クラフトってなんだろう(旭川地域のクラフト情報)

情報発信元 工芸センター

最終更新日 2016年10月24日

ページID 004786

印刷

クラフトとは

手作りの工芸品のこと。その加工に機械の工程が入っている場合でも、手作りの風合い、感覚を残したもの。旭川では、木工芸や陶芸のクラフト製造業が盛んで、大小合わせて100以上の工房やメーカーがあります。

旭川クラフトの歴史

洋風家具

木工産業のはじまり[1890~1950年代]

旭川は森林資源に恵まれ、木材が豊富にありました。また、北海道の交通の中心として、明治30年頃には陸軍第7師団や鉄道工場が置かれました。そのため、当時はまだ一般家庭に普及していなかった洋風家具の需要があり、技術や職人が集まったのです。

木の置物

クラフトの誕生[1960~1970年代]

1960年代、家具の部品製造をしていた木地挽き物(※注)の職人たちが、その技術を利用してオリジナルの製品を作り始め、「木地挽物業組合(のちのクラフト普及協会)」が結成されました。
時は高度経済成長期、家具部品製造は好況下にあるにもかかわらず、家具メーカーの下請けだけでは将来行き詰まることを見通し、組合は技術の向上やオリジナル製品の開発、流通経路の開拓、作品展の開催などを積極的に行っていきます。

クラフトの発展[1980~1990年代]

旭川市は1977年(昭和52年)から1988年(昭和63年)にかけて、秋岡芳夫氏(共立女子大学教授・工業デザイナー)にデザイン指導を委託しました。地方では不得意だった、デザイン・流通・情報発信などの分野を含む有意義な講習会は大盛況。秋岡氏の話を聞き、若き職人たちは熱心に製作に取り組んだそうです。
さらに、1989年(平成元年)には、デザイナーや工芸家からなる「旭川工芸デザイン協会(ACDA)」が設立されました。ACDAは設立直後より首都圏での展示会を開催するなど、積極的な活動を始めます。
こうして、ACDAとクラフト普及協会という全く性格の異なる二つの集団が、それぞれが切磋琢磨し競い合って、旭川のクラフトを盛り上げていったのです。

木製食器

そして現在

新世代の作り手や、クラフト黎明期の職人の跡継ぎ世代が中心となり、現代に合わせた新しいものづくりの在り方が模索されます。彼らによって、2006年(平成18年)に若手クリエイターの集まりである「mickle(ミクル)」が結成されました。
そして2008年(平成20年)、旭川クラフト普及協会、旭川工芸デザイン協会、ミクルと賛同企業による「旭川クラフト協議会」が誕生します。
たくさんの物が溢れ、求められるもの、喜ばれるものも多様化している現代。「使ってくれる方に、いいものを届けたい」「地域を良くしたい」「若手を育成したい」など、様々な思いを抱いて、旭川のクラフト業界は活動しています。

※注 機械で材料を回転させ、そこに刃物を当てて削る技術

▲ページの先頭へ戻る

お問い合わせ先

旭川市経済観光部工芸センター

〒078-8801 旭川市緑が丘東1条3丁目1番6号 旭川リサーチセンター内
電話番号: 0166-66-1770
ファクス番号: 0166-66-1776
メールフォーム
受付時間:
午前8時45分から午後5時15分まで(土曜日・日曜日・祝日及び12月30日から1月4日までを除く)