました。仕事をしながらでしたので、両親の助けも借りながら、病院に行ったり、上の子供の面倒をみたりととても大変でした。そのようなときに助けてもらえる仕組みがあればよいと思いました。
一時保育の利用も考えましたが、断られることも多く、かなり前に予約しなければならない場合もあります。子供が遊ぶ場所については、旭川は充実していると思います。

市長

最近は、子供と一緒に居られる病院もあるようです。ただ、夕方や夜にはお父さんが連れて帰りますので、その後は大変だと思います。市でも、お金は掛かりますが、登録制で少しの間面倒をみてもらえるサービスを実施しています。一時預かりについては、引き続き充実させていきたいと思っています。

受講者

旭川は、もりもりパークを始め木育に関する施設が充実していて、父親としても有難いですし、そのような施設がもっと増えるといいと思います。岩見沢市の同様の施設では、大人は100円掛かるのですが、施設の設備等はとても充実していました。施設が更に充実するのであれば、もりもりパークも有料化してもいいと思います。

市長

施設の充実のためにはそれなりの経費が必要です。現在は無料ですが、ワンコインであれば高くないかもしれませんし、今後も施設の運営方法はいろいろと検討していかなければならないと考えています。参考にさせていただきます。

受講者

石狩川河川敷の公園の噴水の辺りでよく子供と遊んでいます。夏に台風の被害がありましたが、現在はどのような状況なのでしょうか。

市長

新橋の辺りは、来年また使用できるように現在復旧工事をしています。旭西橋の辺りは、野球少年団がよく利用しているグラウンドが毎年のように浸水していますので、復旧は難しいかもしれないです。代替の場所をどこかに整備する必要もあると思っています。

受講者

もりもりパークは、中心部にありますので使いやすいと思いますが、提携している駐車場が混んでいたり、駐車場から子供を2人連れて6階まで上がるのが大変で、2人目の子が生まれてからはあまり利用していません。冬期間は室内で遊ぶところが少ないため利用者が増えますので、子供同士がぶつかったりしないか不安もあります。面白くて使いやすい施設ですので、郊外にも同じような施設が増えれば、利用者も分散されるのでよいと思います。

市長

平日でも保育所や幼稚園に通っている子供が利用する場合は混みますし、週末も混むことが多いと思います。施設運営の参考にさせていただきます。

受講者

妻の父母が近くに住んでいまして、何かあった場合は面倒をみてくれるので助かっていますが、この先、子育て環境が充実していない場所へ転勤するかもしれないので不安です。

市長

祖父母が近くにいると、昔の話を聞かせてくれたりして、子供の成長にも良いと思います。一緒に引っ越すことができればよいのですが、なかなか難しいですね。

受講者

意見交換1

私は子供が1人いまして、2人目、3人目について具体的なことは考えていませんが、第2子、第3子に関わる保育料、医療費、妊婦健診など、どのような助成があるのか知りたいです。

市長

ほとんどの保育所や幼稚園では、1人目の子よりも2人目、3人目の子の方が負担が少なく入所できます。

子育て支援部長

その他に児童手当などがあります。多子世帯に対する支援は、国も力を入れていますので、おそらくこれからも拡充されると思います。医療費や妊婦健診については1人目と同じ内容です。

受講者

2人目の子が生まれて1年間の育児休業中なのですが、保育園の申込みをしても入れなかったので、育児休業を延長し、来年度の入園として申込みをするところです。1人目の子は4月生まれでちょうど1年間の育児休業で4月に入園できました。2人目の子も1人目と同じ保育園に通わせたいと思っています。
子供の誕生月によって保育園に入りづらいこともあり、上の子がその保育園に通っていても希望する時期から通えない場合もあります。職場で私よりも1か月早く出産した人は、結局は別の地域の保育園に入園させて、仕事に復帰しています。上の子が通っていれば2人目の子も入園できるような保証があれば、安心して育児休業を取得できますし、安心して仕事もできると思います。

