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2019年5月のすべての記事
2019年5月24日 | お知らせ
2019年6月の壁紙カレンダーができました
2019年6月の壁紙カレンダーができました
6月のWEBカレンダーの動物はワオキツネザルです。
6月のWEBカレンダーの動物はワオキツネザルです。
寒さに弱い「サル舎」の動物は、冬期は屋内で飼育していましたが、夏期開園からは外の放飼場で生活が始まり、あたたかい春の陽気で元気いっぱいです。
人間と同じく、ワオキツネザルも桜の木に興味津々。旭山動物園の少し遅いの春の風景です。
WEBカレンダーのダウンロードはこちら
お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。
カレンダー1906_1280x1024(画像形式(JPG) 658キロバイト)
カレンダー1906_1366x768(画像形式(JPG) 550キロバイト)
カレンダー1906_1920x1080(画像形式(JPG) 968キロバイト)
カレンダー1906_1920x1200(画像形式(JPG) 1,056キロバイト)
カレンダー1906_2560x1440(画像形式(JPG) 1,577キロバイト)
カレンダー1906_iphone(画像形式(JPG) 563キロバイト)
過去の壁紙カレンダー
過去のカレンダー |
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2019年5月分(ホッキョクグマ) |
2019年4月分(ゴマフアザラシ) |
2019年3月分(ライオン) |
2019年2月分(シンリンオオカミ) |
2018年4月分(チンパンジー) |
2018年3月分(キングペンギン) |
2018年2月分(ホッキョクギツネ) |
2018年1月分(シンリンオオカミ) |
2019年5月21日 | しいくのぶろぐ
エゾシカ農園を開始しました!
エゾシカ農園を開始しました!
今年も「エゾシカの森」の中に電気柵で囲ったエゾシカ農園を立ち上げました!
このエゾシカ農園は北海道の現状を知ってもらう目的があります。
北海道ではいま、エゾシカが増えすぎ、さまざまな問題が起こっています。
その一つが農業被害です。
柵やネット、電気柵などで畑を守らなければエゾシカに作物が食べられてしまいます。
この問題は農家さんだけの問題ではなく、消費者である私たちの生活にも関係のある問題です。
飼育下のエゾシカと畑の作物が無事収穫できるか。
絶滅したエゾオオカミ、増えすぎたエゾシカ。
北海道の自然と人との関わりについて少し足を止めて感じていただけると幸いです。
エゾシカと農園
エゾシカ担当:鈴木悠太
2019年5月15日 | 園長(ゲンちゃん)日記
ゲンちゃん日記・平成31年5月「3月生まれのゴマフアザラシの子」
ゲンちゃん日記・平成31年5月「3月生まれのゴマフアザラシの子」
(写真:ぽちゃ丸(右)とその子)
さてこの手紙が届く頃には桜の季節も終わっているのでしょう。今はまだ4月の上旬、近年になく根雪がなくなりません。久しぶりにペンギンの散歩も冬期閉園まで続きました。4月は新年度新たな門出の月ですね。動物園でも「人事異動」がありました。思えばたくさんの職員を送り出してきました。また退職でたくさんの方の背に頭を下げてきました。そしてたくさんの動物たちも新天地に送り出してきました。振り返る余裕がなくあっという間に年を重ねてきましたが、さすがにこの時期だけは様々なことを思い出します。皆さんはどんな春を迎えているのでしょうか?
