【カナブン襲来】

最終更新日 2021年5月17日

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【カナブン襲来】

 今年度、アフリカ水槽では新規に動物を導入しました!その名も・・・

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ウガンデンシス・オオツノカナブン です!

 上の写真がオス。4月に羽化しました。そして下の写真が、

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 メスです。3月羽化。

 あさひやまの動物の中で、おそらく一番長い名前ではないでしょうか。ウガンダにすむ角を持ったカナブン。だからウガンデンシスオオツノカナブン!

 オスには立派な角があります。なかなかカッコイイでしょ?


  アフリカ大陸では大型のカナブンやハナムグリが繁栄しています。そのブン、大型のカブトムシの仲間が少ない、といわれています。

「これだけ大きくてツノもあるなら、もうカブトムシに分類すればいいじゃん」そう思ったあなた!カブトムシとカナブンのちがいを教えてあげましょう。

 カブトムシやクワガタは飛ぶとき上翅(甲羅のような翅)も下翅も開いて飛びますが、カナブンは上翅を閉じたまま、すき間から下翅を出して飛びます。そのためカブトムシより素早く飛ぶことができる、という違いがあるのです。


 成虫寿命は数か月と思われます。まずはこのペアを繁殖させるのが至上命題ですね。

かといってオス・メスを常に同居させると交尾しすぎて更に寿命が縮んでしまいかねないので、別のケースで飼育しながら、担当者の判断でペアリングさせてみようと思います。

 5月10日には最初のペアリングをしました!

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 深く交尾できたかどうかはハッキリしませんが・・・。今後の産卵に期待です!

 今年は繁殖優先ということで、お客さんからはちょっと見づらい状況もあるかもしれません。でもそのブン、ぶろぐ等でカナブン情報をお伝えしたいと思っておりますのでご了承ください。

(アフリカ水槽担当:大西 敏文)