第46回(令和4年度)旭川ななかまど文化賞の受賞者が決定致しました。
○看板絵師 藤林 利朗(ふじばやし としろう) 【分野:美術】
【プロフィール】
昭和19年(1944年)中富良野出身。昭和34年旭川の看板制作会社に就職。
デパート,商店,映画館等の看板製作に従事。主に映画館の大型看板を担当。
当時の旭川には20軒ほどの映画館があり予告をかねた大型看板の設置は大変人気で,仕事も徐々に増え製作に日々努力を重ねる。
昭和40年代後半には大型のインクジェットプリンターが出現し次第に手描きの看板は姿を消していきました。
現在は当時の看板を懐かしむ人々に喜ばれ,当時のスタイルで映画看板を描いたり点描似顔絵を描き,
市内外を問わず個展をひらくなど活躍中。
○ピアニスト・作曲家 鳥谷部 美帆(とりやべ みほ) 【分野:音楽】
【プロフィール】
旭川市出身。3歳よりピアノ及び作曲を学び,13歳までヤマハネム音楽院在籍。東京音楽大学音楽学部ピアノ科卒業。
ショパン学生ピアノコンクール,毎日学生ピアノコンクール,小,中,高校の各部門において第1位,入賞。
教育連盟ピアノオーディション第5回ベートーヴェン,第6回ショパン,東京本選入賞。第10回中田喜直記念コンクール伴奏者賞受賞。
幼少から自作曲でNHKホールでの「ユニセフチャリティーコンサート」や「札響と小さな音楽家によるオリジナルコンサート」等に出演。
自作曲が「ヤマハピアノメトード5級vol.2」に掲載中。2011年よりボストンにてソロをV.ローゼンバウム氏に師事。
「Rock Chamber Music Festival」,「在アメリカ日本国大使館による2012年日米桜寄贈100周年コンサート」等多数のコンサートに出演。
ニューイングランド音楽院,ボストン大学にて伴奏ピアニストを務める。
「コンサート受賞者記念ショパン全曲シリーズコンサート」や「ソリストの夕べ」等のソロ演奏活動の他,国内及び国際ヴァイオリンセミナー
ピアニスト等,弦楽,声楽,室内楽で海外,国内アーティストと数多く共演。後進の指導にもあたっている。
これまでにピアノを近藤艶子,白幡久美子,白石朋子,近藤道子,小林仁,竹尾聆子の各氏に師事。作曲を森垣桂一氏に師事。