市長

保育園への入園、育児休業、職場復帰などはタイミングがありますので、不安もあると思います。今後の検討の参考にさせていただきます。

受講者

子供と遊べる場所は、わくわくエッグや忠和体育館など充実していると思います。私も妻も旭川育ちですので、旭川で子供を育てていきたいと思っていますし、これからも子育てに関わるいろいろな行事に参加していきたいと思っています。今日の講座でも写真の撮り方を勉強さてもらい大変参考になりました。
2人目の子が9か月になりましたが、妻が看護師で、勤務先が提携している保育園に子供を預けることができるので、仕事に復帰しています。医療機関は看護師の確保のためにそのような部分が充実しています。
子供が風邪をひいたりすると、お父さんではなく、どうしてもお母さんということが多いのですが、お父さんが子供をみる環境、仕事を休みやすい環境も必要だと思います。

市長

男性で育児休業を取得する方もまだまだ少ないですし、何かあったときに休みづらい雰囲気も中にはあると思いますので、女性に負担が掛かることもあると思います。市でも男女共同社会の実現に向けて、少しずつ変えていかなければならないと思っています。

受講者

今回の「遊びながらパパ力アップ講座」は、子供と触れ合う機会ができてとても良かったです。お父さん同士が出会う場としても貴重ですし、私の周りにも参加したいという方もいましたので、今回で終わらせずに今後も続けてほしいと思います。

受講者

私も同じ意見で、受講して良かったと思っています。できれば毎月でも実施していただきたいと思います。講座の第1回では弁当作りがテーマで、最初は不安でしたが、講座で学んだことを生かして毎週家でおにぎりを作っています。家族にも評判が良いです。

市長

皆様に喜んでいただき、本当にうれしく思います。お父さんが作る料理は普段と違ってお子さんもわくわくすると思います。

受講者

意見交換2

ママ友はよく聞きますが、パパ友は皆さんいますでしょうか。ママ友の場合は、病院が一緒だったり、イベントで知り会ったりして、そこから始まっていくと思いますが、子育てをしているお父さんは、愚痴を言う場がなかったり、職場の会合にも行けなかったりして実は孤独です。このようなイベントを企画していただくことも有難いのですが、市で登録制のお父さんのサークルのような、愚痴を言ったり、習いごとや体験をする場だったり、人のつながりを作れるような取組があるといいと思います。仕事を持ちながら育児サークルを立ち上げることは難しいので、その受け皿を市が作って、そこにお父さん方が登録して、必要に応じて参加できるような仕組みがあればいいと思います。

市長

確かに父親同士のネットワークはないかもしれません。中心になるような方がいるとよいのですが、働いているとサークルを立ち上げるのも難しいかもしれません。

子育て支援部長

現在、育児サークルは20数箇所ありまして、父親の育児サークルが去年までは一つありましたが、代表の方が辞めてしまって現在はありません。市が育児サークルを立ち上げることはしていませんが、育児サークルに対して会場費の助成などをしています。5人以上で登録ができ、登録後は、市でもパンフレットなどでPRしていますので、気の合う方同士で作られてみてはいかがでしょうか。

子育て人材バンクのボランティア

子ども総合相談センターができましたが、立派な施設なのに、広報が十分ではないと思います。
それと、子供が自由に遊べるプレイルームがありますが、火曜日、土曜日、日曜日が休みになっています。日曜日にしか休めないお父さんもいますので、人手が足りない場合はボランティアを上手に活用するなどして、せめて日曜日だけでも開放してほしいです。

市長

施設運営の参考にさせていただきます。

市長お礼のあいさつ

本日は、貴重なお話を聞かせていただきありがとうございました。父親の立場、母親の立場、そしてボランティアを実践している立場からも御意見を頂き、大変参考になりました。市としても、頂いた御意見を受け止めていろいろと検討させていただきます。
お子さんが小さいうちは何かと忙しいと思いますが、皆様も体調を崩さないよう気を付けて子育てを頑張ってください。本日はどうもありがとうございました。

お問い合わせ先

旭川市総合政策部広報広聴課広聴係

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電話番号: 0166-25-9100
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