旭山にゅーす・ぶろぐ

【しいくのぶろぐ】一覧

このページでは「しいくのぶろぐ」の記事のみを掲載しています。

「しいくのぶろぐ」飼育展示スタッフによる日々の出来事や想いなどを綴ったブログです。

2018年7月のしいくのぶろぐの記事

【イワトビペンギンの子育て動画をアップしました!】

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 イワトビペンギンの親鳥がヒナに給餌する動画を、Youtubeの旭山動物園公式ページにアップしました。

 担当者・佐藤くんの解説テロップ付きです。英語版もありますのでぜひご覧ください!

動画はコチラ

イワトビペンギンの親鳥からヒナへの給餌 www.youtube.com/watch(新しいウインドウが開きます)

英語版はコチラ

Rockhopper Penguin Feeding for a chick  www.youtube.com/watch(新しいウインドウが開きます)

(動画編集:獣医師・ぺんぎん館担当 佐藤 伸高)

モユク☆カムイ98号が完成しました!!

表紙のハヤブサ
今回の表紙はハヤブサ

 「モユク☆カムイ98号」が完成しました!!

 今回の表紙は、今年4月に来園した「ハヤブサ」です!

 モユク☆カムイは、飼育展示スタッフ手作りの情報誌です。日々、変化していく動物たちの様子や動物園のできごとなど、現場のスタッフだからこそ知ることのできる情報が盛りだくさん。

 動物園に遊びに来た際には、ぜひ手にとってみてください!

 モユクカムイ98号へのリンクはこちら

もくじ

1・ぼくは動物大使  最速ハンター ハヤブサ

2・特集       みんなだいすき!うんちのお話!

3・飼育研究レポート カバの百吉と旭子の成長と今後の展望

4・こども牧場からのお手紙 新たなスタート

5・主なできごと   編集後記・飼育動物数

入手方法

 モユク☆カムイは、動物園東門管理事務所、園内サポートセンタ-、動物図書館で入手することが出来ます。また、郵送での取扱いも行っています。詳しくは旭山動物園までお問い合わせください。

 モユクカムイについての詳細はこちら

アオイのこと

 シンリンオオカミのアオイが旭山に来て約1ヶ月経ちました。

 今回の移動に関して、「なぜ?」「旭山?」と思われた方もいるでしょう。

 アオイは10歳。もう高齢の域に入ります。

アオイ

アオイ同居前

 現在、国内のシンリンオオカミは大きく分けると2つの系統(血統)があります。

 というか2つしかないのです。

 そんな中、アオイは国内の他の個体とは血縁がありません。

 オオカミはペア・群れの絆が強く、一度群れができるとペアの組み替えを行うことは難しい動物です。

 血統だけを見てペア形成を考えるならば、新しい血統を作ることは可能ですが、現実的ではないのです。

 旭山で飼育しているヌプリ(オス)は2016年に群れから分けて以降、搬出先を探していましたが、なかなか声がかかりませんでした。

 (群れから分けたのは年齢的・身体的にも成熟したヌプリと父親とのトラブルを未然に防ぐためです)

 その後、一緒に群れから分けた妹たちがいなくなり、1頭になってしまいました。

 今後どう飼育していくか考える中で、東山動植物園のオオカミ担当の方とお話しする機会があり、アオイが長く1頭で暮らしていること、現時点でペアを組む予定はないことを伺いました。

 群れで長く暮らし、いろいろな経験もあり、性格が穏やかなヌプリなら、アオイと一緒に暮らせるのではないかと考 え、両園で協議し、今回の移動を実現することになりました。

 年齢的にも繁殖のチャンスは1~2回かと考えています。

 繁殖できなかったとしても、それぞれ1頭で暮らすよりも、2頭で暮らせるほうがかれらにとって良いことなのではと思っています。

 (もちろん、相性が悪くなければ、ですが)

 現在は短時間の同居から始め、徐々に時間を長くしています。

 開始時からお互いをしつこく気にすることもなく、むしろ1頭ずつでいるときよりもそれぞれが落ち着いて過ごしているようにも見えます。

 終日同居を目指し、経過観察を続けていきます。

 非公開施設での飼育のため、皆さんにはご覧いただけませんが、時々ブログで状況をお伝えできればと思っています。

同居

くつろぐアオイと横を通り過ぎるヌプリ

オオカミの森・北海道産動物舎担当:佐藤和加子

イワトビペンギンのヒナはいま

 6月7日にふ化したイワトビペンギンですが、すくすくと成長しております。飼育担当としてはホッとしているところです。しかし、ここでひとつ問題があります。

 イワトビペンギンの巣は室内展示場の奥の高い位置にあるのですが、イワトビペンギンのヒナが下に落ちてしまうことがあるのです。もちろんこれはヒナが立派に成長している証拠なのですが、まだまだ成長段階にあるヒナは下にいるキングペンギンなどに攻撃されてしまうことがあります。このため、危険防止のため夜間はイワトビペンギンのヒナと両親を隔離しています。

イワトビヒナ

写真1:すくすくと成長しているヒナ

ぺんぎん館屋内

図1:山から落ちると危険がいっぱい

 また日中も、スタッフが長い時間ぺんぎん館から離れる際には、ヒナを隔離することがあります。すくすくと成長しているヒナの姿を多くの方にご覧頂きたいのですが、危険防止のため館内から見えない時間ができてしまうことご了承ください。

ぺんぎん館担当・獣医師:佐藤伸高

【どこにすんでいるのかな】

 みなさん「兵庫県」「イタリア」「マダガスカル」それぞれどこにあるかわかりますか?

 さすがに兵庫県はわかると思いますが、海外になると「あのあたりかな」という風になってくると思います。

 そのいろんな国の中でいろんな動物がいますが、動物園に来て「あの動物はあの国にすんでいる」とわかる人は少ないと思います。

 たとえばこのペンギンどこにすんでいるかわかりますか?

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 このペンギンはフンボルトペンギンという名前でフンボルト海流沿岸にすんでいます。

・・・ですが、多くの方は「フンボルトどこなの?」となってしまうのではないかと思います。

 そこで、みなさんの好きな動物でかまいません。

 どこにすんでいるか調べたり、その国がどんなところでどこにあるのか知ってみたりすると、意外とおもしろいかもしれないです。

 是非みなさんの好きな国にはどんな動物がいるのか?あの動物はどこにいるのか?

 興味を持って見てはいかがでしょうか。

(ぺんぎん館担当:畑野 和輝)

スズメ祭り

 北海道産動物舎で今年もスズメが巣立ちました!

 体の大きさはほぼ大人と同じですが、色が薄く、ほほの黒い点がないのが特徴です。

 まだヒナ同士で一緒にいることが多く、親がエサをくわえてくるとヒナたちは口をあけてねだっています。

 スズメは身近な野鳥ですが、子育ての様子を近くで見られるのは動物園ならでは。

 ぜひぜひ見に来てくださいね!

スズメ1

どれがヒナでしょう?

スズメ2

エサをもらうヒナ(右)

北海道産動物舎・オオカミの森担当:佐藤和加子