旭山にゅーす・ぶろぐ

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2018年4月のすべての記事

2018年5月の壁紙カレンダーができました

1804カレンダー

 今月のWEBカレンダーの動物はカバです。

 今月の動物はカバです。

 カバは陸上動物では、ゾウの次に重く、一日のほとんどを水の中で過ごします。水に潜ることも得意で、体を沈めて水底を歩いたり、肺に空気を入れて浮かんだりと水中で自由自在に行動できます。また、水の中で交尾や出産・授乳を行うなど、カバの生活には水が必要不可欠です。

 

 旭山動物園ではオスの百吉(ももきち)とメスの旭子(あさこ)の2頭のカバを飼育しています。旭子が繁殖適齢期を迎えたこともあり、この春から同居展示を始めています。同居展示は担当の飼育員が様子を見ながら行っていますので、別々に展示されている場合もありますが、2頭の行く末を温かく見守っていただければと思います。

 WEBカレンダーのダウンロードはこちら

お使いのパソコンのモニターのサイズ(ピクセル)を選んでクリックしてください。

【800×600】  
【1024×768】  
【1280×800】

【1280×1024】 
【1366×768】
【1680×1050】

過去の壁紙カレンダー

 

過去のカレンダーはこちらからご覧ください
2018年4月分(チンパンジー)
2018年3月分(キングペンギン)
2018年2月分(ホッキョクギツネ)
2018年1月分(シンリンオオカミ)
2017年12月分(アムールヒョウ)
2017年11月分(シマフクロウ)
2017年10月分(カピバラ)
2017年9月分(ニホンザル)
2017年8月分(ニホンザル)
2017年7月分(トナカイ)
2017年6月分(オランウータン)
2017年5月分(アザラシ・ダチョウ)
2017年4月分(ホッキョクグマ)
2017年3月分(タンチョウ)
2017年2月分(シロフクロウ)
2017年1月分(ニワトリ(ポーリッシュ))
2016年12月分(エゾタヌキ)
2016年11月分(レッサーパンダ)
2016年10月分(シンリンオオカミ)
2016年9月分(ヨーロッパフラミンゴ)
2016年8月分(シロテテナガザル)
2016年7月分(アムールトラ・ユキヒョウ)
2016年6月分(アビシニアコロブス)
2016年5月分(シマフクロウ)
2016年4月分(レッサーパンダ)

 

 

シマフクロウ ヒナはすくすく成長中

 皆さんこんにちは!
 とうとう夏開園が始まりました。北海道も春本番、桜もやっと咲き始め、ミカンの国出身の私はやっと春が来たとそわそわしています。
 さて、閉園中にホームページでお知らせしていましたとおり、シマフクロウの雛が誕生しました!4/9、4/13に1羽ずつ合計2羽です。動物園での繁殖成功は釧路市動物園に続いて2園目となります。
 お母さんのモコさんは抱卵に引き続いてヒナたちに給餌で大忙し。お父さんのロロさんは、巣にいるヒナとモコさんの分のご飯をせっせと運び、巣の近くで不審者(飼育員の私)が近づかないように見張っています。
 

ロロさん

ロロさん不審者監視中


 ヒナたちはそんな両親のおかげで今のところすくすく成長しているようです(カメラ越しで、モコさんが休憩のために外に出るときだけ見られるので推定です)大きさはまだ先に生まれた方のヒナが大きく見えるため、4日の差は大きいのだなと驚いています。
 休園中は人が職員くらいだったので、開園したら両親の警戒度が上がるかもと思っていましたが、お父さんのロロさんは初日の朝から皆さんを気にせず子供達のためにお魚を池からとって、運んでいます。子供のためなら父は強しですね。
 モコさんロロさんにとっても初めての子育て、飼育員の私も初めてのシマフクロウの親子のお世話です。巣立ち、親離れと子供達にはまだまだ試練は続きますが、とりあえず無事に育つよう皆さんも応援してください。
初めてのあくびを目撃

<写真2>初めてのあくびを目撃


 ヒナを実際見ることはまだできませんが、モニターで巣内を中継していますので、春の散歩がてら動物園にきていただき、滅多に見られないシマフクロウの子育てを一緒に観察しましょう!
 

