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今日の私たちが、子供たちの未来を変える

私たちの「便利な暮らし」の陰には、様々な環境問題が隠れています。 未来の子供たちのために、 限られた資源を大切に使いませんか? 環境を守るエコライフは、 未来へ贈る手紙かもしれません。
今回は毎日の生活でエコライフを 実践する方々を紹介しながら、  今、私たちに何ができるのかを考えていきます。

左から猪狩衣里芽ちゃん、圭映ちゃん、浩文さん。親子みんなで一度にお風呂に入ることで、水や燃料を節約しています

限りある化石燃料。石油はあと40年?!

石油や天然ガスなどの化石燃料は、長い年月をかけて自然が作り出したもので、私たちには作ることができません。現在の採 掘技術では、石油は約40年で尽きると言われています。

電気の消費が増えると、地球温暖化が進む?!

化石燃料を燃やして発電する時に排出される二酸化炭素(CO2) が増加すると、地球全体の気温が上昇し、自然災害や異常気象が生じて、食料不足などが起こる原因になります。

水を使ってもCO2が出る!

水道水として使用する水を浄水場で処理したり、家庭で使用した水を下水処理場で浄化して川に戻したりする際に電力を使用するため、CO2が発生します。

もっと減らせる温室効果ガス排出量

市民一人当たりのCO2などの温室効果ガス排出量は、近年減少していますが、少 なかった平成3年の数値に近付けるには、 まだまだ工夫が必要です。

我が家は自慢のエコ家族

木村裕子さん

火からおろした鍋に被せるだけで、余熱で保温調理ができる鍋帽子

 6年前から環境家計簿をつけてエコライフを実践している木村裕子さんに話を聞きました。 「地域の講習会に参加したのがきっかけでした。家計簿をつけてグラフにすることで、電気や水道使用量の増減が分かり、CO2排出量を減らす方法を考えるようになりました。また、それまで節約意識がなかった夫も協力してくれるようになりました」と話します。

 昨年の東日本大震災後には、節約意識がさらに高まり、鍋と鍋帽子を使ってご飯を炊くようになりました。「子供には、炊飯器を使ったご飯の炊き方しか教えていませんでしたが、それはスイッチを押すだけのことで した。初めて鍋で炊飯した時の、 パチパチと炊ける音やお米の匂いに感動しました。便利な世の中だからこそ、少し不便なことを選ぶことで、人間が本来持つ感性が生まれてくることに気付きました」と木村さん。「節約することが、ちょっと恥ずかしい時もあったけど、今は胸を張ってエコライフを楽しんでいます」と自信を持って話してくれました。

家庭から地球環境まで、エコでつながる

酒井智子さん

裏紙でメモ帳を作る桃菜ちゃん(右)と、短くなった鉛筆をつなぎ合わせる妹の陽奈子ちゃん

井彩子さん

「キャンドルナイト in 旭川」で使う、蜜ろうキャンドル。今年も6月22日に実施。

エコが育む家族の輪

 家族でエコライフに取り組む酒井智子さんに話を聞きました。  「きっかけは長女の桃菜の社会科の宿題でした。家のごみの量を調べる宿題で、我が家のごみの量があまりにも多いことが分かり、すぐに家族で話し合いました。すると他にも、電気や物の無駄遣いをしていることに気が付き、まずは照明の点灯時間を短くすることから始めました。決まった時間に家族みんなで居間でお茶を飲んだり、毎日1時間早く寝たりすることで、それまでバラバラの時間を過ごしていた家族に会話が増え、同じ目的を持つことで団結力が生まれました」と酒井さんはうれしそうに話します。  また、特に酒井さんが大切にしているのは、物を大事に使うことです。「小さくなった子供服は人に譲り、破れたズボンはワッペンを貼って再利用します。 子供たちとも、物を捨てる前には再利用できないか考え、捨てる時には『ありがとう』と言う約束をしています」と酒井さんは話してくれました。

