市長定例記者会見(令和3年5月31日)

情報発信元 旭川市

最終更新日 2021年5月31日

ページID 073292

印刷

市長と市政記者会との懇談会(市長定例記者会見)

開催概要

日時:令和3年5月31日(水曜日)午後4時30分~午後5時30分
場所:第1委員会室
カメラ:6台

記者:20名

内容

発表資料

動画

旭川市長定例記者会見動画

発表内容 

令和3年度新型コロナウイルス感染症に関する第2次追加対策について

皆様、お忙しい中お集まりいただき、誠にありがとうございます。

先ほど、第48回本部会議におきまして、新型コロナウイルス感染症に関する第2次追加対策を取りまとめましたので、皆さんにご報告させていただきます。

お手元の資料、「令和3年度 新型コロナウイルス感染症に関する第2次追加対策」をご覧ください。
まず、資料に記載の事業費でありますが、基本的に「億千万円単位」の概数となっております。

はじめに、現状でありますが、北海道を含む9都道府県に対する緊急事態宣言が、6月20日まで延長されました。
それに伴い、『北海道における緊急事態措置』の期間も延長され、旭川市は、引き続き、強い対策が必要とされる特定措置区域となりまして、北海道からの、市民の皆様に対する『外出』、『飲食』の場面での要請や、飲食店等に対する休業や営業時間の短縮要請が、6月20日まで継続されることとなりました。
本市におきましても、市有施設を休館するなど、市民の皆様のご協力をいただきながら、対策を講じているところでありますが、1週間の10万人当たりの新規感染者数が、5月31日現在、59人と、依然、北海道の警戒ステージ5の25人を超えており、感染拡大を抑え込めるまでに至っておりません。

この度の対策につきましては、こうした本市の現状を踏まえまして、感染拡大防止の徹底を図るとともに、市民生活への支援のほか、休業要請等の延長に伴う協力支援金の追加や、さんろく街を中心に、特に影響が大きい飲食店等に対し、緊急事態宣言解除後の回復期を見据えた支援などを盛り込んだところであります。
予算規模につきましては、事業費ベースで、30億6千万円、一般財源ベースで、2千万円となります。
地方創生臨時交付金の対象事業となる項目には、黒い印で交付金の「交」という印、国や道の補助金を活用した対策には、丸い白抜きの印で「国」「道」という印を付しております。

対策の内容につきましては、まず、左側の「医療・保健対策」でありますが、(1)医療・検査体制の確保といたしまして、PCR検査の委託や検査試薬の購入、濃厚接触者等の搬送、
保健所の相談業務等に要する経費を追加するほか、発熱外来体制の9月30日までの延長、さらに、自宅待機者等に自宅療養セットを配付する経費として、合わせて、1億1千万円を計上しております。

また、(2)福祉施設における感染リスクの軽減といたしまして、高齢者施設において、アクリル板越しに家族と面会できる面会室などの整備や、障害者施設におけるICTの導入のほか、施設間での応援体制を確保するための職員研修への支援に、合わせて、3億4千万円を計上しております。
(3)修学旅行の延期に伴う保護者の負担軽減では、緊急事態宣言を受け、小中学校における修学旅行の延期によって生じたキャンセル料への支援に2千万円を計上しております。

次に、真ん中の下段「市民生活対策」では、(1)感染拡大の防止といたしまして、子ども食堂等の衛生対策への支援を9月30日まで延長する経費に、2百万円を計上し、財源として、新型コロナウイルス感染症対策基金を充当することとしております。

また、補正予算は伴いませんが、市民文化会館などの収容人数制限に伴う施設使用料の減額を8月31日まで延長いたします。

(2)寿バスカード利用者の自己負担分の無償化では、高齢者のワクチン接種のための移動を支援するため、自己負担分を無償化する期間を9月30日まで延長することとし、6千万円を計上しております。

(3)不安を抱える女性に対する相談支援といたしましては、コロナ禍にあって、社会から孤立したり、支援が必要にも関わらず届いていない女性に対し、訪問相談等により、専門機関につなげるサポートなどを行う経費として、1千万円を計上しております。

次に、右側の「経済対策」でありますが、まず、生活者の視点から、補正予算は伴いませんが、民健康保険事業特別会計において、傷病手当金の支給対象期間を9月30日まで延長いたします。
 なお、後期高齢者医療保険におきましても、後期高齢者医療広域連合から同様に傷病手当金が支給されることとなっております。