(副園長・フクロウ担当:池谷 優子)

動物図書館からのお知らせ・春

 夏期開園(4月28日~11月3日)がスタートしました。今期も多くの皆様にご来園いただき、昨年生まれたアムールヒョウの未来(みらい・メス)と永遠(とわ・オス)の成長した姿や、リニューアルオープンしたととりの村で水鳥たちが羽ばたく姿などを楽しんでいただけると嬉しいです。  

旭山動物園に、図書館があることはご存じですか?

「動物図書館」は、東門の階段(もしくはスロープ)を下って、右手の坂をちょっと下った、「こども牧場」の手前にありますので、遊びに来てください。

 

ここでは、動物に関する本を閲覧できるだけではなく、「おりがみえほん」(好きな動物を折り紙で折りスタッフ手作りの台紙に貼る)をどなたでも自由に作ったりすることができますよ。新しいバージョンを随時更新していますのでお楽しみに!

 

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「カバの百吉」の折り紙絵本

また、毎月1回、第2土曜日午前11時00分から(30分間程度)は「絵本の読み聞かせ」を行っています。どなたでも自由に参加できます。

秋までのスケジュールが決まりましたので、お知らせしますね。

 

 

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  「絵本の読み聞かせ」日程表(夏期)                 

「絵本の読み聞かせ」日程表(夏期)のダウンロードはこちら

 

読み聞かせの後には飼育スタッフからの動物解説もあります。飼育スタッフならではの「おもしろ情報」がゲットできるかもしれませんよ。

参加された方には、スタンプカードをお渡しします。年間5回参加された方は努力賞、すべて参加された方には皆勤賞として、ささやかではありますがプレゼントをご用意しています。

 

他にも、「動物園だより(現在249号)」「どうぶつえんみにだより(現在82号)」の発行を通して、旭山動物園の動物たちの魅力やイベント情報などをお伝えしています。

 

このように、動物図書館では、旭山動物園が皆様にとってより楽しいところとなるような活動に取り組んでいますので、お気軽に、遊びに来て下さい。図書館スタッフ一同、心よりお待ちしております。

 

申し遅れましたが、私は、4月より動物図書館で働くことになりました稲村と申します。今期から、動物図書館は毎日ご利用いただけます。皆様にお会いできることを楽しみにしていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

(投稿者:稲 村 昌 弘)

新しい動物たちが仲間入りしました

 明日から夏期開園が始まりますが、その前に先週新しく仲間入りした動物たちを紹介いたします。
 4月18日に、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターから、保護個体で野生復帰が不能と判断されたシロフクロウ♀1羽、ハヤブサ3羽(♂2羽と♀1羽)、コミミズク2羽(♂1羽と♀1羽)が来園してきました。
それぞれの動物は展示施設が違いますので、こちらも紹介いたします。

シロフクロウ

シロフクロウ:シロフクロウ舎で展示

 

ハヤブサ
ハヤブサ:ゆっくりロードで展示
 

コミミズク
コミミズク:北海道産動物舎(元キンメフクロウを飼育していた場所)
 

 また、今年から「どっちかな?」看板という新しい企画が始まります。お子さんが動物を見て楽しくなる、興味を持つきっかけになるようなクイズ形式の看板です。探してみてくださいね。

どっちかな看板
この看板が目印だよ


それでは、夏期開園が始まりますが、51年目のスタートとなる旭山動物園へぜひお越しください。
職員一同お待ちしております。


ゲンちゃん日記・平成30年4月「新たな見どころいっぱいでスタート」 

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 (写真:ととりの村)

 もう新年度に向けての夏期開園準備期間です。この原稿を書いている時点では、例年にない積雪量です。なかなか減っていきません、いやむしろ増えたりしてます。春を迎える準備として雪割りをして道路や歩道をきれいにして、地面はきれいな緑が芽吹いて、さぁ春だ!ですよね。開き直るわけではありませんが、今年は残雪を楽しめるのかもしれません。

 開園50周年の年度が終わりました。自分たち的には結構充実した一年だったのですが、皆さんにはどう写ったのでしょうか?ともあれ51年目の年度が始まります。

 まずはととりの村のリニューアルオープンから始まります。なぜリニューアルかというと、ととりの村の池の漏水がひどくなったことと、基本的に雨水と、旭山の沢水がととりの池の水源なのですが、その水の供給が不安定になったことが原因です。池を少し浅くして面積を小さくしました。ただ池を作り直しただけでは旭山らしくないので、池の中をのぞき見できる潜望鏡を設置しました。水鳥たちが水中でどのように水かきのついた足を使っているのか?どのようにして餌をついばんでいるのかを覗いてみてくださいね。

 次に冬期間中にボルネオオランウータン放飼場の改築を行いました。ここ2シーズンくらい夏期開園期間中放飼場の脇の芝生にボルネオカワガメがいたのを覚えていますか?