今年の雪解けは嬉しいことがありました。ゴマフアザラシの仔が2頭続けて生まれ、しかも2頭とも親が哺育をしています。実は複数の親が同時に哺育したのは旭山では初めてのことです。一昨年も同じ親がそれぞれ出産したのですが、一頭は親が育児をしなかったため(育児放棄)人工保育となっていました。
親が産んだ仔を我が仔と認識することは実は当たり前のことではありません。子育ては母親にとってとても重い負担やリスクや覚悟を背負うことでもあります。
母性に基づく親子の絆を結べるタイムリミットはアザラシの場合出産後約1~2時間以内なのかと思います。陣痛、出産、仔と向き合い匂いを嗅ぎ鳴き声を聞く、仔が動き乳首を探る…。一連の行動が滞りなく行われて親子の絆が結ばれます。例えば出産中にカラスに取り囲まれる、仔が生まれてすぐに親から離れる方向に移動してしまう、あるいは水中に落ちてしまう、仔が鳴かない…、一連の行動がどこかで中断したまま約1~2時間以上経過してしまうと母性のスイッチがオフになり産んだ仔を我が仔と認識せずに育児放棄となってしまいます。
アザラシに限らず妊娠すると出産、これは生理機能ですが、出産する環境がそもそも母性のスイッチが入らない環境の場合も育児放棄は起きます。飼育下の場合この環境作りが一番大切なことになります。中途半端なヒトの介入も母性のスイッチを切ってしまうことにつながりかねません。
現在一頭の仔の成長が極端に遅いため補助的に特製ミルク入りホッケを強制給餌しています。母親はちゃんと育児を継続しています。
真っ白な体毛の期間は3週間程度、夏期開園を迎える日には、子育て期間は終わっていて、仔は自立しています。小さな「ゴマちゃん」になっています。仔の名前も決まっていることでしょう。
旭山動物園 園長 坂東 元
ととりの春
4月24日に、室内で飼育していた鳥たちを外の放飼場へ出しました。
泳いだり、歩いたり、羽をばしゃばしゃさせたり、木の陰で休んだり。
思い思いに自然の中で行動する姿を間近で見て、改めて鳥って美しいな、きれいだなと感じました。
半年ぶりの外…思い思いの水鳥たち
近くの川や田んぼで見られるカモや白鳥たちを、こんなにじっくりと見られることはないので、時間を忘れて見入ってしまいます。
お客さんが歩く道をてくてく歩く姿や、柵の近くで休んでいるマガモも。
5月下旬から6月にかけては、ヒナも見られる予定です。
旭山動物園くらぶの会員さんが作ってくださった巣箱にも、すでにマガモが入っているのを確認できました。
これからどんどん暖かくなって、ゆっくり鳥たちを見るのに良い時期になりますので、ぜひご来園ください。
飼育員の表情もすがすがしい
お客さんが歩く道をてくてく
ととりの村担当:原田佳
2019年5月6日 | 図書館ぶろぐ
5月11日(土曜日)午前11時00分から、令和になって最初の「絵本の読み聞かせ」があります。
5月11日(土曜日)の11:00から
動物図書館で絵本の読み聞かせがあります
4月27日に夏期開園がスタートすると同時に暦上では10連休が始まり、
5月1日には元号が「令和」に変わりました。みなさんどのように過ごされましたか?
旭川では、5月1日にエゾヤマザクラの開花発表がありました。
園内でもエゾヤマザクラが咲き始めましたよ。
動物資料展示館前のエゾヤマザクラ(5月5日午前撮影)
さて、動物図書館から絵本の読み聞かせのお知らせです。
令和に入って一番最初の絵本の読み聞かせは5月11日(土曜日)の11:00からです。
5月11日の読み聞かせで読む本2冊
今回の読む絵本は、いろんな生き物の「タマゴ」が出てくる「たまごのはなし」と、
カバくんのいろんなところが気になる水鳥とカバくんの様子が楽しい、
元旭山動物園の飼育員で現在は絵本作家のあべ弘士さんが描いた
「おーい かばくん」の2冊の絵本を読みます。
また、絵本の読み聞かせのあとには、飼育スタッフによる「絵本に出てきた動物の解説」があります。
飼育スタッフならではの、詳しく、興味がわく解説を聞くことができますよ。
どんな動物の解説になるかは、当日までのお楽しみ!
2019(令和元)年・夏期の絵本の読み聞かせ日程表もできあがりました。
日程表のpdfはこちらからダウンロードできます。
※動物図書館では、絵本の読み聞かせのスタンプカードを用意しています。
絵本の読み聞かせに参加していただくとスタンプを押すことができ、
5個で努力賞、夏期・冬期すべて(10回)参加していただいた方には皆勤賞として、
プレゼントをお渡ししています。
投稿者 動物図書館 北川裕美子