史跡等表示板 国見の碑

情報発信元 文化振興課

最終更新日 2016年2月24日

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3 国見の碑

史跡等表示板
現在の状況  石碑有

明治18年8月、当時、司法大輔であった岩村通俊は、上川郡の視察をおこない永山武四郎、長谷部辰連、佐藤秀顕と共に、近文山頂に登り、広大な上川原野を国見した。

岩村は、その豊かな原野を前に上川開発の重要性を認識し、帰途、函館から「奠北京於上川議」(北京を上川におくの議)を内閣に送っている。

明治19年、岩村は、北海道庁初代長官に就任し、この視察をもとに上川原野の開発を推進し、二代目北海道庁長官になった永山武四郎ともども、旭川の市街区画、道路開削など、開発の基礎を創り上げた。

この国見の碑は、視察後、同行の人たちと、近文山に碑を建てることが話し合われ、岩村自ら碑文を草し、翌19年に吏員の白野夏雲に命じて建立させた。

昭和41年、上川地方で最も古い石碑であり、上川開発の貴重なものとして旭川市文化財の指定を受けている。

所在地

旭川市江丹別町嵐山

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