また、事業者の視点からは、(2)さんろくエリアを中心とした観光社交飲食業への支援といたしまして、市内中心部のイベント等が中止になっていることを踏まえ、デジタルツールを活用し、利用者の分散を図りながら、スタンプラリーを実施する実行委員会への補助金として、2千万円を計上しております。

最後に、(3)飲食店等への休業又は営業時間短縮等の要請に伴う支援金の支給でありますが、6月1日から6月20日まで休業要請等が継続することに伴う協力支援金の追加といたしまして、25億円を計上しております。
以上が、第2次追加対策の内容であります。

今回の追加対策は、市民や事業者の皆様が自粛や我慢を強いられている中での対策ですので、スピードと丁寧さを持って対応してまいります。
また、今後におきましても、「市民の命」と「地域経済」を守り抜くため、事態の状況に応じ、また、市民や事業者の皆様の状況を踏まえながら、速やかに追加対策を講じてまいりたいと考えております。

新型コロナウイルス感染症病床の増床と宿泊療養施設の設置による療養体制の拡充について 

市立旭川病院においては、感染症指定医療機関として、市内基幹病院の中で最多の新型コロナウイルス感染症病床35床を、昨年11月から6階西病棟で稼働してまいりました。

現在、市内では連日二桁の感染者が発生している中、市立旭川病院の病床稼働率は80%程度の高稼働となっているほか、入院中の中等症の患者さんが重症化する症例が発生しております。

こうした状況から、6月1日より2病棟目の新型コロナウイルス感染症病床となる、4階西病棟で35床を増床し、そのうち2床を重症者病床とすることといたしました。

ただし、病棟スタッフは限られることから、重症者病床が稼働している場合は15床程度の稼働とし、重症者が見込まれない場合は30床程度稼働するなど、臨機応変に対応してまいります。

増床に当たりましては、院内で看護師等を確保する必要があるため、現在、一般病棟として稼働している4階西病棟及び7階東病棟の2病棟を休止させていただくこととなります。 

そのため、昨年12月に行った外来診療をお控えいただくお願いを改めて実施し、入院診療は現在の稼働率70%程度を50%程度とするほか、手術は緊急の場合を除き、一部予定を延期させていただくことも想定されます。なお、救急医療については影響が出ない、又は影響が最小限となるよう努めてまいります。 

市立旭川病院を利用していただいている患者様におかれましてはご不便をおかけいたしますが、市内の感染状況を踏まえ、市立旭川病院が公立病院として市民の皆様をコロナからお守りしていくための対応でありますので、患者様、そして市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

また、市立旭川病院の病床確保の他にも、5月24日には旭川医療センターにおいて、コロナ専用病床を20床から28床に8床増床したのに加え、旭川厚生病院において、これまで重症者用2床を含む6床の運用でありましたが、6月1日から重症者用2床を含む30床の運用となり、市内におけるコロナ専用病床について大幅な増床が図られることとなりました。

さらには、北海道に対して設置の要請をしておりました宿泊療養施設につきましても、これまでは90室の運用を行ってまいりましたが、6月3日から2棟目の設置・運用により110室が加わり、道北地域全体で200室となり、入院病床も含めて、市内の療養体制の拡充・充実が図られることとなり、これにより自宅待機者が減少することを期待しております。

新型コロナワクチン接種について

新型コロナワクチン接種についてお知らせいたします。

高齢者へのワクチン接種につきましては、かかりつけ医などの接種医療機関、コールセンター、インターネットで、今月13日から受付を開始し、24日から接種が始まりました。

この間、予約に関する問合せが集中し、電話がつながりにくく、また受付開始後すぐに予約数に達し、受付を終了するなど、市民の皆様に不安やご迷惑をおかけし、大変申し訳なく思っています。

こうした状況を踏まえ、接種体制の更なる強化と、予約受付スケジュールの見直しを行いました。

まず、75歳以上の方の予約枠を拡大し、明日6月1日から7日までの1週間、集中的に予約を受け付けます。接種は7月、8月の土日の集団接種枠など、約1万件程度用意することとしておりますが、状況によっては更なる枠の拡大を図ってまいります。

6月8日からは65歳以上の方の予約が始まることになり、更に混み合うことが予想されますので、75歳以上の方で、まだ予約が済んでいない方は、ぜひこの機会に予約をしていただきたいと思います。

次に、予約方法についてです。コールセンターの回線がつながりにくくなっている間に、インターネットでの予約で埋まってしまうということが起きているようですので、コールセンターとインターネットの予約枠を分けて受け付けることとし、コールセンターでの予約枠を十分に用意いたします。

