ご存知ですか? あなたの歯は、栄養状態を支えています。

〜歯を大切にする習慣(健口生活)が、高齢社会を健口社会に!〜

図1高齢者の栄養状態

図2 全国調査における歯の喪失の実態


 わたしたちの口の動きや働きは繊細です。また、感覚は非常に敏感であるため、歯を補う治療への精密性や快適性の要求には際限がありません。つまり、どんなに優れた治療も本物の歯にはかないません。そこで、歯を失わないように歯の疾患を予防することが大切ですが、皆さんは生涯自分の歯で食べられる自信がありますか?


 高齢社会と歯の健康について、・・・

図1は、65歳以上の方の栄養状態を、噛める人と噛めない人で比較したものです。この図は、噛めない状態が快適性を損ない、栄養状態が悪くなる危険性を示しています。栄養状態は免疫力や体力の維持に直結しますので、この図は介護予防に口腔機能向上プログラムを採用する根拠の一つとなりました。


 図2は、歯の喪失の実態を年齢別に示したものです。60歳以降に多くの歯を失います。40歳以降に歯を失う主な要因である歯周病は、20代から始まっています。国の調査では、成人の約8割が歯周病であるとされています。歯周病は、昔、抜歯を待つだけの時代がありました。今は、治療や定期管理で進行を遅らせることにより、歯の喪失を予防することが可能です。また、歯周病を放置することが糖尿病等の疾患を増悪させるとされていますので、健康を保つためにも健康なお口(健口)の維持は欠かせません。


 これからの高齢社会にとって、歯を失うことで発生する社会的な損失(低栄養の高齢者の増加=元気高齢者の減少)は、図1から明らかです。

あなたの歯が、未来のあなたの栄養状態と生きる力を、そして、活力ある高齢社会を支えます。


 歯を大切にする習慣(健口生活)とは、・・・

歯周病菌の活動性を抑制するためにお口の環境を整えること(プラークコントロール)を実践することです。


 具体的には、・・・

現時点で歯周病である部位の進行を防止すると同時に、歯周病をできるだけ多くの歯に広げないようにするために、つぎのことに取り組むことです。

@      お口の状態に応じた定期受診と歯石除去。

A      指や舌で触ってツルツルするまで歯や歯ぐきを磨く。

B      一日一回は、歯と歯の間の清掃用具を使用する。

C      よく噛んで食事をし、間食の頻度を減らす。

D      禁煙する、マッサージで歯ぐきや唾液腺を刺激する。

 
 このような方は気軽に相談してください。・・・

「歯ぐきから血が出て、歯がしみて、歯磨きできない」、「正しく磨けている自信がない」、「歯間清掃の方法がわからない」、「歯石を取ってもらうと痛い、しみる」等の心配があれば、かかりつけ歯科医師・歯科衛生士にご相談ください。保健所では健康相談・各種の健康情報を提供しています。


歯の健康・歯周病等に関する相談は、健康推進課 健康推進係まで


歯の健康に関する情報は、市トップ>健康・福祉>歯の健康情報ホームページをご活用ください。