【アムールヒョウの子、見分けてみよう!】

最終更新日 2017年11月16日

ページID 062836

印刷

【アムールヒョウの子、見分けてみよう!】 

 アムールヒョウのツインズ、10月から展示訓練を開始しています!

 (※なお、動物園では11月15日を「一般公開」開始日としました。)

1

じゃれあいながら日々成長している2頭。

 とくにメスの子は活発です。(お転婆?)生後わずか2~3カ月で、放飼場に垂直に立てた4~5mの丸太をスイスイと登ってしまいました。


2

この写真の丸太は垂直じゃないけど、垂直も登れちゃいます。

 アムールトラやユキヒョウの子に比べ、アムールヒョウの子の方がアクティブ&アグレッシブに感じますね。
 考えてみれば当然かもしれません。アムールヒョウの生息域には、天敵であるアムールトラやヒグマもいます。天敵に出会った時、ヒョウの子は「木の上に逃げなければ生きのびられない」のです。厳しい野生を生きるたくましさを感じます。

 ヒョウはみんなヒョウ柄ですが、よ~く見ると個体それぞれ模様が違います。研究者は野生のヒョウを模様で個体識別します。今年生まれのツインズも、模様でオスとメスを見分けられますよ!


3

眉間にまゆげ?のような模様があるのがメスです。


4

わかりますか?斑紋がつながって「!」みたいな模様に見えますよね。

 仮面ライダーの触角のようにも見えます。
 まゆげ(触角)模様が無いのがオスです。


5

左オス、右メスです。

 ちなみにこの記事の最初の写真は、左メス、右オスですね。

 展示訓練は天候や動物の体調をみながら不定期で行っています。もし展示訓練中に来園されたら、ぜひオスとメスを見分けてみてください!
 見分けることができたら、あなたもアムールヒョウの研究者になれるかも??
(もうじゅう館担当: 大西 敏文)