こんにちは水道局です(第50号)

情報発信元 水道局総務課

最終更新日 2018年3月15日

ページID 062747

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おかげさまで発行第50号を迎えました

水道局広報紙「こんにちは水道局です」は、平成11年11月に第1号を発行して以来、このたび第50号を迎えました。この間、本格的な維持・管理の時代を迎え、一方では人口減少などにより料金収入の増加が見込めないなど、水道・下水道事業を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。

このような中、今後も安全でおいしい水や快適な生活環境の提供を継続していくため、両事業の現状を皆さまに知っていただき、興味を持っていただけるような情報をお届けしていきますので、これからも「こんにちは水道局です」をご愛読ください。

施設見学バスツアーin石狩川浄水場・春光台配水場・下水処理センター

水道局では、7月26日(水曜日)と10月1日(日曜日)に施設見学バスツアーを実施し、水道水が蛇口に届くまでの浄水の仕組みや、使った水をきれいにして自然に戻すまでの下水処理の仕組みを目で見て体験していただきました。

このツアーは、普段なかなか見ることのできない水道局の施設を見学することにより、身近で暮らしに欠かすことのできない水道・下水道についての理解を深めていただくことを目的として実施しています。

ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

お問い合わせ

お問い合わせは、総務課 電話24-3160へどうぞ。

平成28年度の水道事業の決算がまとまりました

水道事業の決算について、収入の柱である水道料金は前年度と比べて、約8千万円減少しました。一方、支出については、借入金の利息の軽減に努めながら古くなった水道管の取替や浄水場などの整備を行いました。

水道水をお届けするための収入と支出(収益的収支)

収入の合計額は57億円(前年度決算から2億5千万円の減)です。このうち水道料金収入が48億1千万円(8千万円の減)、その他が8億9千万円(1億7千万円の減)となっています。

支出の合計額は51億9千万円(増減なし)です。このうち借入金の利息が5億6千万円(6千万円の減)、減価償却費・資産減耗費が29億1千万円(2千万円の増)、維持管理費などが17億2千万円(4千万円の増)となっています。

純利益は5億1千万円(2億5千万円の減)となっています。

カンタ君「収益的収支は黒字なの?」

水道ぼうや「約5億円の純利益で、黒字だよ。でも、人口減少などで水道料金が減っているから、前年度より純利益も減っているんだ。」

水道施設を整備するための収入と支出(資本的収支)

収入の合計額は13億8千万円(2億5千万円の増)です。このうち借入金が13億5千万円(2億4千万円の増)、その他が3千万円(1千万円の増)となっています。

支出の合計額は45億7千万円(3億5千万円の増)です。このうち借入金の返済が23億8千万円(1億円の増)、施設整備費が21億9千万円(2億5千万円の増)となっています。

なお、資本的収支の不足額は、水道料金や自己資金などで補っています。

カンタ君「資本的収支は赤字なんだね。結局、決算はどう見たらいいのかな~。」

水道ぼうや「それはね、水道事業を運営するための自己資金がいくら残っているかを見ればいいんだよ。決算では約21億円資金があるよ。資金残高の推移は下の表を見てね。」

平成28年度に実施した主な事業

・水道管の更新 11億638万9千円

皆さまに安全に水道水をお届けするため、また、作った水道水を無駄にしないために、古くなって壊れやすくなった水道管を、地震に強い水道管に取り替えました。

・浄水場の整備 2億9,565万9千円

石狩川浄水場の浄水機械操作や場内監視を行う設備などを更新しました。

資金残高はほぼ前年度並みの残高を維持しました

資金残高の推移は、平成24年度19億円、平成25年度19億円、平成26年度20億円、平成27年度22億円、平成28年度21億円となっています。

カンタ君「前年度と比べると資金残高が減っているね。今後も減っていくのかな?」

水道ぼうや「前年度より約5千万円減ったんだよ。収入の柱である水道料金が減っているし、安全・安心な水道水を届けるためには、老朽化した施設を更新するため、たくさんの費用が必要だから、資金残高は減っていくと見込んでいるよ。」

