【アムールヒョウの子、見分けてみよう!】
アムールヒョウのツインズ、10月から展示訓練を開始しています!
(※なお、動物園では11月15日を「一般公開」開始日としました。)
じゃれあいながら日々成長している2頭。
とくにメスの子は活発です。(お転婆?)生後わずか2~3カ月で、放飼場に垂直に立てた4~5mの丸太をスイスイと登ってしまいました。
この写真の丸太は垂直じゃないけど、垂直も登れちゃいます。
アムールトラやユキヒョウの子に比べ、アムールヒョウの子の方がアクティブ&アグレッシブに感じますね。
考えてみれば当然かもしれません。アムールヒョウの生息域には、天敵であるアムールトラやヒグマもいます。天敵に出会った時、ヒョウの子は「木の上に逃げなければ生きのびられない」のです。厳しい野生を生きるたくましさを感じます。
ヒョウはみんなヒョウ柄ですが、よ~く見ると個体それぞれ模様が違います。研究者は野生のヒョウを模様で個体識別します。今年生まれのツインズも、模様でオスとメスを見分けられますよ!
眉間にまゆげ?のような模様があるのがメスです。
わかりますか?斑紋がつながって「!」みたいな模様に見えますよね。
仮面ライダーの触角のようにも見えます。
まゆげ(触角)模様が無いのがオスです。
左オス、右メスです。
ちなみにこの記事の最初の写真は、左メス、右オスですね。
展示訓練は天候や動物の体調をみながら不定期で行っています。もし展示訓練中に来園されたら、ぜひオスとメスを見分けてみてください!
見分けることができたら、あなたもアムールヒョウの研究者になれるかも??
(もうじゅう館担当: 大西 敏文)