こんにちは水道局です(第47号)

情報発信元 水道局総務課

最終更新日 2016年11月15日

ページID 058489

印刷

下水道は私たちの暮らしを守っています!

下水道の役割とは?

下水道は地中に埋まっていて普段は目にすることや注目されることの少ない施設ですが、24時間休みなく働き続け、私たちの安全で快適な暮らしを守っています。

  • 台所や水洗トイレなどからの汚れた水を汚水管で流すことで、臭気、害虫の発生及び伝染病を防ぎ、衛生的で快適な暮らしを守っています。
  • 汚れた水を汚水管で流し、下水処理場できれいにしてから川に戻すことで、川や海の水質をきれいに保ち、限りある貴重な水資源など自然環境を守っています。
  • 雨水を雨水管で川に流すことで水害を防ぎ、大雨から街を守っています。
  • 下水処理場では、きれいにした水を機械の冷却水や融雪などに、また、下水汚泥処理の過程で発生する消化ガス(バイオガス)を、施設内の暖房、発電、汚泥焼却の燃料にしているなど下水資源を利用しています。
  • 下水道施設は老朽化が進んでおり、耐用年数の50年を超える下水道管は年々増加しています。水道局では長寿命化計画による更新・更生・修繕等を進めています。

汚水と雨水は分けて処理しています

本市の下水道は、基本的に分流式という方式を採っているため、汚れた水は汚水管で流して下水処理場に集め、きれいにしてから川に戻しています。また、雨水は雨水管でそのまま川に流しています。

したがって、誤って汚水管に雨水を流すと下水処理場での汚水処理に支障が生じたり、大雨のときに汚水が逆流する要因になったりすることがあります。また、雨水管に汚れた水を流すと、川や海が汚れる要因になってしまいますので注意が必要です。

大雨のときには

街に降った雨は、通常は川に設置された排水樋門や樋管等から川に排水されます。しかし、大雨で川の水が増え、排水樋門の排水口より川の水の方が高くなると、街に川の水が逆流してしまいます。そこで、こうした場合は排水樋門を閉じて川の水が逆流しないようにします。ところが、排水樋門を閉じると、今度は街に降った雨を川に排水することができなくなり、街に雨水がたまってしまいます。こうしたとき、水道局などでは関係機関や企業などと連携・協力し、排水ポンプを使って街にたまった雨水を川に排除するなどの対応を取っています。

大雨の下水道への影響

大雨のときには、大量の雨水が下水道管に流れ込み、満杯となって流れづらくなることがあります。こうしたときには、できるだけ水の使用を控えていただくなど、ご理解とご協力をお願いします。

お問い合わせ

お問い合わせは、下水道管などに関することは、下水道施設課、電話24-3168。下水処理に関することは、下水処理センター、電話62-3554へどうぞ。

施設見学バスツアーin忠別川浄水場・下水処理センター

水道局では、夏休み期間中の7月31日(日曜日)に「水道局施設見学バスツアー」を実施し、小学生とその保護者の皆さんに忠別川浄水場と下水処理センターの2か所を見学していただきました。

当日は、川の水から水道水ができる様子や、家庭などで使ったあとの汚れた水をきれいにする様子を見学しました。また、忠別川浄水場では水道水の中に塩素が入っているかを調べる実験をしたり、下水処理センターでは下水汚泥処理の際に生じるバイオガスを燃やした熱を利用している温室で収穫したバナナを皆さんにお配りしました。参加した皆さん、ありがとうございました。

お問い合わせ

お問い合わせは、総務課、電話24-3160へどうぞ。

水道局の平成27年度決算がまとまりました

水道事業会計の決算についてです。水道事業会計は、水道水をつくりお届けするための収入と支出である収益的収支と、水道施設をつくるための収入と支出である資本的収支の2本立てになっています。

