こんにちは水道局です(第46号)

情報発信元 水道局総務課

最終更新日 2016年8月15日

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災害等の危機事態に備えて

大規模な断水が発生したときは・・・

本市で災害等により大規模な断水が発生した場合、水道局では事故対策本部を設置し、必要な対策を取ることになっています。断水の地域には臨時給水所を開設し、給水タンク車等による応急給水を実施します。臨時給水所の場所などは、報道機関に報道を依頼するほか、広報車、ホームページ、ツイッター、フェイスブックなどでお知らせします。

応急給水の際は、水道局でも可能な限り給水袋などを用意して配布しますが、数に限りがあるため、できるだけ水を入れる容器をご持参くださいますようご協力をお願いします。

大規模災害などに備えて

大規模災害などの際は、本市だけでは十分な対応が難しい場合も考えられます。そうした場合に備えて、水道局と関係団体・企業等との間で危機発生時の応援協定を締結しています。これにより、必要に応じて関係団体・企業等や道内外の市町村等からも応急給水・復旧活動等への応援が受けられるようになっています。

事故想定訓練等の実施

水道局では、毎年事故想定訓練等を実施しているほか、市の防災訓練や関係団体の訓練にも参加しています。

飲料水を備蓄しておきましょう!

災害等に備えて、各ご家庭で1人1日3リットル、3日間分程度の飲料水を備蓄しておきましょう。

汲み置きの方法などは、水道局フェイスブック平成28年5月10日投稿ページをご覧ください。

お問い合わせ

お問い合わせは、総務課、電話24-3160へどうぞ。

施設見学バスツアー参加者募集!

わたしたちの生活になくてはならない水道水ができる過程や下水処理の様子を見学して、水に対する理解を深めてみませんか。

主催

旭川市水道局

参加費

無料

とき

平成28年8月21日(日曜日)

集合・解散場所

市役所総合庁舎正面駐車場(旭川市6条通9丁目)

日程・見学場所

12時30分、集合・受付

12時40分、出発

13時10分、忠別川浄水場見学

14時20分、忠別川浄水場出発

15時00分、下水処理センター見学

16時05分、講座

16時30分、下水処理センター出発

17時00分、市役所総合庁舎前到着・解散

対象

旭川市在住で満20歳以上の方

募集人数

40名(先着順で定員に達し次第締め切らせていただきます。)

持ち物

上靴、雨具

申込方法

電話による申込み(申込みは4名まで。他の方法による申込みは受け付けできません。)

申込期間

平成28年7月25日(月曜日)から平成28年8月12日(金曜日)

(受付は平日9時~17時まで)

(8月12日(金曜日)を過ぎても募集人数に達していない場合は、申込期間を延長します。)

注意事項

以下の注意事項をご承知おきの上、お申込みください。

  • 見学する施設は見学を前提とした設計ではないため、バリアフリーではありません。
  • 雨天の場合も実施しますが、施設の運転に影響を及ぼす可能性がある大雨などの悪天候の場合は中止することがあります。
  • 実施の様子は写真等の撮影を行い、ホームページ等に掲載されることがあります。
  • 実施にあたって、水道局で保険に加入しますが、自己の責任による事故があった場合は、水道局はその責めを負いません。
  • 下水処理センターの見学時には下水特有の臭気があります。気になる場合はマスクをご持参ください。

お申込み・お問い合わせ

お申込み・お問い合わせは、総務課、電話24-3160へどうぞ。

安全・安心・おいしい旭川市の水道水

水質を厳しくチェックしています

平成26年度に本市で実施した「水道・下水道アンケート」によると、水道局から提供してほしい情報として「水源・水質のこと」を挙げた方が最も多く、ご回答いただいた方のうち56.1%となっています。

水道は、毎日の生活や都市活動に欠かせないライフラインです。水道局では安全で良質な水道水を供給し続けるために、水質検査計画を作成し、水源である河川の上流部から市内の蛇口まで、様々な項目を検査し水質を厳しくチェックしています。また、老朽化した水道施設の計画的な更新を進めています。

水源と主な水道施設等

本市の水道水の水源は、大雪山連峰を源とした石狩川と忠別川の水です。川の上流に化学物質などを扱う工場もなく、どちらの川もとてもきれいなため、おいしい水道水ができると言えます。

川から取水した原水を、きれいで安心して飲むことができる水道水へと処理する重要な施設が浄水場です。本市には石狩川浄水場と忠別川浄水場があり、いずれも浄水方法に「急速ろ過方式」を採用しています。この方式は、主に、取水→凝集(凝集剤の働きにより、水中の小さな浮遊物を沈みやすい固まり(フロック)にする)→沈殿(フロックを沈めて取り除く)→ろ過(砂の層で小さな浮遊物や細菌を取り除く)→塩素消毒、の工程により水をきれいにするものです。