エコの楽しみを伝えたい

環境にやさしい「エコ」は、 我慢する印象が強いですが、「環 境の保全と創造に関する旭川地域協議会」では、キャンドルナイトや打ち水大作戦などの催しを通じて、楽しみながら参加できる地球温暖化防止の活動を呼び掛けています。事務局長の井彩子さんに話を聞きました。  「エコは目標にこだわりすぎると重荷になるので、面白さを見付けながら実践するのが長続きする秘訣です。私たちも皆さんが参加しやすい場を作り、環境について考えるきっかけになればと思っています。私自身も初めて関わったキャンドルナイトで、エコの楽しさに気付きました。それからものを見る視点 が変わり、食品を買うときにも、 産地からの輸送距離が短い方が環境にやさしいというフードマ イレージを意識するようになり、 地場産品を選ぶ機会が増えるなど、生活スタイルも変わりました。エコ活動が色々な事につな がり、さらに興味が広がります」 と笑顔で話してくれました。

こんな小さなこともチェック

□洗剤やシャンプーの  詰め替え用を選ぶ
□使っていない電化製品の  プラグを抜く
□節電・節水のため、  洗濯物をまとめて洗う
□テレビの音量を上げ過ぎない

豆知識

究極のエコライフは家族団らん

居間に集まるなど、家族みんなが同じ場所で過ごすと、冷暖房や照明の節約になります。

出掛ける前にタイヤの点検を

自動車のタイヤの空気圧が減っていると燃料の消費量が増えます。月に1回は確認しましょう。

みなさんのエコライフを支援します

菱沼貴志さん

「市では、全国の自治体でも注目を集める『旭川発おうちのEne-Ecoプロジェクト』を昨年12月から始めています。初めに『ポイント』を渡し、電気やガス、灯油などを消費した分だけ減点。最後に残ったポイントを様々な商品と引き換えられるという仕組みで、70世帯が取り組んでいます。そのほか、新エネ・省エネ設備の支援制度では、今年新たにLED照明設備の助成も加わりました」と紹介する環境保全課の菱沼貴志さんは、「特に子供たちにもエコを学んでもらいたいと考えています。夏休みには水力発電所などを見学するバスツアーを企画するなど、さらに子供向けの企画を増やしていく予定なので、エコに取り組むきっかけとしてぜひ参加してください」と呼び掛けます。  さらに「私たちは市民の皆さんや事業者の方と一緒にエコに取り組んでいきたいと考えています。疑問や知りたいことがあ れば、気軽に相談してください。 環境保全課に来ていただくか、要望があれば私たちが出掛けて 行きます。互いに情報を交換し、 共有しながら活動を進めていき ましょう」と話してくれました。

急がず やさしく クリーンに

あなたも気軽に、エコドライブ宣言!

車から排出されるCO2を抑えるため、「やさしい発進」、「アイドリングストップ」などのエコドライブを推進しています。希望する方には、 エコドライブ実践中であることを周囲に伝えるステッカーを環境保全課(総合庁舎8階)などで配布しています。

エコ通勤で、体も元気に

毎日の通勤は、健康のためにも自転車や徒歩にしませんか?自転車はCO2を排出しない、環境にやさしい乗り物です。30分歩くと約160kcal、自転車なら約150kcalを消費し、体を鍛えることもできます。自転車に乗ったり、歩いたりすることで普段は気付かない風景を楽しみながら、環境を守るためにエコ通勤を始めてみませんか。

未来のために、今できることから

 限りある資源と住みよい地球を次世代の子供たちへ引き継ぐことは、今を生きる私たちの使命です。エコの取組みは、日々の地道な行動から始まります。 まずは、自分のできることから始めませんか。  その小さな一歩によって、子供たちの未来を大きく変えることができるでしょう。

個人や企業を対象に、新エネ・省エネ設備等の設置費や整備費の一部を助成します

個人住宅向け補助

@太陽光発電設備
A新エネ・省エネ給湯暖房機
BLED照明設備

民間事業者向け補助

@新エネ・省エネ機器整備
A地域エネルギー導入

詳細 環境保全課 25-5350

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旭川市市民生活部広報広聴課広報係
北海道旭川市6条通9丁目 電話 0166-25-5370 FAX 0166-25-6515
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