旭山にゅーす・ぶろぐ

【しいくのぶろぐ】一覧

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「しいくのぶろぐ」飼育展示スタッフによる日々の出来事や想いなどを綴ったブログです。

2017年9月のしいくのぶろぐの記事

しいくのぶろぐ【アムールヒョウの子、性別判定をしました】

 アムールヒョウの子2頭、はやくも生後一か月を過ぎました!

モニター

<写真1>すでに子の目も開き、まだ巣箱からは出ないながらも、子供同士でじゃれ合ったり母親にじゃれ付く姿がモニターで観察できます。


 自然界では、ネコ科肉食獣の子が一年生存する確率は約50%といわれます。

 母親一頭での子育て。野生下では巣穴に子供を残して狩りに行かなければなりません。留守の巣穴を天敵に狙われたらひとたまりもありません。いわゆる猛獣といわれる肉食獣も、野生下で命を繋ぐのはとても難しいのです。

 

 動物園のアムールヒョウも、野生と同様に子育てをします。モニターで見ると、巣箱のなかは意外と綺麗なのがわかります。

 子の排泄物はすべて母親が舐め取ってしまいますし、母親自身は巣穴の外で採餌、排便してから巣穴に戻ってきます。巣穴が汚れれば天敵を引き付けてしまうし、不衛生で子にも悪影響が出てしまう。動物園育ちのヒョウも本能的にそれを知っている、というわけです。

 

 さて!みなさんおまちかね、先日子2頭の性別判定をしました!

 結果は・・・ 

 

 オス1頭、メス1頭でした!!!

 オスメス

<写真2>左がオス、右がメスです!

 

 やはりカラーで見ると印象も変わりますね。

 野生下・飼育下を合わせても世界に300頭ほどしかいないアムールヒョウ。絶滅危惧種の中でも、最も絶滅に近い動物のひとつと言えます。

 2/300を、今両手に抱えている。そう思うと色々考えさせられます。

 

 体重測定もおこなっており、9月18日でオス2.00kg、メス2.40kgでした!

 

そんな体重測定の動画はコチラ → アムールヒョウの子・体重測定2017年9月11日

 

 隣の部屋に分けた母・ルナが怒ってますが・・・ちょっと失礼して、子の成長をチェックしました。

 2頭の展示開始、みなさんへのお披露目は11月ごろかな?と考えています。

 それまではモニターごしになりますが、ルナの育児や子の成長を見守りながら、展示開始をしばしお待ちください!

(もうじゅう館担当:大西 敏文)