平成23年度第2回博物科学館協議会会議録

日時:平成23年11月26日(土) 午後3時より開催(午後4時まで)

<次第>
1 開 会
2 社会教育部長あいさつ
3 委員紹介
4 博物科学館職員紹介
5 会長あいさつ
6 議 事
 (1)平成23年度上期事業について
  ・入館者状況
  ・講座等行事開催結果
 (2)平成24年度事業方針について
 (3)その他
7 閉 会

◆会議添付資料 <PDF>
 平成23年度上期事業結果
  ・科学館分<186KB>
  ・博物館分<167KB>

以下,会長による議事進行による。
平成23年度第1回協議会で出た意見の取り組み状況について,事務局から説明。
事務局  事業参加者数について,定員数の記載があると評価がしやすいと意見がありました。次回の年度評価の際に資料の書式を改め,定員数がある事業については記載したいと思う。
 科学館の常設展示に,各年齢層に見合った説明文がほしいという意見があったが,現在のスタディシートを補完する形で何らかのものを作っていきたいと思うので,時間をいただきたい。
 博物館のPRについて,社会教育部内で各施設での連携を取りながら色々な事業を行っていきたい。また,全道中学校校長会や日本動物学会,日本火山学会などの大規模な会議が旭川で開催された折にチラシの折り込みなどでPRをさせて頂いた。今後も様々なPRを行っていきたい。
 学校利用の際にバスを手配するのが難しいため,博物館の教育プログラムを継続してほしいとの意見について,単独事業としては今年度で終わってしまうが,何とか形を変えて続けていきたいと我々も考えている。
 客観的に評価を判断できる方法がないのかという意見については,部内でも意見として報告はしたが,なかなか決定には至っていない。ただ,できるだけ意見を反映させたいと考えている。

(1)平成23年度上期事業実績について
 科学館分を南館長から,博物館分を瀬川主幹から資料に基づき報告

◎質疑・応答など
委員  科学館の常設展示室に設置しているスタディシートについて,あまり詳しいものは 必要ないと思うが,簡単明快ながら原理についても解説したものにしてほしい。

事務局  簡潔でどんな年齢層にも分かりやすい解説というものが一番難しいものなので, 今後も検討していきたいと考える。

委員  質問・提案が3点ほどあるが,第1に博物館は国内外で色々と野外研究をされているようだが,それらの研究を今後も紹介・発表していくのか。
 第2に,博物館を知らない人は私の周りにもまだまだ多いので,周知活動はぜひ続けていってほしい。
 第3に,神居古潭の駅舎周辺に,地質を解説した看板などを博物館の名前で作れば,観光客などへのPRになると思うがどうか。

事務局  1番目の質問について,博物館も科学館も「博物館法」に定義されているところの登録施設であり,その業務として同法に「研究業務」が謳われている。研究と言ってもローカルなものからグローバルなものまで様々だが,それら諸々の研究成果は各館の常設展示や博物科学館として発行している研究報告,あるいは,可能であれば,他の雑誌などの出版物などに反映・掲載させていきたいと考えている。
 2番目の博物館に周知について,このような周知活動というものは「これで終わり」と言うことはないと考えており,今後も様々な形で続けていきたい。
 3番目の神居古潭の地質案内はすぐに可能かどうかは分からないが,今後検討していきたい。

委員  先程の科学館のスタディシートのことだが,ボランティアと職員が手作りで作ったスタディシートが,お客様からも分かりやすいという言葉をいただいているので,そのあたりが参考になると思う。

委員  博物館の教育プログラムについて,今年度は利用者が増えているとなっているが,何か特別な背景があるのだろうか。理由が分かれば教えてほしい。
 また,旭川駅の新駅舎が開業するにあたり,周辺地域の交通が色々と変わると予想されるので,そのような環境変化の中で,改めて博物館と科学館の周知に向けた取り組みの検討をお願いしたい。

事務局  教育プログラムの増加の理由は,やはり今まで3年間継続してきた成果だと考えている。
 新駅舎については,駅舎内の東コンコースにアイヌ文化情報コーナーと彫刻美術館の分室ができる。当面はその中で博物館・科学館を含めた社会教育施設の色々な情報を発信していきたいと思う。
 また,フィール旭川の7階に社会教育部関連のスペースがあるので,そこにもチラシやポスターを設置している。市街地中心部に社会教育部関連の情報を発信できる場所ができたので,どんどん活用していきたい。

委員  教育プログラムの利用増加について,私は小学校の教員をしているが,現場で博物館の方とお話しする機会がある。そのときに,博物館の学芸員の方から非常に熱心な働きかけをして頂いた。そのような熱心な活動が結果を出しているのではないか。
 ただ,博物館教育プログラムという事業がようやく根付いてきたときに終わってしまうのは非常に残念だ。博物館でバスの手配をしてくれて,生徒達が実際に出向いて行くと,非常に熱心に取り組んでくれる。旭川独自の事業として今後も何とか継続していってほしい。加えて,博物館の資料や収蔵物にまつわるエピソードや体験談なども記録として残していけば,子供達にも多くを伝えられと思う。このような体験談集的なものにも今後取り組んでいただきたい。

事務局  博物館教育プログラムは,第一に座学では無く,博物館に来てもらって,実際に体験しながら理解を深めてもらおうという狙いで開始した事業で,そのためにバスによる送迎を事業に組み込んだものである。第二にこのような体験メニューやプログラムを作っておけば,休日などに個人・団体観覧者にも同様なものを提供がすることができ,博物館の利用促進に繋げたいという視点で事業展開した。結果的に多数の学校や子供達の来館に繋がっており,何らかの形で今後も続けていきたいと考えている。
 また,資料については,その資料にまつわる歴史的な背景や発展の歴史などを情報として残していくことも,今後の博物館の大事な仕事として進めていきたいと考えている。

委員  旭川駅の新駅舎に博物館スペースがあれば良いPR場所になるのではないか。
 また,教育プログラムについては今後も同じような形で続けばいいのだが,もしバスの送迎ができないようであれば,資料を学校などに貸し出して利用してもらうという方法もあると思うのだが。

事務局  駅舎のアイヌ文化情報コーナーは社会教育部内の文化振興課が主管して整備をしているが,アイヌ文化・歴史に力を入れて展示を展開している博物館としても,博物館に利用者を誘導する拠点として利用できればと考えている。
 資料の貸出については現在も行っており,小学校の先生方に収蔵庫ツアーという形で,実際に収蔵庫に来て頂いて,使い方の提案などをさせて頂いている。

(2)平成24年度事業方針について
 館長から概要について説明。

◎質疑・応答など
委員  科学の総合的な視点の中に,数学の視点も是非入れてほしいと思う。
 子供達などに,数学の感覚も科学館で養ってほしい。

事務局  科学の解説といった場合,色々な角度から説明ができると思うので,簡単にすぐできるとは言えないが,今後も考えていきたいと思う。

委員  新年度の事業には,もう少し小学校高学年から中学生がもっと足を運べるような事業がほしいと思う。
 また,先程出た数学の視点については,私もボランティアでワークショップを担当していることでもあり,例えば立体のパズルのようなものや多面体のサイコロなどを利用 しながら,取り入れていく方法を考えていきたいと思う。

委員  基礎的な研究などは地味ですぐ目に見えず予算が削られがちになると思うが,博物館,科学館の将来の財産になることであり,今後の常設展示の発展にも繋がるものでもあると思うので,予算を削られないようにちゃんと要求していってもらいたい。

議長  それではこれで閉会とする。

閉会
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