また、インターネットでの入力作業がわからないという方のために、市内ドコモショップ様のご協力のもと、ドコモショップのスマホ教室で、予約の取り方についてサポートしていただくことになりました。携帯電話のキャリアを問わず対応していただけるとのことです。資料として、市内ドコモショップの一覧を添付しております。来店は予約制になっておりますので、お電話の上、来店していただきますようお願いいたします。

最後に、かかりつけ医での接種についてです。現在、協力いただける接種医療機関が120ほどに拡大しているほか、接種人数の拡充や休日接種を開始いただけるところも増えてきておりますので、かかりつけ医での接種を希望される方は、恐れ入りますが、かかりつけ医に直接お問い合わせいただきますようお願いいたします。

このほか、集団接種会場の平日開設や、市民委員会などのご協力も得ながら、町内会等の単位での団体接種につきましても準備を進めております。準備が整い次第、本市ホームページや町内会の回覧等でお知らせをいたします。

6月中には、65歳以上の方全員分のワクチンが供給される見込みとなっております。接種を希望される皆様に、一日も早くワクチンを接種していただけるよう、接種体制の充実強化を図ってまいります。

令和2年度観光入込客数等について

令和2年度の本市の観光入込客数等について、まとまりましたのでご報告します。
私からは発表項目4点以上です。

はじめに、観光入込客数は、前年度比較で33.5%、337万9千人減の170万300人となりました。
次に宿泊延数ですが、前年度比較で44.5%、50万2千600泊減の40万3千200泊となりました。
続いて外国人宿泊延数ですが、前年度比較で0.6%、23万9千991泊減の1千353泊となりました。
次に、これらの数値について、月別の内訳を表で掲載しております。

最後に令和2年度における特徴についてでございます。
4月から5月にかけて発令された国の緊急事態宣言による外出や往来の自粛要請の影響で、5月は観光入込客数及び宿泊延数ともに前年度比9割以上の減少となりましたが、その後、国のGoToトラベルや北海道のどうみん割といった宿泊支援事業や、飲食おもてなし事業など市独自の事業により、宿泊延数は9月、10月ともに前年度比約8割と、回復の兆しが見え始めておりました。
しかし、11月以降、大規模クラスターの発生など市内で感染症が拡大したほか、GoToトラベルや市の宿泊応援事業の停止などにより、1月の宿泊延べ数は前年度比7割以上の減少となり、最終的に前年度比5割以上の減少となりました。
なお、外国人宿泊延べ数についても、海外渡航の制限により、同じく過去最大の減少幅となっております。
現在緊急事態宣言が発令されており、宿泊業をはじめ観光関連産業につきましては厳しい状況が続くものと認識しております。
市といたしましても、引き続き市内宿泊関係団体や観光コンベンション協会などとも協議し、感染症の収束の状況なども見据えながら、現在一時停止している宿泊応援事業の再開などにより、事業者を支援し、観光需要の回復に向けた取組を行ってまいります。

質疑応答(発表項目)

 北海道新聞

 第2次追加対策について、国や道の枠組みでやっている事業もあると思うが、旭川市独自でやるものや初めてやるものがあれば教えてください。

市長

補助金として国・道の活用しているものも含めて、今回旭川市として初めてやる試みについてお話したい。

医療検査体制の確保ということで、PCR検査体制の確保の中で検体採取所における車両誘導の委託料については、これまで市の職員が直接やっていたが、今回民間の事業者に委託していくという取組に変え、市の職員がその分コロナの別の部分の仕事に取り組むことができるようになりました。

移動困難者の搬送手段の確保について、陽性患者の搬送の委託料や濃厚接触者の搬送の委託料。

こちらも今まで市の職員がやっていたが、市内のタクシー会社に委託して行うことになった。

自宅療養セットの配布。

市内で百数十人の方が自宅待機していますが、食料品や生活用品が入ったもの、10日間分ぐらいで1人当たり5万円分ぐらいのものをお渡しする事業であり、これも初めての事業になります。

また、高齢者施設における対策への財政支援ということで、施設間での職員応援体制を確保するための研修と障害福祉サービス事業所等でも施設間での職員応援体制を確保するための研修という同じ項目があります。

これらについても交付金の活用になりますが、旭川市としては初めての取組になります。

万が一、今後、高齢者施設や障害者施設でクラスター等が発生したときに、例えば職員の応援体制や連絡体制、協力体制を円滑にできるように研修を新たに行っていこうという取組になっております。