浄水場でつくられた水道水は、ポンプで各配水場に送られ、一時的に貯められた後、水道(配水)管を通して各ご家庭などへ配られています。

なお、浄水場・配水施設等は、昭和40年代に整備を行ってきた施設が多数あり、将来、集中的に更新時期を迎えることが課題となっています。

石狩川浄水場の給水区域は、中央・西・大成・新旭川・永山・北星・春光・東鷹栖地区全域と、神居・神楽・東・東旭川地区の一部です。

忠別川浄水場の給水区域は、西神楽地区全域と、神居・神楽・東・東旭川地区の一部及び東神楽町の一部です。

石狩川浄水場の水は鷹栖町に、忠別川浄水場の水は東神楽町の一部にも送られています。

水道水は安全・安心!!

本市の水道水の水質検査は、水道法で定められている蛇口での毎日検査と水質基準項目検査に加え、原水・浄水についても水質基準項目検査を行っています。また、検査を行うことが望ましいとされている水質管理目標設定項目やクリプトスポリジウム指標菌検査などについても、検査地点や検査頻度を考慮して行っています。さらに、平成21 年に水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)の認定を取得(中核市では6番目、道内では札幌市に次ぐ取得)し、水質検査技術や検査結果記録の管理など、様々な要件を高い水準で維持し、水質検査の更なる信頼性の確保に努めています。

水道GLP(水道水質検査優良試験所規範)とは?

水道水の水質検査機関による検査結果の信頼性確保を目的として、品質管理の国際規格を参考に公益社団法人日本水道協会によって策定された認定規格です。

水道水の水質検査機関が、規範により管理された体制の下で適正に検査を実施し、その結果の信頼性や精度管理が十分に確立されているかが厳正に審査され、的確であると認められた場合に認定されます。

水質検査計画・結果等

平成28年5月末現在、旭川の水道水は、水質検査の結果、全ての項目の数値が水質基準値以内となっています。

水質検査計画、水質検査結果、旭川市水道水質年報等については、水道局のホームページをご覧ください。

ミネラルウォーター類と水道水

食品衛生法に基づく「食品、添加物等の規格基準」のうち、ミネラルウォーター類の成分規格の検査項目は、項目数の多い「殺菌又は除菌を行うもの」の場合で43項目です。

一方、水道水の水質基準は51項目であり、更に水質管理目標設定項目等を加えると、100以上の項目を検査し、基準値以内であることを確認しています。

水の硬度

硬度とは、ミネラル成分のうち、カルシウム及びマグネシウムの合計量をいいます。

硬度が概ね120mg/L以上の水を硬水、120mg/L以下の水を軟水といいます。

旭川の水道水は、石狩川浄水場、忠別川浄水場ともに軟水で、硬度が適度に含まれています。

水道水の塩素消毒

水道水の塩素には病原菌等の消毒という重要な役割があります。水道水は水道法によって、蛇口での残留塩素濃度を0.1mg/L以上に保持するように定められています。

また、その一方で、味やにおいの観点から、上限を1mg/L以下に抑えるという水質管理目標値も示されています。

水道局では、「おいしい水道水」をつくるため、蛇口での残留塩素濃度ができるだけ低くなるよう努めています。

水道水は、くみ置きしておくと塩素が時間の経過とともに少しずつなくなっていきます。また、浄水器を通したり、沸かしたりすると、塩素が除去されてしまいます。塩素による消毒効果がなくなると、空気中や容器に付着している雑菌などが繁殖し、飲料水には適さないものになってしまいますので注意が必要です。

おいしい旭川市の水道水

水のおいしさは、飲む人の味覚や好み、健康状態、気温などの環境条件により異なりますが、多くの人は、水の硬度、臭気、残留塩素、水温、色度などにより、「おいしい又はまずい」と感じているようです。本市の水道水は川の水質に差はありますが、いずれの浄水場でつくられた水も「おいしい水道水」です。

昨年度、水道局が実施した市販のミネラルウォーターと水道水の飲みくらべでは、約1,200人の参加者のうち、「水道水」の方がおいしいと答えた方の割合は43.2%、「どちらも変わらない」と答えた方を含めると、55.3%という結果になっています。

「おいしい水の要件」と旭川市の水道水の水質

おいしい水の要件

  • 蒸発残留物、30から200mg/L
  • 総硬度、10から100mg/L
  • 遊離炭酸、3から30mg/L
  • 有機物等、3.0mg/L以下
  • 臭気強度、3TON以下
  • 残留塩素、0.4mg/L以下
  • 水温、20度以下