 サルの仲間は皆爬虫類を苦手とします。もちろんオランウータンもです。自然の中では多種多様な生きものが暮らしています。それは仲良くではなく無視することでもなく認め合うことが基本です。そんな共存を目指していよいよオランウータンとカワガメの共存飼育を目指します。オランウータンの放飼場の中にカワガメの池を増築しました。2シーズンの間オランウータンたちはカワガメを観察していたはずで、好きになることはないはずですが認める下地はできたのではないかと考えています。順調に共存できるか慎重に取り組んでいきます。

 そうそう、3月にはチンパンジーのチロの出産がありました。ぜひ会いに来てください。51年面も命の営みは続きます。

 夏期開園の準備作業が順調に進みますように。スタッフのプチリニューアルも楽しみにしていてくださいね。

   旭山動物園 園長 坂東 元

アフター5は

 閉園中の旭山動物園。日中は共同作業ということで基本筋肉が悲鳴を上げる力仕事が多いのですが、アフター5は静かに顕微鏡を覗く時間です。何を見ているのかというと、動物のウンチを見ているのです。何のため?それは健康診断のためです。ウンチを顕微鏡でみることで、ウンチの状態が正常なのか=腸内環境は正常なのかを見ることができます。また、中に寄生虫や寄生虫の卵がないかを調べます。え!?寄生虫!?と感じた方も多いかと思いますが、動物のお腹の中に寄生虫がいるのは異常では無く、むしろ当たり前のことなのです。動物たちと寄生虫たちは何千年、何万年という長い時間をかけて、お互いに害のない関係を作り上げてきたからです。でも、まれに特定の寄生虫が増えすぎて、動物の体に悪影響を与えることがあります。ですので、旭山動物園では検査をして、特に何も異常が無くても駆虫薬(いわゆる虫下し)を投与します。このように動物たちの健康状態をチェックすることも閉園期間中の大事なお仕事なのです。

 しかし、夕方に顕微鏡を覗いていると、日中の疲れも相まってウトウトと眠りの世界に引きずり込まれそうになります・・・。は、いかんいかん。集中せねば・・・

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これがアフター5の相棒です

 

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のぞくと何が見えるかな?

 

(ぺんぎん館・獣医師:佐藤伸高)

 しいくのぶろぐ「さようなら旭山動物園号」

 

 3月30日に旭川駅で旭山動物園号の内覧会が行われました。翌日の新聞報道によると1,100人が見学に訪れたようです。この写真は旭山動物園号の最後尾車輌です。ホッキョクグマの大きなイラストが目を惹きます。

写真1

 

この車輌は「極寒の銀世界号」という名前がつけられています。

写真2

 

座席には動物のカバーが掛けられており、

写真3

 

テーブルの裏には車輌のテーマに沿った動物の解説が書かれています。

写真4

 

トイレの表示も各車輌ごとに異なっています。

写真5

 

 次の車輌は「鳥たちの大空号」です。

写真6

 

各車輌には記念撮影スポットが設けられていて、この車輌はフラミンゴでした。

写真7

 

 次の車輌は「北海道の大地号」、各車輌の床には動物あしあとクイズが描かれています。

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写真9

 

 これが旭山動物園の先頭車両です。ホームに並んでいて、この絵が近づいてきたらわくわくしますよね。

写真10

 

JR北海道によると旭山動物園号は2007年から運行し、のべ32万7千人の方が搭乗しました。会場には引退を惜しむ声もたくさん聞かれましたし、改めて旭山動物園号の勇姿に多くの方が感動していました。引退は寂しいですが、11年間お疲れ様でした。

 

(ぺんぎん館・獣医師:佐藤伸高)

ブタの展示を始めます

ブタ
来園したブタ2頭

 第2こども牧場では、夏期開園からブタの展示を始めます。
 4月12日に来園した2月8日うまれのメス2頭で、来園時の体重は約30kgです。ランドレース(オス)と大ヨークシャー(メス)の子どもで、みなさんが食べているブタです。
 来園後、順調に環境に慣れ、17日から元ポニーがいた外の放飼場の環境に慣らしています。