はじめに、収益的収支です。
収入の合計額は、63億5千万円、このうち水道料金収入が52億7千万円、負担金・補助金が5億5千万円、長期前受金戻入が3億8千万円、その他が1億5千万円となっています。
給水人口の推移は、平成23年度32万7千321人、平成24年度32万6千845人、平成25年度32万6千341人、平成26年度32万5千278人、平成27年度32万3千896人です。
水道料金の推移は、平成23年度50億円、平成24年度49億8千万円、平成25年度49億6千万円、平成26年度49億3千万円、平成27年度49億円です。なお、水道料金は税抜き額です。
支出の合計額は54億6千万円、このうち維持管理費などが19億5千万円、減価償却費・資産減耗費が28億9千万円、借入金の利息が6億2千万円となっています。
収入から支出を差引した額は、8億9千万円の黒字です。
次に、資本的収支です。
収入の合計額は、11億3千万円、このうち借入金が11億1千万円、その他が2千万円となっています。
支出の合計額は、42億2千万円、このうち施設整備費が19億4千万円、借入金の返済が22億8千万円となっています。
収入から支出を差引した額は、30億9千万円の赤字です。
なお、資本的収支の収支不足額は、減価償却費などの内部留保資金で補っています。
企業債(借入金)残高の推移は、平成23年度394億円、平成24年度376億1千万円、平成25年度360億3千万円、平成26年度347億2千万円、平成27年度335億5千万円です。
次に下水道事業会計の決算についてです。下水道事業会計は、下水を処理するための収入と支出である収益的収支と、下水道施設をつくるための収入と支出である資本的収支の2本立てになっています。

はじめに収益的収支です。

収入の合計額は、95億9千万円、このうち下水道使用料が60億7千万円、負担金・補助金が7億8千万円、長期前受金戻入が24億8千万円、その他が2億6千万円となっています。

下水道処理区域内人口の推移は、平成23年度33万8千319人、平成24年度33万7千453人、平成25年度33万6千80人、平成26年度33万4千493人、平成27年度33万2千665人です。

下水道使用料の推移は、平成23年度59億6千万円、平成24年度57億円、平成25年度57億円、平成26年度56億6千万円、平成27年度56億4千万円です。なお、下水道料金は税抜き額です。

支出の合計額は、90億2千万円、このうち維持管理費などが30億6千万円、減価償却費・資産減耗費が50億9千万円、借入金の利息が8億7千万円となっています。

収入から支出を差引した額は、5億7千万円の黒字です。

次に資本的収支です。

収入の合計額は、28億3千万円、このうち借入金が19億9千万円、補助金が8億2千万円、その他が2千万円です。

支出の合計額は、54億円、このうち施設整備費が13億3千万円、借入金の返済が40億7千万円となっています。

収入から支出を差引した額は、25億7千万円の赤字です。

なお、資本的収支の不足額は、減価償却費などの内部留保資金で補っています。

企業債(借入金)残高の推移は、平成23年度527億円、平成24年度496億8千万円、平成25年度471億円、平成26年度448億3千万円、平成27年度427億5千万円です。

水道事業、下水道事業とも、収入の柱である水道料金と下水道使用料が人口減少等のため増収が見込めない中、経費節減の取組を続けた結果、黒字となりました。

今後も経営の健全化に努めながら、安心・安全なサービスを提供していきます。

お問い合わせ

お問い合わせは、経営企画課、電話24-3170へどうぞ。

旭川市の水道料金・下水道使用料

水道料金と下水道使用料とは?

水道料金は、原水である川の水を浄水し、水道水として使用者に供給するための費用としてご負担いただいています。また、下水道使用料は、使用者が使った後の汚れた水をきれいにするための費用として、下水道を使用している皆さまにご負担いただいています。

毎日の生活や都市活動に欠かせないライフラインである水道・下水道を、今後も使い続けられるようにしていくためには、使えるものは長く使うようにしながらも、老朽化した水道・下水道施設の計画的・効率的な更新や長寿命化などを図っていく必要があります。水道料金や下水道使用料は、老朽化した施設の更新等にかかる費用の財源になっています。

旭川市の水道料金と下水道使用料のしくみは?

