石狩川水系

情報発信元 水道局総務課

最終更新日 2016年2月24日

ページID 008355

印刷

石狩川水系では、大雪ダムを主たる水源として永山取水施設から取水した河川水を石狩川浄水場で処理し、配水場を経て需用者へお届けしています。

大雪ダム

大雪ダム(写真提供 大雪ダム管理事務所)

大雪山連峰に抱かれて、柱状節理の美しい峡谷が続く層雲峡。その峡谷の底を流れる石狩川の最上流部に豊かな自然に包まれた大雪湖があります。大雪湖は、石狩川上流部の河川総合開発を目的としてつくられた大雪ダムによってできた人造湖です。大雪ダムは、洪水被害の防除、農地に対するかんがい用水及び上水道用水の供給、水力発電を目的としています。

形式

ロックフィルダム

ダム高さ

86.5メートル

堤頂長

440.0メートル

堤体積

3,874千立方メートル

総貯水量

66,000千立方メートル

有効貯水量

54,700千立方メートル

工期

昭和43年から昭和50年

目的

洪水調節・農業用水・水道用水・水力発電、流水の正常な機能維持

永山取水施設

冬期における取水対策

取水対策写真

旭川市は北海道のほぼ中央、上川盆地の中心部に位置しています。このため、典型的な内陸型気候条件を有しており、夏には気温が30度を超える半面、冬は氷点下20度以下になる日もあります。また、年間降雪量は5メートルから8メートルにも達し、降雪期間も約5か月間にも及びます。

河川の結氷、氷塊やアイスジャム(シャーベット状の氷塊)等の流入による取水障害を未然に防ぐため、望遠カメラや水温計による河川状況の監視、流入防止イカダ・水中ミキサー等の設置、緊急時に即座に対応できるように重機を常駐させる等様々な対策を24時間体制で行っています。

石狩川浄水場

石狩川浄水場

本格的な都市水道を目指して建設され、昭和40年に給水が開始されました。その後の拡張事業で拡充整備が行われてきました。浄水能力は109,970立方メートル/日です。給水地域は、春光、北星、永山地区等旭川市全体の約7割をまかなっています。

計画施設能力

128,050(立方メートル/日)

現在施設能力

109,970(立方メートル/日)

水利権

自流

35,551(立方メートル/日)

ダム

100,000(立方メートル/日)

合計

135,551(立方メートル/日)

(補足)大雪ダム使用権 100,000立方メートル/日 設定済

石狩川浄水場周辺地図

配水場

春光台配水場

三角台配水場

男山調整池

お問い合わせ先

浄水課 石狩川浄水場

電話番号

0166-57-5003