 昨年度20周年を迎えたこども牧場ですが、今年度は新たなスタートとして「食育」を一つのテーマとし、命をつたえていきます。
 ぜひ、新たなこども牧場に足を運んでください。

シマフクロウの2羽目が孵化しました

シマフクロウのヒナ
シマフクロウのヒナ

 4月13日にシマフクロウの2卵目が孵化しました。今回孵化したのは3月8日に産卵を確認した卵です。
 4月9日に孵化した1羽目のヒナは、親からエサをもらい食べている姿も確認ができ、順調に成長しています。

 今後も動画などを随時更新していきますので、楽しみにお待ちください。

 

 2羽のヒナの様子はこちらから

 https://www.youtube.com/watch?v=iNABxLqxq5k

ライオンの「レイラ」の訃報

レイラ
死亡したライオンの「レイラ」

 ライオンの「レイラ」(メス、22歳)が4月10日に死亡しました。

 昨年の11月にペア相手のオスの「ライラ」が死亡した後は1頭での飼育となり、もうじゅう館で暮らしていましたが、高齢のため冬期間は外の展示場に出たがらない日も増えていました。

 3月中旬より食欲の低下が見られ、餌を残す量が増えてきたので3月24日に麻酔下で検査を行いました。検査の結果、慢性的な炎症を疑う所見を認めました(白血球の増加)。

 翌日より抗生物質の投薬を始めましたが、食欲は回復せず投薬のみ少量の餌に混ぜて与えることが出来る状態でした。

 その後、投薬の餌も食べなくなり、部屋の移動をいやがるなど活力の低下が目立ってきました。そのまま経過を観察すれば徐々に寝たきりになり衰弱していくことが考えられましたが、体力のあるうちに状態を把握をすることと少しでも体調を回復させることを目的として、4月10日に再度麻酔を行ったところ、麻酔覚醒時に呼吸が停止し、蘇生措置を行いましたが死亡しました。

 解剖の結果、肝臓の変性の他、脾臓の腫大、肺のうっ血・水腫など心機能の低下を疑う所見を認めました。食欲低下の原因は加齢による肝機能の低下であると考えられ、麻酔による循環器(心臓)負担増加が原因の心不全と診断しました。

 

※「レイラ」の死亡により旭山動物園で飼育しているライオンはいなくなりました。今後は他の動物園とも相談しながら新たなライオンの導入を検討していく予定です。

シマフクロウが1羽孵化しました

シマフクロウ
「ロロ♂(左)」と「モコ♀(右)」

 旭山動物園では2年前からシマフクロウのペア(ロロ♂、モコ♀)を飼育しています。

 繁殖期は早春です。今年は2月18日にカメラの前で完全な交尾が確認され、ヒナの誕生が期待されていました。

 3月に入り、3月6日に1卵目、3月8日に2卵目の産卵が確認され、メスの抱卵(卵をあたためること)が始まりました。シマフクロウの抱卵期間は35日前後ですので、有精卵であれば4月10日前後の孵化が予想されたため、今月に入り観察を続けていたところ4月9日の昼頃に1羽の孵化が確認されました。旭山動物園では初めてのこととなります。

 今後は、2卵目の孵化がうまくいくことを期待しつつ、生まれたヒナが無事成長するため初めての子育てを行うシマフクロウ達をサポートしていきます。

 これまで旭山動物園ではアムールトラ・ユキヒョウ・アムールヒョウの繁殖の時も行っていた取り組みで、命の営みを来園者の方々と共有していくため、子育ての様子などをライブ映像で伝えてきました。今回のシマフクロウも同じ取り組みであり、抱卵中もライブ映像を流しておりました。今回の孵化は閉園中ということもあり、このような報告となりましたが、4月28日の夏期開園までは、随時近況を報告していく予定です。

 

【飼育スタッフ紹介 その(1) 畑野 和輝くん】


 2017年5月からぺんぎん館のスタッフとして働いている、畑野 和輝くん。
 大西が一問一答形式で畑野くんにインタビューしてみました!