水道料金・下水道使用料は、基本料金と超過料金の合計額からなっています。2か月あたり16立方メートルまでの使用水量は基本料金の範囲内となり、それを超える使用水量には超過料金がかかるしくみです。水道メーターの検針と料金の請求は、委託料や郵送料などの経費を節減するために2か月に1回行っています。

家事用と家事用以外で料金体系が違います

本市では用途別の料金体系を採っているため、料金には家事用(一般家庭用)と家事用以外(業務用など一般家庭用以外)の区分があります。家事用でご利用の場合、超過料金の単価は一律ですが、家事用以外の場合は、使用した水の量によって単価が異なります。

2か月分の消費税抜きの水道料金及び下水道使用料

区分が家事用の場合、

使用した水の量が0から16立方メートルまでは、水道料金は基本料金の2,040円、下水道使用料は基本使用料の2,192円になります。

また、17立方メートル以上では、水道料金は基本料金に16立方メートルを超えた分の水量に1立方メートルあたりの超過料金の単価143円を乗じて得た額を加えた額、下水道使用料は基本使用料に16立方メートルを超えた分の水量に1立方メートルあたりの超過使用料の単価156円を乗じて得た額を加えた額になります。

区分が家事用以外の場合、

使用した水の量が0から16立方メートルまでは、水道料金は基本料金の2,040円、下水道使用料は基本使用料の2,192円になります。

また、17立方メートル以上では、水道料金は基本料金に16立方メートルを超えた分の水量に、使用した水の量に応じた1立方メートルあたりの超過料金の単価を乗じて得た額を加えた額、下水道使用料は基本使用料に16立方メートルを超えた分の水量に、使用した水の量に応じた1立方メートルあたりの超過使用料の単価を乗じて得た額を加えた額になります。

使用した水の量に応じた1立方メートルあたりの超過料金又は超過使用料の単価は、

17から40立方メートルまでは、水道料金143円、下水道使用料156円、

41から100立方メートルまでは、水道料金179円、下水道使用料183円、

101から400立方メートルまでは、水道料金215円、下水道使用料251円、

401立方メートル以上は、水道料金226円、下水道使用料275円です。

消費税抜きの水道料金及び下水道使用料の金額は、水道料金は平成4年度から、下水道使用料は平成13年度から現在まで同じ額となっています。

料金又は使用料は、基本料金又は基本使用料と超過料金又は超過使用料との合計に100分の108を乗じて得た額(1円未満の端数は切り捨て)になります。なお、水道料金と下水道使用料とは、それぞれ別に計算します。

平成28年8月1日現在で消費税込みの水道料金と下水道使用料の道内10市の状況

次の金額は、一般家庭用で1か月あたり20立方メートルを使用した場合です。また、水道料金は、口径別の料金体系を採用している都市は口径20ミリメートルの場合を示しています。

水道料金は、旭川市2,954円、札幌市3,585円、函館市2,354円、小樽市3,369円、室蘭市2,651円、釧路市3,225円、帯広市4,654円、苫小牧市2,624円、北見市3,946円、江別市3,531円です。

下水道使用料は、旭川市3,205円、札幌市1,371円、函館市2,959円、小樽市2,700円、室蘭市3,596円、釧路市4,421円、帯広市2,916円、苫小牧市2,252円、北見市3,554円、江別市2,300円です。

水道料金と下水道使用料の合計は、旭川市6,159円、札幌市4,956円、函館市5,313円、小樽市6,069円、室蘭市6,247円、釧路市7,646円、帯広市7,570円、苫小牧市4,876円、北見市7,500円、江別市5,831円です。

上下水道料金クレジットカード払いの対象を拡大します

平成29年2月より、クレジットカード払いの対象を拡大します。

現在は、用途が「家事用」で、1回の検針分の上下水道料金の合計金額が「10万円以下」の料金を対象としていますが、変更後は、用途を問わず、1回の検針分の上下水道料金の合計金額が「20万円以下」の料金をクレジットカード払いの対象にします。

