●浄化槽について
■浄化槽とは
川や湖の水質を悪化させる大きな要因の1つが、炊事、洗濯、お風呂などで使われた生活雑排水で
す。
浄化槽は、家庭から出される全ての汚水を浄化し放流するため、川や湖などへの汚濁負荷が非常に軽減します。また、し尿と生活雑排水を併せて処理
する浄化槽のため、し尿のみを処理する単独浄化槽に比べ、河川等へ流す汚濁量は8分の1に減少します。
※現在単独浄化槽の新設は、原則として認められていません。
■浄化槽をお使いの人へ
浄化槽は、微生物の働きを利用して汚水を処理する施設ですから、微生物が活発に活動できるような環境を保つために、以下の点にご注意ください。
○浄化槽の保守点検は保守点検業者に依頼しましょう
浄化槽の維持管理などの保守点検には、機械の点検・調整・補修や消毒剤の補給、槽内にたまった汚
泥の量の確認や放流水質の検査など多種にわたり、専門的知識が必要となります。
そのため、浄化槽の設置者は、必ず旭川市に登録をした保守点検業者と維持管理の契約を締結し、定期的な維持管理を行ってください。

注:「保守点検記録表」は3年間大切に保存してください。
○旭川市に登録をしている保守点検業者は次のとおりです。
○定期的に汚泥の引抜きをしましょう
浄化槽を使っていく間には、槽内に汚泥などがたまっていきます。その汚泥の堆積量が一定量を超えると、浄化槽の機能が低下します。
維持管理を委託されている業者などと相談のうえ、定期的に汚泥などの抜き取りを行ってください。
なお、浄化槽汚泥の抜き取りを依頼される場合、必ず旭川市長の許可を受けた浄化槽清掃業者に依頼してください。
注:「清掃記録表」は3年間大切に保存してください。
○旭川市に登録をしている浄化槽清掃業者は次のとおりです。
■浄化槽法で定められた検査を受検しましょう
浄化槽法では、保守点検業者が行う定期的な保守点検の他に、使用開始後3〜5カ月経過後及び毎年1 回、指定検査機関による水質検査が義務付けられています。
| 7条検査 | 設置後3か月〜5か月の間に浄化槽法第7条に基づく水質検査 ○旭川市の指定検査機関 (社)北海道浄化槽協会 旭川検査事務所 0166-48-7470 ○検査手数料(小型浄化槽の場合)12,000円〜17,000円 ※人槽によって異なります。 |
| 11条検査 | 年1回浄化槽法第11条に基づく定期検査 ○旭川市の指定検査機関 (社)北海道浄化槽協会 旭川検査事務所 0166-48-7470 ○検査手数料(小型浄化槽の場合) 6,000円〜12,000円 ※人槽によって異なります。 |
■各種届出
浄化槽の設置後、次の届出等が義務付けられています。
| 届出等の種類 | 内 容 |
| 使用開始報告書 | 浄化槽使用開始の日から30日以内に提出してください。 処理対象人員が501人以上の浄化槽の場合は、技術管理者の資格を証する書類の添付が必要です。 ※電子申請・届出書ダウンロードできます。 http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/download/sinsei.htm |
| 技術管理者変更報告書 | 処理対象人員501人以上の浄化槽のを使用する場合は、技術管理者を置くことが義務づけされています。 技術管理者を変更した場合は、技術管理者の資格を証する書類を添付して30日以内に提出してください。 |
| 浄化槽管理者変更報告書 | 浄化槽の管理者(使用者)に変更があった場合は、30日以内に提出してください。 |
| 使用廃止届出書 | 建物の解体や下水道の接続などで浄化槽の使用を廃止した場合は、30日以内に提出してください。 ※電子申請・届出書ダウンロードできます。 http://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/download/sinsei.htm |
| 浄化槽(休止・使用再開)届出書 | 概ね1年以上にわたる長期に浄化槽を休止させる浄化槽管理者は、「浄化槽休止届出書」を速やかに提出してください。 また、使用を再開する場合は,「浄化槽使用再開届出書」を速やかに提出してください。 |
※上記届出等の用紙は,環境部廃棄物処理課(6条通9丁目総合庁舎8階)でお渡しします。
■その他
いくら専門の業者に維持管理を依頼しても、使う人の日頃からの心遣いがなくては、浄化槽の性能を発揮することができません。各ご家庭では以下の点 にご注意ください。
○浄化槽のなかでは微生物が働いています。便器の清掃などに塩酸などの劇薬を使わないでください。
○トイレでは必ずトイレットペーパーを使い、脱脂綿、紙おむつ、新聞、たばこ、ゴム製品等異物も絶対に流さないでください。
○水は汚物を流しこむだけでなく微生物の働きを助ける大切な役割をしますので適正量流しましょう。
○台所からの野菜くずや天ぷら油などを流さないでください。
○モーターは槽内に空気を送り込み、微生物の働きを助ける大切な役割をします。モーターの電源スイッチは切らないようにしましょう。
○消毒薬は、定期的に補給し、切れることのないよう注意してください。