畑野1

Q1.出身地はどこ?
A.兵庫県 姫路市 です。


Q2.担当動物は?
A.ぺんぎん館です。それとほっきょくぐま館内にある水槽の魚(オオカミウオなど)も担当しています。


Q3.旭山動物園で働くきっかけは?
A.将来は正職員の飼育係を目指しています。旭山で臨時職員として働きながら、全国の動物園の採用試験を探して、受験しようと思います。


Q4.飼育係として働いてみて、大変なことは?
A.動物の専門学校を卒業しているので、自分の知識がもう少し通用すると思ってました(苦笑)。ペンギンを実際に担当してみないとわからないことも多く、日々勉強です。


Q5.逆に楽しいことは?
A.観察してるうちに「あ、この個体そろそろ換羽が始まりそうだな」とか、ペンギンの変化を少しずつわかるようになってきました。そういう時が楽しいです。


Q6.好きな動物は?
A.リスザルです。私が学生時代担当していた動物で、色々なことを学ばせてもらったからです。


Q7.北海道で約一年生活してみた感想は?
A.夏はすごしやすかったのですが、冬の雪道での運転や除雪が大変でした。


Q8.好きな有名人は?
A.有村架純さんです。かわいいので・・・


Q9.どんな飼育係になりたいですか?
A.難しい質問ですね~(笑)。来園者にガイドしたり、質問に答えたりするのは割と好きです。来園者と積極的に対話できる飼育係になりたいです。


Q10.最後にみなさんへ一言
A.私は動物のことはまだまだ知らないことが多いですが、動物園を楽しんでいただけたり、動物に興味を持っていただけるような話ができたらと思いますので、ぼくを見かけた際は気軽に声をかけていただけると嬉しいです。

畑野2

 畑野くん、ありがとうございました!
 いつも笑顔で温和な関西人・畑野くん。ペンギン館を訪れた際は探してみてください。
 飼育スタッフ紹介いかがでしたか?
 好評でしたら第2回も企画したいと思います!

(ぺんぎん館担当 畑野 和輝)
(インタビュー:もうじゅう館担当 大西 敏文)

【リヒト】


 ユキヒョウのリヒトは大森山動物園へ無事到着しました。
 リヒトのこれまでの生い立ちを、写真で振り返ってみましょう。

リヒト1
 2016年5月5日。はじめまして!リヒトです。


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 2016年6月15日。展示訓練中。リヒトを「出待ち」する来園者もいました。


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 2016年6月16日。体長測定。まるで無抵抗。


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 2016年7月30日。ちょっとユキヒョウらしくなってきた。


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 2016年9月3日。保定できる限界に近い大きさに。
 


7
 2016年11月26日。ジーマとの体格差が少なくなってきた。


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 2017年11月23日。上の写真から一年後。精悍な表情に。



 YouTubeの旭山動物園公式ページでも、リヒトの動画をいくつか公開しています。
 そちらのURLも、あらためてご紹介しておきましょう。

誕生の瞬間 https://youtu.be/VDwOXgn7ZGs
 ジーマがぐるぐる回り、遠心力でポーンと誕生!

22日齢 https://youtu.be/a07tXo829dw
 子を目視で確認。サッと確認したらすぐジーマを戻していました。

46日齢 https://youtu.be/3yuHnck8l5o
 まるまる太ってカブトガニのようなフォルムに。

6月 展示訓練中 https://youtu.be/aTAMbgtnB5s
 落ちるんかい!まだ2カ月齢だもんね。

6月16日の保定 https://youtu.be/Qdpi1_8VJc8 

 動画の日付、正確には6月16日です。

9月19日の保定 https://youtu.be/RY0Y8SmUgBE
 生後5か月。かなり大きいですが、この段階でもほとんど無抵抗でした。


 リヒトは「ユキヒョウの子がいかに急成長するか」を、ジーマは「ユキヒョウがいかに愛情深く子育てするか」を、私たちに教えてくれました。
 人智未踏の中央アジアに生息する美しき肉食獣の生態に、少しだけ触れられたような気がします。
 

 そんなリヒトももうすぐ2才。表情にはわずかに幼さが残っていますが、すでに体重は両親より重くなっています。

 人間の世界もちょうど新年度。4月から新生活をスタートする方もおられるでしょう。
 リヒトもまさに新生活のスタートです!

 リヒト!今までありがとう!
 そして翔け!“光”輝く未来へ!!
(もうじゅう館担当:大西 敏文)