「おいしい水の要件」は、当時の厚生省の「おいしい水研究会」による。

石狩川浄水場の水道水

  • 蒸発残留物、 64mg/L
  • 総硬度、22.3mg/L
  • 遊離炭酸、2.7mg/L
  • 有機物等 、1.5mg/L
  • 臭気強度、0TON
  • 残留塩素、0.4mg/L
  • 水温、11.1度

浄水場のデータは、旭川市内の給水栓水(各浄水場につき、2ヵ所の蛇口の水)における平成26年度の年間平均値です。

忠別川浄水場の水道水

  • 蒸発残留物、101mg/L
  • 総硬度、40.2mg/L
  • 遊離炭酸、3.1mg/L
  • 有機物等、1.2mg/L
  • 臭気強度、0TON
  • 残留塩素、0.4mg/L
  • 水温、10.8度

浄水場のデータは、旭川市内の給水栓水(各浄水場につき、2ヵ所の蛇口の水)における平成26年度の年間平均値です。

貯水槽水道・給水装置の管理

ビル・マンション等の建物で、水道局から供給される水道水をいったん受水槽に受けたのち利用者に供給する施設は、貯水槽水道と呼ばれ、所有者自身の責任で水質や施設の維持管理を行っていただくことになっています。

また、配水管から分岐して設けられた宅地内の給水装置(給水管及びこれに直結する給水用具)は皆さまの財産です。維持管理は自らで行なってください。

給水装置が老朽化し、さびによる赤水などが発生すると、蛇口の水質に影響がでることもあります。給水装置が故障したり老朽化した場合は、皆さまの費用負担で取替等の修繕をお願いします。

  • 給水装置の修繕等の工事については、水道局の指定工事店にお申し込みください(水道局ホームページを御覧ください。)。
  • 水道メーターは水道局の貸与物品のため、水道局で定期的に交換しています。

お問い合わせ

お問い合わせは、浄水場・水質等については、浄水課、電話57-5003、水道施設の更新等については、水道施設課、電話24-3153、貯水槽水道・給水装置については、サービス課、電話24-3165へどうぞ。

下水道いろいろコンクール作品募集(9月10日は下水道の日、9月は下水道月間です。)

下水道に興味を持っていただき、理解を深め、下水道の健全な発達に役立つことを目的として、小・中学生を対象にポスター・作文・標語・書道の作品を募集します。くらしを支える下水道について感じたことを自由に表現して、ふるってご応募ください。

対象は、旭川市内の小学生・中学生とします。書道部門は小学生のみです。賞は、部門ごとに金賞・銀賞・銅賞・入選とし、応募者全員に参加賞が授与されます。応募規定は各学校に配布してある応募要領又は旭川市水道協会のホームページをご覧ください。応募方法は、学校ごと、もしくは個人での直接応募も可とします。

締め切りは、平成28年9月9日(金曜日)です。入選者の発表は10月上旬とし、10月中旬に表彰式を予定しています。

平成27年度は作文部門中学生の部で、題「生活を守る下水道」、旭川市立啓北中学校、応募当時2年生の三宮啓太郎(さんのみやけいたろう)さんが日本下水道協会会長賞を受賞しました。

応募、お問い合わせ

応募、お問い合わせは、〒070-8541、旭川市上常盤町1丁目旭川市水道局2階お客様センター旭川市水道協会、電話26-8524、FAX番号73-9310、旭川市水道協会ホームページhttps://ssl.suidoukyoukai.or.jp/index.phpへどうぞ。たくさんのご応募お待ちしています。

水の飲みくらべin 旭川市健康まつり・旭川医大祭

6月1日~7日の水道週間に併せて、広報活動の一環として、6月4日に大雪アリーナで開催された「旭川市健康まつり」に、また、6月11日~12日に開催された「旭川医大祭」に参加しました。

「旭川市健康まつり」では旭川市保健所との連携・協力のもと、「旭川医大祭」では大学祭実行委員会のご協力のもと、これからの暑くなる季節にあわせて「安心・安全」、「経済的」、「お手軽」の三拍子そろった水道水のおいしさをPRしました。当日はそれぞれ延べ260名及び580名を超える多くの皆さまに水道水と市販のミネラルウォーターを飲みくらべていただきました。ご協力いただいた皆さま、まことにありがとうございました。

お問い合わせ

お問い合わせは、総務課、電話24-3160へどうぞ。


以上、旭川市水道局からのお知らせでした。
この広報に関するご意見、ご感想を旭川市水道局総務課までお寄せください。

お問い合わせ先

旭川市水道局上下水道部総務課

〒070-8541 旭川市上常盤町1丁目
電話番号: 0166-24-3160
ファクス番号: 0166-25-9500
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受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)