カンタ君「これからも、より効率的な経営に努めながら水道事業を運営していかなければならないんだね。」

借入金残高は約325億円に減少しました

借入金残高の推移は、平成24年度376億円、平成25年度360億円、平成26年度347億円、平成27年度336億円、平成28年度325億円となっています。

カンタ君「借入金の残高は減ってきているね。」

水道ぼうや「前年度より約11億円減ったんだよ。今後も古くなった水道管の取替や施設の更新に備えるため、借入金の残高を減らすように努力しているんだよ。」

平成28年度の下水道事業の決算がまとまりました

下水道事業の決算について、収入の柱である下水道使用料は前年度と比べて、約2千万円減少しました。一方、支出については、計画的な施設整備に努め、下水道管や処理場などの整備を行いました。

下水を処理するための収入と支出(収益的収支)

収入の合計額は90億3千万円(前年度決算から1億2千万円の減)です。このうち下水道使用料が56億2千万円(2千万円の減)、その他が34億1千万円(1億円の減)となっています。

支出の合計額は83億6千万円(2億5千万円の減)です。このうち借入金の利息が7億8千万円(9千万円の減)、減価償却費・資産減耗費が48億8千万円(2億1千万円の減)、維持管理費などが27億円(5千万円の増)となっています。

純利益は6億7千万円(1億3千万円の増)となっています。

水道ぼうや「収益的収支は黒字だね。」

カンタ君「6億7千万円の純利益で、黒字だよ。人口減少などで下水道使用料が減ったけど、借入金の利息が減って、支出が抑えられたから黒字になったよ。」

下水道施設を整備するための収入と支出(資本的収支)

収入の合計額は25億4千万円(2億9千万円の減)です。このうち借入金が18億円(1億9千万円の減)、補助金が7億1千万円(1億1千万円の減)、その他が3千万円(1千万円の増)となっています。

支出の合計額は52億8千万円(1億2千万円の減)です。このうち借入金の返済が41億2千万円(5千万円の増)、施設整備費が11億6千万円(1億7千万円の減)となっています。

なお、資本的収支の不足額は、下水道使用料や自己資金などで補っています。

水道ぼうや「資本的収支は赤字だね。経営は大丈夫?」

カンタ君「左にある収益的収支の黒字分や自己資金で補ったので大丈夫だよ。資金残高の推移は下の表を見てね。」

平成28年度に実施した主な事業

・下水道管の整備 3億5,993万9千円

皆さまの家庭から出た生活排水を下水処理センターまで送る「汚水管」と雨水を川に流す「雨水管」を整備しました。

・下水処理場・ポンプ場の整備 5億5,434万2千円

下水処理センターに送られてきた生活排水を処理する設備などを更新しました。

資金残高は約15億円に増加しました

資金残高の推移は、平成24年度3億円、平成25年度3億円、平成26年度5億円、平成27年度10億円、平成28年度15億円となっています。

水道ぼうや「前年度と比べると資金残高が増えているね。今後も増えていくのかな?」

カンタ君「資金残高は平成26年度から増え続け、平成28年度はさらに約5億円増えたよ。だけど、下水道使用料は減っていくだろうし、施設整備の費用もたくさんかかるから、これからの資金残高は減っていくと見込んでいるよ。」

借入金残高は約404億円に減少しました

借入金残高の推移は、平成24年度497億円、平成25年度471億円、平成26年度448億円、平成27年度428億円、平成28年度404億円となっています。

水道ぼうや「借入金の残高は減ってきているね。」

カンタ君「前年度より約24億円減ったんだよ。借入金の返済が経営の負担になっているから、計画的に施設を更新することで、借入金の残高を減らすよう努力しているんだよ。」

詳しくは旭川市水道局ホームページをご覧ください。

お問い合わせ

お問い合わせは、経営企画課 電話24-3170へどうぞ。

貯水槽水道の定期的な清掃と水質検査を行いましょう!