不安を抱える女性に対する相談支援。これも国のお金ですが、市としては初めての取組になります。

さんろくエリアを中心とした観光社交飲食業への支援という交付金を活用した事業も今回初めての取組です。

今までさんろく街のイベントで、例えば大人数を集めて1日で何軒かまわるスタンプラリーを毎年やっていましたが、今年は人が集まらない状況を作りながらさんろく街を支援したいということで、これまで1日で行っていたイベントを、二か月間いつでもできるイベントになっております。

具体的にはタクシーチケットや地場産品が付く三千円のプレミアム付前売り券を購入していただき、それを使って市内の飲食店をまわっていただいて、スタンプを集めて商品券や地場産品が当たる企画になっております。

さんろくを応援したいけどお店をまわるのは心配だという方には、前売り券を購入していただいて具体的にこのお店を応援したいと券に書いていただければ、そのお店にお金が入るようなクラウド支援という形で実際にお店をまわらなくても支援できます。

スタンプラリーとクラウド支援の二本立ての事業になっています。

北海道新聞

今回の補正予算で大部分を占める飲食店の支援金ですが、今日までが期限のものと新しく1日から20日までの支援金と別々になっていますが、一番飲食店の方が知りたがっているのはいつから支給を受け付けて、いつから支給されるのか、それぞれの期限ごとに教えてください。

市長

5月16日から5月31日まで協力していただいた方については、6月1日から受付を開始します。

6~8月の三か月程度の申請期間を設けますが、申請していただいたところについては極力早く支給できるように作業を進めます。

大体一ヶ月以内ぐらいで支給を完了できるのではないかと考えています。

6月1日から6月20日までに要請に応じていただいた方には、6月21日から受付を開始し、同じように一定期間受付期間を設けながら、速やかに支給できる様な形にしていきたいと考えております。

6月21日からとなると、この予算自体を第2回定例会に提案することになりますが、閉会日がまだいつになるかわからないことから、6月21日からすぐに支給することができるように議会には先議でこの部分だけ対応していただきたい旨相談することを考えております。

北海道新聞

ワクチンの接種の完了時期について、国では7月中の完了を要請しているが、旭川市では現段階でいつ頃終えられそうなのか。

市長

当初は接種率が対象者の半分程度と想定していたが、現在様子を見ているともっと多くの方が接種するだろうということで、対象者の8割の方が接種するであろうという計画で接種体制を組んでおります。

当初、8月末までに65歳以上の方の接種を終える予定でいましたが、なるべく早くということで政府から7月末までと言われているため、極力それに近づけるように集団接種会場の接種増や医療機関からの協力要請などを一つずつ積み上げています。

まだ7月末までという状況にはなっていないが、なるべく早く終えることができるよう接種体制を強化していきます。

北海道新聞

7月末を目標と捉えていいですか。

市長

目標としていますが、まだそこまでに終えるという積み上げはできていません。

TVH

6月1日から6月7日まで集中して75歳以上の方の予約を受けるという話ですが、今までと同じコールセンターの番号ですか。

市長

はい。

コールセンターとホームページの両方で受付けします。

TVH

回線は増やさないのですか。

市長

6月1日から6月7日まで、75歳以上でまだ予約の取れていない方は、旭川市に集団接種についてご連絡くださいということを皆様に周知をお願いしたい。

電話回線は当初20あったのを27に増やしており、6月中旬には30まで増える予定ですが、明日の時点ではまだ27回線です。

1週間電話をかけていただく期間があるので、もし明日電話してつながらなくても明後日つながれば予約可能です。

TVH

1万件用意しているということだが、1万件に達したら締め切るのですか。

市長

75歳以上の人口と現在の予約数、それ以上の予約があればさらに予約幅を増やしたいと考えています。

TVH

6月7日までは土日も受け付けるのですか。

市長

土日も受け付けます。

6月8日から65歳以上の方の予約が始まります。

朝日新聞

集団接種の予約ということだが、受けられるのは7月とか8月ですか。

市長

空いている枠に順次入れていくので時期については先になる場合もあるが、必ず受けられるため、まずは75歳以上の方を優先的に予約を入れさせていただきたい。

朝日新聞

平日の集団接種が始まると、8月に予約していた人が6月に変更できるのか。

市長

予約の変更となると混乱が生じるため、今回入っている予約で受けていただきたい。

日々接種枠を色々な形で増やしているので、場合によっては予約のタイミングの遅い人が早くに接種するという状況が生まれます。

朝日新聞

市立旭川病院の病床の(コロナ以外の)稼働率が7割から5割に下がると、今まで入院治療しようとしていた人達が入院を延期せざるを得ないというような影響が出てくるのでしょうか。