詳しいお知らせは広報誌「あさひばし」1月号に掲載する予定ですのでご覧ください。

なお、クレジットカードでのお支払いは、パソコン・スマートフォン等から、「ヤフー・公金支払い」のホームページでお申込みいただけます。

パソコン等をお持ちでないお客さまは、水道局料金課の窓口にお申込み専用のパソコンをご用意しております。詳しくはお問い合わせください。

  • ヤフー・公金支払いのURLは、http://koukin.yahoo.co.jp/
  • ご利用可能なクレジットカードは、マスターカード、ビザ、ジェイシービー、ダイナースクラブ、アメリカンエクスプレス、ヤフー、ユーシー、セゾンカード、ティーエスキュービック、です。

お問い合わせ

お問い合わせは、料金課、電話24-3125。クレジットカード払いについては、お客様センター、電話24-3164へどうぞ。

冬の備え忘れずに

寒さが一段と厳しい12月から2月にかけては、水道管の凍結が多くなります。水道管が凍結すると、水が使えなくなるだけではなく、修理代など思わぬ出費にもつながります。本格的な冬が来る前に、蛇口や水抜き栓などの給水装置の点検を行い、冬に備えましょう。

ちょっとした気配りが凍結を防ぎます

  • 外出するときだけではなく、日中でも寒さが厳しいとき、長期間使用していない空き家などは、水抜き栓でしっかりと水を落としましょう。水抜き栓の操作が不十分だと水が抜けず、水道管凍結や破裂の原因になります。
  • 床下の換気口を閉めて、冷たい風を防いでください。

凍結してしまったら・・・

水道管の凍結は、多くが床下部分で起こっています。軽い凍結のときは、次の作業を行ってください。

  1. 立ち上がり管の床上部分のキャップを上げる。
  2. 立ち上がり管に沿ってぬるま湯を少しずつゆっくりとかける。(破裂する恐れがあるため、熱湯は使用しないでください。)

それでも水が出ないときは、お近くの給水工事指定店へ修理を依頼してください。

 水洗トイレも凍結にご注意を!

トイレ内が寒く、水が凍る心配があるときは、次の手順で水を落としてください。

  1. ロータンクに水が入っている通常の状態にする。
  2. 水抜き栓を操作して完全に「止」にする。
  3. ロータンクのハンドルを全開にして、タンク内の水を抜き空にする。

水洗トイレの凍結を防ぐために

  • トイレにたまっている水は、臭いやガスを止めるはたらきがあります。凍結が心配なときは、不凍液を入れてください。
  • トイレ内が-10度以下になるときは、トラップヒーター付き便器でも凍結することがあるため、暖房器具が必要です。

お問い合わせ

給水装置に関するお問い合わせは、サービス課、電話24-3165へどうぞ。

マンホール上のくぼみにご注意を!

積雪時にマンホールの上だけ雪が解け、くぼみができている雪道を通ったことがありませんか。

温かい排水が下水道の熱となり、マンホール上の雪を解かしてしまうため、くぼみができてしまいます。雪道の通行には、くぼみの段差に十分ご注意ください。

お問い合わせ

お問い合わせは、下水道施設課、電話24-3168へどうぞ。

水路に雪を捨てないでください

水路に雪を捨てると、下流で雪が水路を詰まらせてしまい、水があふれ家屋などが浸水するおそれがあります。水路への雪捨てはしないようにしてください。

また、水路の防護柵を取り外して雪を捨てることは大変危険ですので、絶対に行わないでください。事故を防ぐため、みなさまのご理解とご協力をお願いします。

お問い合わせ

お問い合わせは、下水道施設課、電話24-3168へどうぞ。

以上、旭川市水道局からのお知らせでした。
この広報に関するご意見、ご感想を旭川市水道局総務課までお寄せください。

お問い合わせ先

旭川市水道局上下水道部総務課

〒070-8541 旭川市上常盤町1丁目
電話番号: 0166-24-3160
ファクス番号: 0166-25-9500
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)