ビル・マンション等の建物で、水道局から供給される水をいったん受水槽に受けたのち利用者に給水する施設については、「貯水槽水道」と水道法で定義されており、貯水槽水道の管理責任は設置者(建物の所有者等)にあります。

受水槽の有効容量が10立方メートルを超える「簡易専用水道」の設置者は、管理状況の検査受検が義務付けられています。

受水槽の有効容量が10立方メートル以下の「小規模貯水槽水道」の設置者に対しても、管理責任が求められています。定期的な清掃と水質検査を行いましょう。

水槽の清掃と水質検査

水道は1年以内に1回、専門業者に依頼するなど、定期的に清掃し、色・濁り・臭い・残留塩素測定などを行いましょう。

水槽の管理

蛇口から給水し、濁りなどの異常があったときは、必要な水質検査を行い、安全確認をしてください。

施設の点検

受水槽室や受水槽設備(マンホールのふた等)の施錠や亀裂の有無、防虫網の設置など水槽の状態や周囲の状況の点検を行いましょう。

お問い合わせ

お問い合わせは、サービス課 電話24-3165へどうぞ。

給水装置の工事を行う際には

給水装置工事は国家資格を有した技術者がいる、給水工事指定店でなければ工事はできません。

無資格の業者が工事を行うと、重大な事故につながる恐れがあります。他都市では、水道本管に異物等が流入し付近住民に健康被害を及ぼす事故が発生しており、工事を行った(依頼した)人が責任を問われる場合もあります。

このような事故を防止するためにも、給水工事(軽微な変更を含む)を行う際には、給水工事指定店をご利用いただくようお願いいたします。

お問い合わせ

お問い合わせは、サービス課 電話24-3165へどうぞ。

下水道事業受益者負担金の対象等について

公共下水道が整備された地域は、衛生的で快適な生活環境になり、土地の利用も促進され、その価値も増加します。こうした土地の所有者は、快適な生活環境や資産価値の増加という利益を受けますので、その利益をもたらした下水道整備の費用の一部をご負担いただくのが下水道事業受益者負担金です。

受益者負担金を納めていただく方を「受益者」といいます。「受益者」となる方は、公共下水道が整備され、受益者負担金を負担していただく区域(賦課対象区域)として公告された区域内の土地の所有者です。空き地や駐車場、公共用地なども負担金の対象となります。また、下水道利用の有無にかかわらず、受益者負担金はかかります。

受益者負担金の額は、土地1平方メートルあたりの単位負担金額に、対象土地の面積を乗じて得た額となります。受益者負担金は、国の指導により「下水道建設のための総事業費の3分の1から5分の1が適当」とされ、本市ではこの5分の1を採用して、昭和57年の第2負担区の設定時に算出した単位負担額370円/平方メートルを、その後の負担区の設定時にも据え置きしてご負担いただいております。

・負担金額計算例 対象の土地面積が230平方メートルの場合 230平方メートル×370円=85,100円

受益者負担金は、税金と異なり1度だけご負担いただくものです。

納入は、5年間で10回に分割して(各年6月と12月)納めていただきます。

下水道事業受益者負担金は、快適な生活環境を創る公共下水道の整備を推進するための貴重な財源です。納入につきまして、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

お問い合わせ

お問い合わせは、料金課 電話24-3125へどうぞ。

以上、旭川市水道局からのお知らせでした。

この広報に関するご意見、ご感想を旭川市水道局総務課までお寄せください。

電話 24-3160、FAX 25-9500、

E-mailアドレス  suido_info@city.asahikawa.hokkaido.jpへどうぞ。

また、

水道局ホームページhttp://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/kurashi/440/441/index.html

水道局フェイスブックhttps://www.facebook.com/suido.asahikawa

水道局ツイッターhttps://twitter.com/suido_asahikawa

もご利用ください。

お問い合わせ先

旭川市水道局上下水道部総務課

〒070-8541 旭川市上常盤町1丁目
電話番号: 0166-24-3160
ファクス番号: 0166-25-9500
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午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)