市長

その方達の症状に応じて医師が判断していくことになるが、今まで手術・入院等に当たっていたスタッフがコロナ病床に割かれるため、その分の医療スタッフがいなくなり、急を要さない手術等については延期をせざるを得ない又は外来についても影響が出てくることになる。

必要な手術については他の病院と連携しながらやる場合も出てくるだろうと思う。

あさひかわ新聞

市民委員会と町内会に対する集団接種の依頼ですが、高齢者が個々に予約しなくていいということで、けっこう評判がいいようだが、現段階でどれぐらい決まっているのか。

市長

400団体程度。

4~5千名が町内会等で接種を受けたいということで名前が挙がってきていると聞いています。

具体的に予約を入れていく作業はこれからになるので、順次、各町内会等と相談しながら日程を組んでいきたいと思います。

町内会で申し込みをしようとしている75歳以上の方の中で、明日からの予約に切り替えたいという方もいると思うが、それはそのように対応していきたいと思います。

あさひかわ新聞

バスなどの提供は市からになりますか。

市長

そうです。

町内を回って接種会場までお送りする体制を作ります。

あさひかわ新聞

女性に対する相談支援は委託料ですか。

市長

そうです。

NHK

宿泊療養施設を去年の11月頃から求めていたと思うが、今回ようやく道が増やすことについて受け止めを聞かせてください。

市長

新たに110室増えて200室になりました。

今後、自宅待機者が減ると予想されるのでよかったと思います。

NHK

道の発表では市と共同で運用していくとあるが、市としてはどのように関わっていくのですか。

市長

管理職を含め2名がホテルにいて、様々な運営を道と一緒にやっていく。

NHK

スタッフとしてですか。

市長

そうです。

スタッフについては市がホテルに派遣し、看護士・医療スタッフは道が派遣します。

宿泊療養施設の誘導は、引き続きコートホテル含めて2館とも道でやっていただく。

 質疑応答(発表項目以外)

北海道新聞

雪の美術館・優佳良織工芸館の民間への譲渡あるいはどのような選択肢をお考えなのか教えてください。

市長

関心を持っている事業者と協議をしているが、破産管財人の財団の資金もなくなってきており、残されている時間はそう長くない。

それまでに任意売却先が決まらなければ、公売や競売という形での財産の処分あるいは債権を回収していくステップに移っていくと思うが最後まで努力をしていきたい。

北海道新聞

管財人からはいつが期限だと言われている。

市長

数ヶ月はあると思うが、そう長くはないと思います。

北海道新聞

交渉相手は以前から言われている相手と変わらない。

市長

変わらないです。

北海道新聞

旭川市内で予定されているオリンピックの聖火リレーが、まだ決定ではないが中止あるいは縮小という流れのようです。

そのことについてのお考えと、併せて東京オリンピックそのものが感染拡大している中で止めるべきではという意見が全国の世論調査での多数を占めています。

そのことについてのお考えをお願いします。

市長

聖火リレーについては、緊急事態宣言の状況下で北海道全体において大きくやり方を変えるということで、基本的に公道での走行がなくなるということですから、旭川市内で予定されていたものについては全て中止になるであろうと思います。

まだ正式には発表されていませんが、報道と知事の発表ではそうなっているので、私達としても正式な発表を受けてしっかり対応していきたいと思います。

オリンピックの開催の可否については賛否両論あるかと思います。

今の状況で開催するかどうかの判断は難しいと思いますが、いずれにしても開催するのであれば感染防止対策を徹底した上で開催しなければならないし、しないという判断をすれば別の意味で大変大きな影響がありますから、どのような判断をしていくのか、政府かIOCかわからないが、しっかり状況を分析しながら判断していただきたいと思います。

北海道新聞

政府かIOCかわからないが判断してほしいと市長が仰ったように、責任が非常に曖昧で見えないというところがあると思うのですが、ご自身が今の国政に代わって無責任な体制じゃなくて、しっかり判断できる政治をやってみたいと、そういうお考えはいかがですか。

市長

私は市長として仕事をさせていただいているので、市長として発言しました。

国会ではそれぞれの党派あるいは国会議員それぞれの持論で論戦がされてますので、そういうことも参考にしながら最終的にどこかでしっかりと判断していただきたいと思います。

関連ファイル

関連記事